5/3　　当たり前を思い知る時

ＧＷは毎年妻の親族で集まってのＢＢＱが恒例なのだが、さすがにまだ二号を外に出すわけにもいかず今年は中止になった。というかＢＢＱどころかどこにも行けやしない。暦どおり七日間の休日だけど、日頃仕事で夜しか見れない二号の世話をここぞとばかりしてやりましょうか。

　（と言ってもやれる事はそんなないんだが(´・ω・｀)）

まだ生後二週間。寝るか食べるか泣くか、そのどれか。僕が介入出来るのはオムツ変えと沐浴ぐらいのもので、後は安眠を見守る事しかできないのだ。むしろ触りすぎるなと言われてるぐらいｗ

ちなみにうちは現在妻の母乳一本で行っているのだが、どうもあまり市販のミルクには頼りたくないらしい。そのため平均三時間置きに妻が二号に催促されるよう、早朝深夜構わず授乳をしているのだが…　見ていて本当に大変だと思う。思うが同時に母の偉大さ、そして若干の羨みもある。

というのも、何とか妻を寝かせてやりたくて僕や一号で二号をあやしているのだが、オムツ変えやらでグズっているだけならともかく、いざお腹が空いたという場合何もする事が出来ない。

一応「擬似ボ」ならぬ「擬似オ＝擬似おっぱい」風に、二の腕などやわらない箇所を吸わせてみるも、やがてあれ？おかしいぞと気付いた時の泣き方がさらに酷くなるばかりで逆効果…ｗ

粉ミルクを与えていいなら話は別だが、それが出来ない以上腹を空かせた二号のギャン泣きを止める手立ては我々にはないのだ!!

やがて手に負えないと判断する頃、申し訳無さそうに妻を起こすのである。

もっともそれは妻の希望というか方針の結果なのだが、いずれにせよ気後れににた感情はあるわけで…そうして満を持して現れた救世主へ、飛びつくように母乳を貪る二号を見ていると思わずにはいられない。

　（ああ、どれだけ頑張っても母乳が出るというただ一点で父親は母親に勝てないのだな…）

悔しいとか悲しいとか以前にそれが絶対的な事実であり、女性がいかに子育てに特化しているかという事を思い知らされる。ちくしょう！なにか俺に出来る事はないのか！？

　（男の仕事は…狩猟だろ！！）

さりとてクルペッコ一頭ごときじゃ一家の腹は膨れないわけで…