久々に早めに仕事が終わったのを見計らってお茶屋さんに行ってあれこれ買い込んできた。今や僕の安らげるひとときと言えば風呂に入ってるときかみんなが寝静まった後に一人飲むお茶の時間だけ。
余談だが、先週は自分の自由に動けた時間が「二時間」しかなかった。厳密に言えば夜中など出歩けば自由っちゃ自由なのだが、そうは問屋が卸さない。妻の承諾を得て、自由に外に出れたのが正真正銘の二時間しかなかったのだ。
(え?これ二号がそこそこ大きくなるまで何年も続くの(;^ω^)???)
そりゃ確かに子育ての責任はあるし、二号はかわいい。しかし週1のせめて半日くらいは羽根を伸ばしたって罰は当たるまい!!!?
これまで自由にやりすぎてきた弊害か、はたまた単に我慢が利かないだけなのか、仕事でも家庭でもどこでも自由に動けないストレスが溜まりすぎて爆発しそうだ。世の親達はみなこれに耐えてきたというのか?
お茶は、そんな僕の心を癒す重要なアイテムである。
いつからか、あれだけ狂ったように飲み続けていたホットレモンから足が遠のいたものの、こればっかりは辞められなかった。酒もジュースも辞められるけど、きっとお茶は一生涯離せない。
もともと母方の実家が山から工場まで全部持ってた大きなお茶屋さんだったんだけど、それを一代で築き上げた祖父の死後、ウン千万の借金が発覚して全て清算されてしまった。何気に母はお屋敷に住むお嬢さんで僕はその孫なのだ。なのでまあ、茶の英才教育は受けている。
この日、お茶と共に急須を購入した。
前から気になっていたというか、その今は亡きお屋敷で使っていたタイプの急須をたまさか発見してしまい衝動買いしたのだが…
種類としては「蓋なし急須」というもの。
名前の通り、急須に蓋がなく茶葉の開きや湯の色づきを見て取れるものである。さすがはお茶屋というか、当時祖父のお屋敷で使っていたこの蓋なし急須はすごく便利でやっぱり本家は違うなと思っていたものだ。味の違いなどはわからないが、他で全然見ない辺りこれはお茶屋ならではの物なんだろうと子供心に勝手に得心していたわけだが…
(ん?)
参考画像を貼ろうと検索してみたが、なんだろう、違和感。
(あれ~?ばあちゃんちにあったタイプの急須が出てこないなぁ)
お屋敷で使っていたのはもっと大きめで口が広く、茶漉しもそれに合わせて巨大なものを使っていて…と、勝手ながら検索すればすぐにHITする程度にはメジャーなものだとばかり思っていたがそうではないようだ。
というか、検索していて思ったのだが、もしかすると「蓋なし急須」という文化はまだ始まったばかりなのかもしれない。
例えば検索するとほぼこれしか出てこないのだが、「ちゃみーる」という商品。これはわりかし最近登場したもののようで、「これは便利!」などという謳い文句から見ても今までありそうでなかった品物という雰囲気。
(たしかにそれなら検索してもほぼHITしないのは合点がいくが…)
なんなんだろうか。当時祖父のお屋敷で使っていた急須はもしや、単に大き目の急須の蓋を取り外して使っていただけのものだったのだろうか?
そして僕が買った商品。
「蓋なし 急須」というワードでいくら探しても出てこないのがまず不思議であった。当時のお屋敷のような大きなサイズではないものの、使い勝手の良さそうな形状で洗練されていてシャレオツ陶器である。特に、茶漉しがついてないのがいいと思い購入したのだが…
と言うのも、過去に色々な種類の急須を使い続けてきて感じていたのだが、陶器と茶漉しの機構が一体型のタイプは非常に洗いづらいのでおすすめしない(下の画像でいうデベソとその横のささめ茶こし)。目の粗さによっては茶葉が湯飲みに流れてくる事もしばしばで、深蒸し系の細かい茶葉なんかには絶対に使えたものではない。
また、陶器の一部分にステンレス製の網茶漉しが内臓されているものもやはり使い勝手がよろしくない。粉茶などにも対応できるものの、茶葉を洗い流す作業が骨である。
なので結論から言えば、取り外し可能なステンレス製の茶漉しが一番使い勝手がいいと僕は確信している。つまり今回僕が買った「茶漉しと陶器が別物になっている」ものである。本来は茶葉によって使い分けるのが正しい使用法だというのはわかっていながらも、毎日飲むものという事で手入れのしやすさを重視しているわけだが…
ちなみにこれが僕がその日買った「急須」である。
うむ。大きさ、形、機構。どれをとっても理想的である。
あとはこの形状に沿ったステンレス製のかご茶漉しを乗せれば完璧だ!と、一人ご満悦だったのだが…
調べてみて知ったのだけど、これは「湯冷まし」というお茶用のお湯を冷ます一時避難器具のようで…wわざわざホームセンターへ出向いてちょうど合うサイズの茶漉しを買ってきたというのに、どうやら使い方が間違っていたらしい(;^ω^)
恥ずかしながら、年に363日はお茶を飲んでいるのにも関わらず「湯冷まし」というものの存在を初めて知ったw
ぶっちゃけ個人的にはしっくりきているので文句はないのだが、もはや何を言っても負け惜しみだな…
コメント
読んでて、そうじゃないかなと思った。
まぁ自分が使いやすけりゃなんでもいいんじゃないですか?
嫁が前から使ってる湯呑みに直接置く茶こしが洗い物も少なくなってとてもいい感じ
7/1日曜日やんけ!!これはモンハンいくしかないで!!1!
蓋がないとお茶っ葉が蒸されないような気がしますが、オシャレでいいですね。
お茶の英才教育からの急須じゃないクソワロタ
umiさんがお茶なら自分は納豆とは一生付き合っていくものと思っています。
時間は本当になくなりますよね
あっしも殆ど自由時間はありません
周りも大変そうだからと気を使って酒飲みの誘いも減って…
誘ってくれれば仕事の付き合いだから~とある程度行けるのに(´;ω;`)
話は変わりますが、お茶好きなうみさんとしては自販機など市販のお茶では何が一番美味しいと感じます?
確かに結婚して子供が産まれると
本当に時間がなくなりますよね。。
ただ男は仕事という大義名分のもと
外に出れるから
まだいい部分があるのかと。。。
やはり育児ノイローゼになる
母親が多々いる事から
二十四時間赤ちゃんと一緒に過ごすのは
幸せと苛立ちが紙一重ですよね。。。
平凡な毎日。当たり前の光景。
たしかに自分の時間は減りますが
離婚して子供と会えてない友人達から
言わせると
そんな日々が幸せだったとw
それよりギャングキングは
静岡の御曹司だったんですね???
どうりで端々で気品が。。。ないかw
←失礼しました。
赤ちゃん時期なんて一瞬だから
沢山可愛がってあげて(・ω・)ノ
久しぶりのグルメ編だったので、何作ったんだろう、進化カレーかしら?と思ったら
オ↑チャー↓やないですかー?
少し前に、愛知県の西尾市に向かい、一色町で、鰻食べたあと(ヤバイぐらい美味)、西尾市の有名なお茶屋がイベントやってまして、無料で高級な西尾市の抹茶を頂きました。
嫁曰く、西尾市の抹茶は
ダシが出てる!
だそうで、確かに今まで飲んだ抹茶とはかなり違いました。
が、しかし、美味しいとは思えなんだw
他県のお茶を買ってみるのも楽しいですよ。
>>kenjiさん
へー、よく知ってたね。一般家庭で湯冷ましとか使ってるところあるんだろうか(;^ω^)?
>>ヨシホイさん
ティーパックなんかと同じ要領ですか。それだと茶漉しというより味噌濾しみたいな取っ手が付いてる方がやりやすそうですね!風情より利便性を取るならアリですな!
7/1にモンハン取ろうと思ったら結構気合入れて並ばないとアカンでしょうね…
>>のっぽさん
茶葉から抽出するのが目的なので、蒸すって行為は実はそこまで必要じゃないのでは?と最近思い始めてます。自分も以前まで蓋をして寝かせて…とやってたんですが、思えば茶葉が完全に湯に浸かってる状況なので厳密に言えば蒸してないのでは!?
>>三重県人さん
納豆によほど思い入れがあると見受けました。自分納豆嫌いなんすよ!と言える空気ではなくなりましたなw
>>ドニートさん
寂しいかもしれませんが、気を使ってくれる周囲の環境が素晴らしいですね。自分はY君など子供が生まれた事そんな配慮ができませんで、今になって嫁さんに悪い事したなぁと反省しております>< こういうのは経験ですねぇ。
市販のお茶ですが、淹れたてのお茶が好きなので逆にペットボトルのは買わないんですよ>< なので種類もそんな知らないのですが、強いて挙げるなら「生茶」かなー(゚∀゚)
>>ひろたかしさん
おお、なんか凄いマトモだw仰るとおり、かわいい部分だけ抽出して見れば最高なんですが、なかなか寝付かなかったりグズったりでただただ天使というわけにもいきませんね>< 他人の赤ちゃんを見てるだけではわからなかった真実です。友人の言うようにいつかこれがいい思い出になるんでしょうねー、噛み締めたいけど寝不足ですw
気付けば体重も5kgを越えてたりと、毎日見てると逆に気付かないほど成長してるんだなーとふと感じさせられます。気品ある子に育て上げたいですねw
>>愛知のクマさん
え?愛知ってそういう発音なんですかw?最近グルメで注力してるのは目玉焼きですよ。屋台出してたロコモコ屋のオッサンにいい技聞いて試してるのですがなかなかうまく行きません><
抹茶は実は全然飲んだ事がないのですよ。英才教育()。他県のお茶は考えてみると全く意識した事なかったです。なんでだろ?静岡が唯一絶対聖地だと驕ってたのかもしれませんね(;^ω^)俺はまだこの坂を登り始めたばかりだからよ!