相変わらず仕事に忙殺されてる最中、気付けばデブにゃんが掴まり立ちを習得しようとしていた。お座りもハイハイもまだ出来無いと言うのに、それらをすっ飛ばして掴まり立ちしようとする意気や良し!
ちょっと前まで寝返りに苦戦していたとは思えぬ成長速度に些か驚かされながらも、同時に自分に足りない向上心を突かれている思いもあった。
(そろそろ本格的に動くか…)
この子が大きくなる前にやろうと思っている事がいくつかある。それは僕のライフワークでもあるタプ公プロジェクトの一環でもあり、そのさらなる発展を見越した計画のひとつなのだが…
まず、絵本を作ろうと思う。もちろんタプ公のだ。そしてシリーズ化して怪傑ゾロリに次ぐ児童向け図書に…というのは最終的な野望なのだがw、絵本作りは子供が出来たと聞いた時からやろうと考えていた事。
先日たまたま「マツコの知らない世界」という番組で絵本の特集をしていた。そこで最近の絵本のトレンドなどを垣間見る事が出来たわけだが、例えば鬼のサラリーマンという、タイトルまんまの地獄のブラック企業務めのリーマン鬼の哀愁を描いた絵本なんてのがあった。
「オニガワラ、おまえ きょうは、なんの かかりや?」
「ちのいけじごくの みはりやねん」
「えぇなあ。らくちんやんか。」
関西弁というのが言葉を丸く包むポイントらしい。そしてマツコDXも思わず「やけにリアルね」なんて言う内容。おでん屋台で愚痴言ってたらコンニャクをサービスしてもらったとかそういう感じで、これが絵本として成り立つのかと驚かされた。
さらに、もっと驚かされたのは「ごぶごぶ ごぼごぼ」というタイトルの絵本で、中身はひたすら「ごぼ」とか「ぽんっ」とか擬音が並ぶ。謎めいた擬音の先に、最後にネタばらしのオチがあるのかと思ったらまるでそんな事はなく、終始この擬音と抽象画のみで構成されているのだ。
「これ読むと子供がみんなピタッと聞き入ります」
「うそでしょー?」
番組内で紹介されてた話によると、この擬音はどうやら子供がお母さんのお腹の中にいたときに聞こえていた音を再現しているものらしく、幼児はそれを覚えているのでついつい聞き入ってしまうのだとか。
(「たぷっ」って入れても違和感ないよな)
こうしてみると、絵本って何でもアリなんだなと思わされる。僕が当初思い描いていたのは「よいタプ、わるいタプ」というタイトルで、良い子にはよいタプ公が、悪い子には悪いタプ公がやってくるぞ~という教訓めいたよくあるヤツだったのですが(苦笑、、
(絵本ってもっと自由に作っていいんだな~)
折りしもタイミング悪く(?)も知ってしまった絵本の自由すぎる世界、その自由の裏側にある無限の袋小路に迷い込んでしまったらしく、それからというもの逆に自由な発想が奪われる始末に陥ってしまっている。
…パクリみたいのしか浮かばないw
なんというか、斬新な発想の絵本ばかりを見たせいで、自分も何か斬新な作品を作れればワンチャンあるんじゃないか?みたいに思ってしまっているのかも。絵本の世界ってそんな甘いわけもないのだけど、なぜか自分でも何とかなりそうだと誰もが一度は考える世界だと思うw
「アンタのそれ、小説書くって言って完結できない人と言ってる事毎回一緒だよ」
「言い得て妙だねwwww」
まあボチボチやってみましょうか。絵本が読めるようになるここ一年以内ぐらいで作りたいところだ。
気付けば正月気分も抜けぬままあっという間に一月も終わる。娘二号の成長と共に時間の過ぎる速さをひしひしと感じる今日この頃だが、今年も良いタプ活が出来ればいいなぁ。
コメント
うちはついに歩きましたよ!3歩だけw
絵本は本当に何がおもろいのかわからないですわ。
なんかダルマの三部作とかw
しかし子供にとっては違うのか、夜になると絵本を読めと泣きながら訴えてきます
>>ドニートさん
おお!と思うと同時に、歩くと今まで以上に目を離せなくなるから大変だろうなぁなんて思ってしまうw
一号を見てて思うのが、絵本だのお風呂だのなんでも求めてくれる内が華だったなーとw残念ながら記憶はどんどん上書きされてしまうので、いつしかこの貴重な体験も遠い思い出になってしまいます、、、、特に女の子はすぐに父親の相手してくれなくなりますからねwお互い疲れていても貴重な貴重なかわいい今を楽しみましょうw