娘2号が早くも父とのタミヤイベントへの参加を渋りだし…と言う程でもないが、友達との予定を優先して父は見捨てられてしまったようだ(´;ω;`)

おかげで嬉々としてバズーカを担ぐオッサンと二人、秋の風物詩TAMIYAフェアへと出掛ける羽目になったのだ…トホホ。

ちなみに春の風物詩である静岡ホビーショウは日記に書いているのだが、その後の夏の風物詩になりつつある清水ホビーショウに関しては今年は書いていない。
なぜか?それは開催前日にちょうど妻がコロナに罹ってしまったため、参加を自粛したのだ。

別に濃厚接触者だろうと外出自粛は無いんだから行けば?

い~や、この文化を愛するものとしてそんなテロまがいの事は出来ねえ!!
体調が悪かろうが普通にパチ屋には行くが、タミヤ関係のイベントには行けない。行かないではなく行けない。これが敬意というものである(笑
さて、皆さんご存知の方もいるかと思うが、このTAMIYAの会長である田宮俊作氏が今年の夏に亡くなっている。
世界的模型メーカー「タミヤ」の田宮俊作・代表取締役会長(90)が死去(静岡市) (yahooニュースより引用)
そしてその翌月、後を追うように弟の督夫氏も亡くなっている。有名な星のマークでお馴染みの現在のタミヤロゴをデザインした方である。
今回本イベントにて追悼メッセージコーナーや生前の足跡を辿る特設コーナーが設置されていたのだが、、


へ~、こんなロゴあったんだ
ブースには会長の書いた「タミヤ模型の仕事」という著書の引用が所々に貼られていて、それが事の他刺さってしまった。

やはり興味のある分野だからか、下手な小説よりも読み入ってしまい…中でもこの一文が胸を熱くさせる。
「商売になるから始めたところと、模型が好きでやっているところの違いをみせてやる」

どこぞの来店演者どもに聞かせてやりたい言葉・・・!!
黎明期のタミヤ模型(まだ田宮商事だったころ)にて、苦しい台所事情、悪戦苦闘の日々の中でそれでもこだわりは捨てずに模型を愛した男の人生は素晴らしかった。
すぐさま会場にいた社員さんにこの本はどこで売っているのだと聞き、僕もキヨハラ君も即買いでした。さあみんなも買おう。パチスロ必勝ガイドとか買ってる場合じゃないよ。素晴らしい本だよこれは。
好きこそものの上手なれではないけれど、やはり仕事をする以上、同じ時間を費やすのであればこうしたこだわりを持って向き合いたいものである。
自分に置き換えてみると…どうなのかな?

別に電気工事は嫌いじゃないが、好きかと言われると…う~ん?
思えば惰性の極みで今現在この場所にいる僕には到底真似できない人生だ。だからこそあの言葉が刺さったんだろうがw
せめて、こだわりぐらいは強くあろう。
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