11/3　　若さの暴発

どうでもいいとまでは言わないが、さすがに第一報のソレと比べると驚きは少ない。娘一号にまた彼氏が出来たそうだ、今度は同じ学校の男子で一安心。

･･･と言いたいところだが、内実はドロドロの三角･･･いや、四角関係らしいｗもっというと若干の略奪愛feat.メンヘラ元カノ♪という豪華すぎる布陣。

と、さすがにこれでは何が何だか理解できないと思うので説明しよう！

まず彼ピッピだが、学年一位の秀才、高身長、加えて性格が非常に良いらしく滅茶苦茶モテるらしい。

娘一号の友達Kちゃんはそんな彼ピッピに片思いをして早七年･･･つまり小学校に入った頃から好きだったのかな？あろう事か娘一号はそんなKちゃんと彼ピッピとの恋を応援するスタンスを取っていたという（；＾ω＾）LINEを教えてあげたり班を同じになるように仕組んだり･･･

しかし当時、彼ピッピはスクールカースト上位の人気者女子と付き合っていてゾッコンラブだったらしく、彼女の浮気が原因で別れてもなお、「忘れられない」と何度もアタックをしていたそうで･･･その一途な姿勢もまたさらに女子の好感度を上げる事に一役買ったそうなｗ

娘はここぞとばかりにKちゃんを押し込もうと画策するも、恋愛相談（）に乗ってる内に今度は彼ピッピが娘一号に惚れてしまったらしく、なんと告白され付き合うことに･･･

いや、Kちゃんの事があるんだから付き合うなよ･･･

だってだって･･･

ここで娘が何を考えてKちゃんより彼ピッピを取ったのかは定かではないが、まあ恋愛って理屈じゃない部分もあるし何より彼らはまだ若い。報告を受けたKちゃんは「待ち続けるのが私の宿命」とか言ったとか言わなかったとか、一応は納得してくれたらしいが･･･黙っていないメンヘラが一人いた。

そう、元カノさんである。

　（え？そもそもその子の浮気で別れたんじゃないの？）
　（何度も復縁を迫られても相手にしなかったんじゃないの？？）

その意見は尤もである。

しかし同時に元カノの「自分の男を獲られた感覚」もわからんでもない。キープと言うとまた違うのかもしれないが、自分を好きだと言ってくれる相手はさぞ気持ちのよい存在だったに違いない。浮気したのだって復縁を断ったのだって「彼ピッピの愛を確かめるため」とか本気で言い出しかねない恋愛脳の典型のようなお花畑思考の持ち主は、昭和でも令和でもいつの時代にも一定数存在するらしく･･･

恐ろしい事に今度は元カノが彼ピッピに猛アタックをし始めたらしい（；＾ω＾）通常なら非難轟々の行動も、そこはスクールカーストの為せる業。ましてや僕の頃もそうだったが、なぜか元カレ元カノの復縁は周囲が応援する傾向にあるようで･･･娘一号がイジメのターゲットにされないか僕は大変心配である。

そんな面倒くさそうな物件とっとと処分しろよ･･･

 

 

嫌だ、だって好っきゃねん！

あ、あかん。既に手遅れや･･･

しかし受験前の大事な時期にここまで女子たちを狂わせる彼ピッピとは果たしてどれだけ魅力的な男なのかと、写真を見せてもらったら･･･うーん。藤井颯太棋士に若干似ているが、、、つまり垢抜けないボーイという印象。

　「たーくんといい（幻の元カレｗ）、おまえってそういう系が好きなの？」
　「イケメンって何か嫌いなんだよね」
　「だから最近俺に冷たいの？」
　「ウザッ( ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ」

結局、ウジウジして行動に移せず人知れず玉砕してしまったKちゃんも、応援すると言っておきながら流されて泥棒猫のようになってしまった娘も、自分の所有物が取られたと発狂する勘違いメンヘラちゃんも、急に方向転換をして周囲を巻き込みまくった彼ピッピも、みんなどこかしら非があって、そしてどこにも非は無いようにも思える。

青春、その二文字である。被害者など誰も･･･

と今書いてて気付いてしまったのだが、幻の元カレたーくん･･･あの子と娘って、ブログに書いてある通りだとすればまだ別れてないような･･･＾＾；

　「短い付き合いだったが縁があればまた会えるさ」
　「は？別れないし」
　「あらあら」

そうして二人で話し合った結果、とりあえず娘の受験が終わるまでは会わないことにしたそうだ。おおよそ一年という所だろうか。

　「受験終わったら千葉まで行ってもいい？」
　「さすがにそこまで続いてたら文句は言わないよ。がんばれ」

結局収まるところに収まってくれたようで、今後どうなるかは神のみぞ知るといったところだが人事は尽くした感があり、望外の着地点のようにすら思える。

後は我々保護者達の出来る事と言えば、文字通り若さが暴発しないよう見守る事、そして･･･　　

　　　　　　　　　　　　＊2019.4/11の記事より抜粋

　（おいおいおいおいおい････）

俺は今、猛烈にたーくんを応援したくなっているぞｗ