(年齢的に)あまり大きな声では言えないが、最近少年ジャンプを立ち読みしてて噴き出してしまった漫画があった。
僕が噴き出した回の画像(さすがに後日漫画喫茶で撮ってきました)だけど、これだけじゃわからんよな。
『佐門君はサモナー』というタイトルの漫画である。
…いや、何も言わんでくれ。僕も初めはタイトルからしてコッテコテやなと思い読み飛ばしてたんだけど、いつだか20時間耐久麻雀をやってた際に、四人でサンマ(三人麻雀)という形式を取っていたため抜け番の際に暇で暇で、いつもは読み飛ばすこれもパラパラ読んでたら軽快なノリのギャグで思ってたのと違い、以後読むようになったのだが…これが中々どうして面白い。
この歳でジャンプの作品にキャッキャウフフするのもどうかと思うんだけど…いや、みんな言わないだけで結構読んでるんだろう?僕は未だにジャンプ・マガジン・ヤンジャン・ヤンマガ・スピリッツ・ゴラク・近代麻雀辺りは欠かさず読んでいるぜ。と言っても以前から続く漫画を惰性で読んでる面も多く、さすがに新連載まではついていけないので読み飛ばす漫画の数は昔に比べたら格段に増えたけど…そんなわけで、新連載などはこういう事でもないと中々レギュラーに加えられない。
これらの週刊誌は二週間にいっぺんぐらい漫画喫茶に篭って六時間パックで読んでいるんだけど、もはや「趣味」と言っても差し支えない恒例行事になりつつある。単行本なんかは週末にレンタルコミックで借りてきて読んでたりするが、一体いつまで読むのだろうな。
どっこい魚君なんかは未だにジャンプマガジンを欠かさず毎週買ってるってんだから頭が下がる。こと漫画選びのセンスに関しては負ける気がしないけど、漫画に対する姿勢はあの魚には勝てない。
さて、そんな自称漫画センスバリバリの僕が最近読んだ本…
“死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々” 阿部共実
この人の漫画って、多分「空が灰色だから」が有名だと思う…というか、僕も最近まで読んだ事がなくて、ネット上でたまに貼られるのを何度か見ていた程度。
ただ、その貼られる内容が何と言うか… すごい。まとめスレも何個かあるので興味を持った方はまずはそこから見てほしい。胸がモヤモヤするというか、欝になるというか、アスペの人の頭の中ってこんな感じなのかなっていう常人には理解しがたい内容が多く、そのくせ人の心の内側を抉るような深いテーマが毎回あってものすごく読後感が「良くない」w
けど、それだけ考えさせられる内容って事でもある。誰もが思春期に一度は頭に浮かべた事のあるような些細な疑問を真面目に考え葛藤する人達の物語。理論的に中二病を解説しようとしている漫画、という風に思える。
今回の「死にたくなるしょうもない日々が~ 」はもう少し明るい話が多いんだけど、気になって後日「空が灰色だから」を借りてきて読んだら何とも言えない気持ちになった。狙ってこれを書いているのか、天然でこれを書いているのか…後者なら心配だがさすがにそんな事はないだろうw
こういうのを書ける人って本当に貴重だと思うから今後も応援したい。
あ、ちょっと前に「ちーちゃんはちょっと足りない」って単行本が出ててこちらも読んだのだけど、こっちはさらにライトな感じで…けどちゃんと深いテーマがある。先にこっちを見るといいかも。一般に受け入れられるラインで良い内容であった。
これらの作品をまだ見た事のない人は是非一度読んで見て欲しいが、ただ…他人がこれを薦めているのを見たら「けっ、漫画通気取りめ」と思ってしまいそうな感じもある諸刃の剣w
なんて言うか、「こんな難解な漫画が好きっていう自分わかってるぜー感」満載?みたいな。
いや、実際に面白いと思うんだけど、これを面白いと思うのは危険だなって感情…という説明が既に漫画通気取りってか。ほらな、何を言ってもドツボにはまるぜ。危険な漫画だ。
コメント
うみさん結構センスいいですよね
喧嘩稼業とかうみさんの紹介で知りましたし・・・
今じゃ毎回欠かさず読んでますよ(^_^)
っといっても今週も休載でしたけどね!!!
少年誌は未だに
心はいつまでも少年だから!!と読んでますが
昔のような月曜日だ!!読まなければ!!といった義務感を感じなくなった辺りおっさんなのでしょうか
わかりますね~。なんかおすすめの漫画ある?って聞かれてすすめたいけど通ぶってるな?と思われそうで言えないみたいな漫画ありますw
といっても僕は映画も漫画も単純で熱いみたいな物が好きなのであまり困った事なかったw
漫画は大好きだったのですが、何年か前からか、読み終わった後に「で?」と思うことが多くなり、ほとんど読まなくなりました。
何事にも意味を求める脳になってしまったようです。自分のことなのに何だか寂しいなぁ。
愛読書はゼクシィ!!
ヤバイ感性の持ち主気取って、そういう奴の集まりでも私が一番!かと思ったらガチがいてビビる話が好きだなあ
あの体に目玉いっぱいくっつけるやつ
どんなにやばくても年頃の女の子だから友達欲しかったんだなと思うと胸が痛かった記憶
!?が連動する話は電車で噴き出してしまいました(30歳 男)
あの回は左門くんの中でも屈指の神回だったと思います
昔は毎日何かしらの漫画雑誌買って読んでたんですが、今買ってるのは少年マガジン・サンデー・近代麻雀の三誌だけになっちゃいました。
そんな僕のおススメは
「初恋ゾンビ」「だがしかし」「赤鬼哭いた」の三本ですw
20代前半では週刊誌ほぼ全て買ってました。
ジャンプサンデーマガジン系少年とヤング(チャンピオン除く)モーニングイブニングゴラクキンマ
今では四冊に減りました。やっぱカレー沢薫先生は最高やで!!
お勧めする時は、必ず私見(私は)こう思います。っと主観を入れれば相手も感想言いやすいですよ
>>うそつきパラドクスさん
自称センスいいですw
でもロボット残党兵とか未だに誰一人賛同者が現れないしなぁ…パラドクスさん、もしよかったら見てくださいよ('A`)あんま見かけないレア漫画だけど。。
喧嘩商売は救済がデフォなので富樫先生のように暖かく見守りましょう。連載の意思があるだけあっちに比べりゃマシですw
>>ドニートさん
あー、確かに昔は義務感みたいのは確かにあったような。って二週にいっぺん強迫観念のように漫画喫茶に行く僕は今もあるじゃんw
心は少年とは思ってませんが、ジャンプもターゲットの年齢層が確実に上がってるから何とかなるんでしょうね。
>>ヨシホイさん
そういう意味じゃグレンガランとかはドストライクなんですねw 熱い系はたま~に見ると面白いのはわかるけど、逆に今の時代そういう方が珍しいっていう。。
>>のっぽさん
「で?」っていうは危険っすね。映画や小説読んでも「これで何を得られる?」とか思うと末期じゃないかと常々感じてます。以前そういう風に思った時期もあったんですが、逆にそこから何を得られるか考えるのも一興かなと思ったら景色が変わりました。
僕がいう事でもないけど、人生って意味の無い事だらけですよ。
こないだ分厚い吉川三国志を12巻読破したんですが、あれこそ何も得られない典型だよなぁw強いていえば語彙や表現方法が少し増えたぐらいかw面白かったから満足してるしそれでいいんだけど^^;
意味は作るものだって曹操が言ってました。
>>Gさん
その話はちょうどLINK貼ってあるまとめサイトに載ってますね。なんかこういう井の中の蛙めいた皮肉っぽい話が多いですよね。僕は許されてたのは私の方だったんだ!みたいな話が好きです。
>>ぱんさん
あの後読み飛ばしてた一巻部分借りてきて読んだんですが、確かにあのビックリマーク回は神回でしたねw いいとこで当たったらしい。他も面白いしテッシーかわいいし良い作品ですな (三十代 家事手伝い 男性
>>椰子さん
おお、サンデー買ってるとかすごいなぁwなぜか僕昔からサンデーチャンピオン系列には全く手を出した事がないんですよ。住みわけ違う感じがしてw
初恋ゾンビは見た事ないっす。探して見ます。だがしかしは最近よく聞きますね、読んでみましたが…まぁ、うん。赤鬼はちょっと相容れないっすw完全に方向性間違ってるでしょあれ^^;角刈りすずめ戻ってきてくれ~
>>kenjiさん
そんだけ買ってるとゴミの量が半端ないね。うちも魚と同居してた際に、毎週増えてくマガジンジャンプで城が出来てましたからね…
カレー沢先生って知らんな…ググってもわからんなwさすがkenji大先生や。あんたこそ漫画通だよ!
オススメする時はなぁ…そう言えれば理想だけど、現実とりあえず読んでみ?ぐらいしか言わんなw 感想は特に求めて無いしなぁ…面白いかどうかだけ聞くけどこの方法間違ってるんだろうなぁw
ジャンプもマガジンもパチ屋に置いてあるようになって買わなくなって数年。
地域のパチ屋の漫画コーナーが充実しすぎてて普段なら読まないような漫画も読んで新鮮な感じがします。少女マンガも余裕です。
サンデーチャンピオン系読んでないってことは、うしおととらとか刃牙とか見てないってことですよね。意外です。
たまにパチ屋=マンガ喫茶みたいに呼ばれてるとこありますもんねw神奈川に住んでた頃は開店ダッシュで休憩コーナーに直行する輩がいる店もありましたw
うしおととらは読んでません。一巻だけ見たっけかな~、名作とはよく聞きますね!何分長いもんでついつい後回しになっちゃって^^; バキはパチ屋併設の食堂で全巻制覇してますwバキ道はまだ見てないけど見なくてもいいでしょw