他の会社がどうやってボーナス額を算出しているのかは知らないが、基本的には基本給をベースに評価値や貢献度などを絡めて決めていくのだろう…だろう?
しかしこの「評価値」や「貢献度」というのが曲者で、例えば営業職なら売上額がそのまま評価に繋がるのだろうが、じゃあ経理は?保守業務担当者はどうなるの?と言った具合に職種ごとの算定基準を問われると…返答に窮してしまう。
ならばいっそ役職や勤続年数で固定してしまえばと思わないでもないが、残念なことに働きっぷりにあまりにも差がありすぎて固定にするのは癪なのである。

そもそも部署ガチャみたいな面もあるしなぁ
ウチの場合もチームで動く「定期業務班」と他店からの依頼で施工を請け負う「遊撃隊」、それから他社へ協力会社として出向し業務をこなす「出稼ぎ部隊」と言った具合に業務内容が結構違い、それぞれをどう評価すべきか…公平性を考えると難しい部分があり…
というのも、遊撃隊と出稼ぎ部隊は頑張った分だけ明確に売り上げに反映されるのでわかりやすいが、定期業務班はこちらの努力で売り上げが上がるというものでもない。特に昨今部材代の高騰の影響が大きく、しかし元請けが決めた部材代でやらなければならないので利益が大幅に削られている。部材代の見直しを訴えたところで反映されるまでに2ヶ月3ヶ月とかかり、その間にさらに部材代が上がり…のいたちごっこがここ最近の流れである。かと思えば遊撃隊も暇な時はとことん暇で、出稼ぎ部隊も親会社の業績次第で仕事量の増減があったりと波が激しい。
それでも今年はアホみたいに忙しかったのもあり全体としての業績は大分良かったので、冬は割とたくさんボーナスを出せるようだ。

さて

どうしましょう
で、前述のとおり明確な判断基準というものがないため、ここから先はフィーリングである。マジで、冗談抜きに僕と妻の感覚でボーナス額を決めていく。
社長?義弟である社長は会社の経営に一切口を出さないというか、我関せずの出稼ぎ部隊の親玉なのである。なので彼が名義と借金だけ背負って事実上の経営者は妻と僕である。妻が原案を作り、僕が添削をしていく…

とりあえず今年の予算こんくらいだから

おお、今年去年よりかなり多いね
こんなんでいいのだろうかと思いながら、数年前からこうやってボーナス額を決めている。他社…大きな会社ならともかく、僕らと同規模の中小企業なんてのはどうやってボーナス額を決めているのだろうか。
わからないまま、今季も感覚の赴くままに。

◯◯さんやる気ねえから五万減らしていいわ

ガッツリいくね

だって頼んだことすらやってくれないもん。代わりに▲▲さんはすごい良くやってくれてるし、今後も会社に必要な存在だからその分上乗せしてこちらの誠意を見せとこう
しかしまあ、感覚の赴くままと言っても…割と客観的に考えている自負はある。結局のところ、なんだかんだ評価と貢献度で決めているのだから案外他社と変わらないのかも、なんて思ったり思わなかったり。
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