1/21　　無関心ゾーン終了

先日、我が市同区内のどこかのスナックでコロナクラスターが発生したそうだが…

県による発表があった翌日、早くも近所で良からぬ噂が出回る事となった。

というのも、近くにあるカラオケスナックが発表があった翌日より急に店を閉め張り紙を出したのだ。そこには「コロナ対策のため休業します」と、一応それらしい事が書かれていたが…そもそもそれまでは一向にコロナの事など気にせずガンガン営業をしていた店である。箱の大きさから見るに感染した人数との辻褄も合っているし、何よりも「今更コロナ対策？」と不自然に感じるのも尤もだけど…

ちなみに妻は母親からその噂を聞いたらしく、妻の母は近所の高齢者介護施設に出入りしていてそこで聞いたそうな。以前よりコロナを意に介せず大勢の人間が出入りするカラオケスナックに近所の人間が苦々しい思いを抱いていたというのは想像に難くはないが、そういう理由も噂の一因になったのかなぁ～なんて思ったり。

ちなみに件のスナックはしれっと三日後に営業を再開しやがりましてｗ、状況を鑑みるに恐らくは出入りしていた人間の中で陽性反応が出て、濃厚接触者として店の関係者が全員検査を受けていたのではないのかなぁ～？と言ったところ。

結局すぐに営業再開した以上店内クラスターは発生してなかったという事になるが、その後の行動も含め今回のこれは風評被害のような日頃の行いの結果のような…住民意識が浮き彫りになった面白い騒動であったｗ

ただ、真偽の程が定かでない段階で既にご近所ではこのような魔女裁判が始まっているのだと、それは怖いぐらいに実感できた。コロナの恐ろしいところは後遺症よりもこの「炙り出し」にこそあるんだよなぁ…　

謎のイギリス産変異種がなぜか静岡で発見されたというニュースもあるし、いよいよ対岸の火事が間近に迫ってきた感がある。

なんて言ってたら、ついに友人にコロナ陽性者が出たようだ。

市内の飲食店に勤務している彼はやはり味覚と嗅覚が無くなったそうで（今は回復しつつあるそうだが）、症状は軽く近場の隔離施設が満室のため自宅待機だそうだ。ちなみに一人暮らしだが飯はどうするのだろうと聞いてみると、

　「当分店も休みだから使わない食材を同僚が持ってきてくれたよ」
　「そうなんだ」

なるほどなぁ。必要なら友人の家に差し入れを持ってってあげようと思ったが、妻にそれを言うと勘弁してくれと言われてしまった。さすがにドアを開けて渡そうなんて思っちゃいないが、玄関の前に品を置くというのさえ避けるべき行為なんだろうか？

それはともかくとして、今回のように同僚や友人に頼れない場合は市の人間等がそこらへん世話をしてくれるのだろうか？家族がいて濃厚接触者として全員隔離される場合もどうするのだとか色々疑問はあるが、考えてみるとそこらへんの情報というのがまるで無い。

そろそろ無関心じゃいられなくなってきたし、会社・親族間での決め事ぐらいは明確にしておくべきなのかなぁ…