4/13　　思い立ったらキチ…

コロナでパチ屋にもいけずサウナにも行けず漫喫にも行けず雀荘にも行けず…と、余談だが都内の某業界最大手の雀荘は4月11日から5月6日まで完全に店を閉める事にしたようだ。以前摘発された某店での先輩が働いていたので聞いてみたところ、4月分の…今のところ決まっていたシフト分の給料は全額保証してくれるらしい。

　「さすが業界最大手っすね！」
　「その間自宅待機なんだけど暇で仕方ないわ」
　「・・・」

話していたLINEのグループには別の雀荘に務めている人もいるのだが、そちらは個人店なのでどうするかまだ決めかねているようだ。多分だけど、結構な雀荘が要請を突っぱねて営業するのだろう。言っちゃ悪いが客層的にも自粛要請を気にするような人は少ない業界だｗ

事実僕の行ってた静岡の雀荘も、県内でコロナが出始めてきた中で常連組は相変わらずキャバや風俗の話題で持ちきりだった。僕はそれから行くのを辞めたが遅すぎるぐらいだったろう…幸い、二週間以上経って今のところ症状は出ていないが、次に行くときにはもう店が潰れてそうな気がしてならない（；＾ω＾）

雀荘に限らず居酒屋にしても、個人店で十分な休業補償なく店を閉めろというのは座して死を待てというような究極の選択に近い。

　（前門のコロナ、後門の破産って感じか）

ぶっちゃけコロナは感染してもそこからの勝負という感じがするが、店が潰れて破産ってのはもっと直接的で現実的な終わりに見える。もちろんコロナになって自分がダメになる可能性も、風評被害で結局破産という可能性もあるのだけれど、自分が経営者の立場だったらどうなんだろう…苦渋の決断の末営業したからと言って無暗に責める気にはなれない。

　（開ける店もそうだが、行く客の問題でもあるし…）

…というわけで、整体もちょっと怖いとなるともう僕の行く場所がほとんどない。せいぜい工具などを見て周るしかなくなってしまうのだが、それだってホームセンターも自粛対象に入ってたぐらいなのであまりよろしくないのだろう。

　（ネット以外やる事がねえ…）

デブにゃんとひたすら散歩するも、それすら雨だと地獄だぜ。
　

　───ここから本編───

　（しゃあねえ、仕事すっか(´・ω・｀)）

苦渋の決断ｗまあ仕事と言っても新居の工事なので実際プライベートのようなもので、その中でもさらに私的な書斎の周辺を考えるのだから実際ただのプライベートなのだろうｗ

前回日記でふっきれたように締めくくったものの、相変わらずモニターアームの台座の位置が決められずに困っていた。

　（ああ、ここに下地を入れて壁付け出来ればなぁ…）

どう考えても最終的にそこに気が行ってしまうのだ。

いっそ本当にクロス屋さんに追加料金を払って一度壁をブチ抜いてやっちまうか？と考えてた時に

なんという盲点！文字通り角度を変えて見たら気が付いてしまった。

　（これはっ！！）

そうだ。考えてみたら僕の書斎はクロス貼りが終えられてるが…裏の部屋、ランドリースペース（兼妻の部屋）は漆喰を塗る予定なのでまだ手付かずだったはず…

ここだ。ちょうど僕の造作デスクが入っている壁の裏。

図で表すとこんな感じ。

ここは柱を挟んでボードを両側に打っているだけなので、中は空洞になっている。裏からボードを開けば書斎のデスク側に下地を入れることは可能だろう。

これなら大工さんに頼む必要はない。自分でやれる。休日の間にバレずにやっちまえる…！！

今回、自分の家という事で初期からずーっと工事に関わっているのだけれど、おかげで随分と構造体について学ぶことが出来た。是非はともかく「出来る範囲」というものがそれなりにわかってきて、これはちまちまと他の工事を手掛けていてもここまで理解するには至らなかったんだろうと思える貴重な体験だった。

少し前ならこんな事、思いもしなかったろう。

　（おらおら、外科手術の時間じゃーい！！！）

ボードをブチ抜いて下地補強工事の始まりです。是非はともかく、こういう事が可能だと知れたのはとても大きいし、実際この瞬間大いに役立ったわけで。

　（こんだけ補強すりゃ大丈夫ら）

縫合したらパテを塗って削り…あとは漆喰を塗っちまえば傷口は完全に目立たないはず。安心してください、オペは成功しました！

　　　　　　↓
 

こうして壁掛け用の下地を入れる事に成功し、モニターアーム問題は解決⁉

先に買ったデスクマウントタイプのモニターアームは返品した。未使用とは言え開封済みなのでアマゾンの規約に則って半額返し？になるかもしれないが、これから先何十年も悶々とするぐらいなら、この程度の損など安いものだ。初めからしっかり計画しろって話なんだけど、実物を見てのインスピレーションだったからそれはしゃーない。

それよりもこれで晴れて理想のデスク周りに近づいたという満足感の方が大きい。

　（迷ったら動け、だな）

…なんて事は単純じゃないけれど、今回ばかりは迷って動ける余地があった幸運に感謝。いや、諦めない心が生んだロスタイムの奇跡…かな。

つまるところ最後の最後まで諦めない、それがハンターだ！