「死んだ魚は水をはねない。これで仕事に行かなくてすむ。」
「だ…旦那そいつはまさか」
「ああ、出すんだよ。辞表を」
(前田慶次 「退職人の決意の巻」)
~第6匹 決意の所長室の巻~
「所長、僕はどうしたらいいんでしょうか?」
「・・・・うむ」
「・・・・・」
「俺個人としては・・・辞めて欲しくない、な。」
「・・・はぁ。」
「・・・だが、やっぱ家族が一番大事だもんな」
「・・・・!!」
「俺がおまえの立場だったらやはり辞めると思う。親父さんが
そんな状態と知ってて、俺はおまえを会社に引き止める事は
できないよ」
「・・・・所長・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・
・・・と、言う事があったわけさ。」
魚君は100人が100人、こう答えるであろうとわかった上で所長に今後どうすべきかという相談をしていたようだ。そうして結果、言質を取った。この発言により彼の退職はあろう事か肯定すらされてしまったのである。
当初からの目標であった「後腐れなく退職したい」、これを達成するための重要な鍵をついに手にいれたのだ!!
「あまりにも狙い通り事が進んでるんで顔がニヤけないように
するのに必死だったよ。」
「おまえ・・・ 心は・・痛まないのか?」
「あんなブラック会社、痛まないね」
「確かにひどい会社だったかもしれないけど、聞く限りじゃ
上司はいい人じゃないか?その人を騙す事に心は痛ま
ないのかと聞いてるんだ」
「・・・それは全てを知ってるおまえから見た意見だろ?」
「・・・?」
「いいか?向こうからしたら親父が事故ったという事だけが
真実なんだ。嘘はバレなきゃ真実なんだ。付き通せば真実
なんだ!」
「・・・・なるほどね」
こうして、数日後
「さっき辞表を提出してきたぞっ!!」
電話口の向こう側、揚々とした声で魚君は俺に報告をしてきた。
当初からその日を予定していたのかどうかはわからないがその日はちょうど閏日。あの馬鹿げた計画を初めて耳にしてからたったの17日後の出来事であった。
しかしまぁ、こうしてみればあの穴だらけのように見えた計画も、何だかんだで全てが魚君の思惑通りに進んでいるではないか・・・
コメント
お、恐ろしい…。
話が話だけに、詮索やツッコミがされにくいもんなぁ。
してやったりというか、なんというか…。
でもさ、遺恨残して辞めるのと何が違うのかね?
一芝居打つ必要性が、よくわかんないんだけども。
それはそうと、仕事がんばんなよ〜!
どんな仕事でも、働いて稼ぐ事が、あるべき姿だと俺は思うよ。
どうしようもねーなおまえら
ライト君が持ってるのちょっと違うww
働く話を聞くと勇気もらえますー。
手に職を付けることをお勧めするが・・・^^;
不労所得がある程度できたらセミリタイアが小生の目標(´・ω・`)
totoBIGで6億当てて坊主辞めるんが拙僧の目標(A`)
魚氏はやっぱりネタ元だったのか(´・ω・`)ショボーン
さぁ、雀荘経営だ!1
やまさん
ありがとうございます^^がんばります。
魚の件ですが、奴はあくまで「止むを得ず」辞めるという形にしたいチキンなんです。魚だけど^^
zeroさん
だが、それがいい!
kjkouさん
あ、ホントだwwデスノコラからパクってきたからなwwwよく気付いたね(;^ω^)
( ゚∀゚) v―~さん
期間工はあくまで繋ぎです。やりたい職種は一応アルマゲドン!
不労所得かぁ・・いいなぁ。マンション経営でもして悠々自適に過ごしたいなぁ
僧侶さん
totoって何か他のクジに比べて当たるイメージ強いっすよね(・∀・)
しかし六億もいらんなぁ。四億ぐらい使って福祉施設「うみの家」とか建てようかな・・
kenjiさん
ん、ネタ元とは?
雀荘はマジでやりたいっすね^^。知り合いの店長は開店資金800ぐらいでできたらしいし・・・ 期間工二人で3年待たずに貯まりそうだお。やったら来てくださいね(はぁと
え・・・だって月が持ってるのが・・・
ネタノートw
もちろんいくぉ(はぁと
今度プロ麻雀試験受けようかと思うぉ(嘘
ああ・・それは画像パクってきたから俺も気付いてなかったっす。この話しは、つかこのブログに書く事は基本100%真実ですお( ^ω^)
麻雀プロは魚君と期間工中に受けてみようかと真面目に検討中w