9/5  プロ

週末に行われた「第七期最高位戦Classic」決勝戦の観戦に行って参りました。

会場は神楽坂は「ばかんす」という雀荘。過去何回か(123)ブログでも書いてきた通り、もはや麻雀プロのタイトル戦決勝でおなじみの雀荘ですね。どうしていつもここなのか…昔、先輩に理由を聞いた気がしたけど忘れちゃったぜ。

今回は、知り合いのプロが決勝卓に残っていたため応援です。最高位戦所属の「佐藤崇プロ」。彼と僕との関係は、今は無きあのスケープゴートにされた某雀荘でアルバイトをしていた時分の上司と部下でありまして、そんなわけで今も良くして頂いていますが、その佐藤プロも年末に控えた結婚を機にプロ活動を自粛するとの事でして、それ故此度の決勝がプロとしての最期の大舞台になるかもしれない… 対局者それぞれが熱い思いを抱えて臨むのは当然ですが、その中に於いて誰よりも大きな想いを抱えているであろう背景を知っている僕は、応援にも力が入るというものです。

ちなみに、初めてプロのタイトル戦を一緒に見に行った記事で出てくる「上司」とは彼の事。あの時と同じ場所で、だけど今度は観られる側で。何だか感慨深いものがありますね。

この日の決勝卓面子は以下の四名。

・松ヶ瀬 隆弥 選手
・佐藤 崇   選手 
・須藤 泰久  選手 
・宇野 公介  選手

決勝は全十回戦を二日間に分けて行いますが、この日は二日目最終日。初日五回戦を終えた時点でのポイントは佐藤選手+35.8、松ヶ瀬選手+34.8、宇野選手▲33.6須藤選手▲37.0と、佐藤プロが僅差でトップです。

この最高位戦Classicというタイトルは、一発・裏・カンドラといった偶発的な要素を極力排除した、まさに競技麻雀の原点と呼べるカッチカチのルール。三万点持ちの三万点返しでウマも12-4しかつかないため、とにかくリー棒一本も無駄には出来ません。ノーテン罰符もありませんし、『素点』が何より重要になってきます。

また、そのため初日を終えてのこのアドバンテージはかなり大きなものとなります。

 (崇さん、がんば(`・ω・´)!)

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この日は従来どおりの立ち見バージョン。というより、最近麻雀界はニコニコ動画で決勝を配信するなど色々と新しい事を試しているようですが、以前触れたモニター導入という試みはあれ以来行われていない模様。DVDの売り上げが悪かったのかしら?

 「ロン!2000」
 「ツモ!3900オール」

 (おおう… なんかプロって感じだ)

このClassicルール、僕は非常に好きです。以前もやはりここで行われた協会のタイトル戦決勝を見て麻雀はやっぱりクソゲーだと揶揄しましたが、今回のルールはそのクソゲーと言われる原因を極力取り除いた本当の意味での「競技麻雀」。別にその他の大会を批判したいわけではありませんが、僕らが普段している麻雀とはまるで異質の、本当に深い部分での読みを意識させられるこのClassicルールは見ていて最高に面白いです。

特にリーチが掛け得の昨今のフリー雀荘とは真逆を行くこのClassicルール、「ノーテン罰符が入らない」=和了(あが)れなかったら千点損するだけ、「一発・裏ドラが無い」=千点を払ってツモ切りマシーンとなるリスクを負って一役つけるのみと、リーチのメリットが極端に削られている点が個人的には好みです。如何に今の時代、リーチという役が優遇されすぎているかがよくわかります。

また、流局しても手牌を公開する事がないため故意のノーテンリーチも認められています。実際に今回の大会ではやってる人もいませんでしたし、滅多にそういう場面はないようですが、ノーテンリーチも戦略の一つとして数えられるというのだから…もうね、楽しいね。

例えるならば、いつもの麻雀がド派手な打撃戦ならば、こちらは渋い玄人好みの投手戦といったところでしょうか?

さて、大会は淡々と…は進まず、またしても誰かの疫病神説が浮上する胃の痛くなるような展開…

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最終十回戦を前に、佐藤選手+24.5、松ヶ瀬選手+22.8、宇野選手▲13.1須藤選手▲34.2と、初日終了時点と着順こそ変わらないものの、ポイント差は縮まり、条件こそ多少あるもののほぼ着順勝負のような運びになってしまいました…

観戦者からすれば最後まで誰にでも可能性のある勝負と言うのは面白いものですが、しかし…

 (崇さん、がんばれ(><;))

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想い虚しく、優勝を逃した佐藤プロ。無念さがひしひしと伝わる最期のスピーチに僕は思わず目頭が熱くなったわけですが、基本他人事には無関心なはずの僕としてはこれは中々に珍しい出来事でした。なぜなのでしょう。想いの重さを知っていたからなのか、それとも牌と暮らし続けているうちに僕の思い出が他人の思い出じゃなくなっちまったって事なのか… それとも単に歳なのか。

 「さあ、うみも最高位戦に入って無念を晴らそう」
 「いや、それはちょっと…」

先輩の勧誘をやんわりと断りながら、相変わらず僕の見に行った決勝はみんな負けるなーと、なにか心に引っかかりを感じながら帰路に着くのでありました。疫病神でごめんよ。

優勝した松ヶ瀬隆弥プロ、おめでとうございました。

コメント

  1. ( ・ω・)y-~~~~ より:

    うお氏もそろそろ肩書きついて後輩持つ頃なんじゃないの?w
    オッキーさんもプロになってがっぽり稼ぐのが良いと思います!

  2. kenji より:

    僕はあんまり影響有りませんでしたがね

  3. 小島 より:

    最高位戦日本プロ麻雀協会所属
    雀ネーム:二階堂海
    好きな手役:無し
    好きな牌:無し
    好きな食べ物:無し
    嫌いな食べ物:無し
    座右の銘:無し
    好きな芸能人:高木美保

  4. 椰子 より:

    ノーテン罰符が入らないルールは面白いと思います。
    ノーマーク爆牌党の作中であったように、ノーテンリーチで相手に牽制する事もありになるわけだし(リスキーですけど)
    麻雀という競技は囲碁・将棋と比べても見劣りしない素晴らしいものだと思ってますけど、偶発性の高さ(一発裏ドラ赤ドラ)が強すぎるルールだと途端にクソゲーになってしまうのが残念ですね。

  5. umi より:

    >>( ・ω・)y-~~~~さん
    ビジュアルが良かったら稼げたかもしれませんが…カイジじゃ残念><
    >>kenjiさん
    二、三回会った程度じゃ大丈夫って魚君が
    >>小島先生
    高木美保、よほどツボだったのかしら^^;
    よく笑われるのだが何がおかしいのかわからない(キリッ
    >>椰子さん
    実際ノーテンリーチ打つような局面ってあるんですかねー?打ってみたいけど、よほどポイントに差がある時の押さえ込みぐらいしか思いつかないや。
    麻雀はでも、その偶発性のおかげで「俺すげー!」ってみんなハマるわけですし、そうじゃなかったら今僕もやってないかもしれないし… プロはもう少しルール変えた方がいいんでしょうね、本当は。

  6. kenji より:

    カイジオーバーソウルは強力だが
    前提条件があるのか…
    しかし魚くんには効いてない気がする

  7. umi より:

    魚君は僕がいなかったら既に億万長者です。