4/30　　＃タプ公　＃アゴ乗せ

娘一号と妻がタプ公タプ公言いながら僕を起こしてきて、ついにこいつら頭がおかしくなったか？と思いつつ起床。矢継ぎ早にこう浴びせてくるではないか。

　「タプ公がめざましテレビに出てるよ！」

一瞬で目が覚めた。逸る気持ちでテレビの前に向かい、道中取材の申し込みが入ってないかなど夢想する。昨今ＳＮＳなどで横行する定番のアレだ。

まあツイッターやってないんだけどね(´・ω・｀)

かじりつくようにテレビの前に立つと、驚愕の特集がそこにはあって…！？

　（ああ、タプ公ってそういう事ね（；＾ω＾））

なんと若者の間で今、「アゴ乗せ動画」というものが爆発的に流行っているらしい。元ＡＫＢの指原もさっそく乗っかっていて、寝取りの矢口もそうだったが機を見るに敏と言おうか、ここらへんの流行にすり寄っていく力は半端無いと思っているのでそれだけナウい行動という証だろう。

世は空前のアゴ乗せブームなのだ。

ちなみに検索してたら「アゴ乗せブーム」ならぬ、「アゴ乗せアーム」なる商品があってﾜﾛﾀｗ

しかし…なんだろうな。あご弄り暦20年越えの僕から言わせて貰うと、

　（まあ…　ファッションよな( ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ）

違うんだよ。こいつらのやってるのは「アゴを乗せてる私かわいい＞＜！！」でしかなくて、そもそもの目的が「堪能し蹂躙する」事ではない。つまり主役は乗せる側であって、触る側はただの形骸に過ぎないのだ。

タプ公はこう、もっと殺るか殺やれるか、その刹那でしか味わう事の出来ない絶対的支配と服従と屈辱と快感の狭間にある根源的欲求でのみ

　（ごちゃごちゃうるさいたぷ～）

この腐った絵を描いたのも何年前なんだかｗ　

ちなみに娘一号はもうやってくれなくなったが、この絵の行為はいわゆる一般に言われるタプ公（）の発展版で、「ジャンピングタプ公」と呼ばれるトリックだ。対象となる者の無垢なる服従心と術者への信頼が試される大技である。動画でやってるそれ（アゴ乗せ）はウチらの業界では「遠隔タプ公」と呼んでいて、反復横とびなどと併用するとエクササイズにもよろしい多分に応用の効く技なのだ。

　（他にもゴージャスタプ公やプレミアムタプ公など、娘と開発してきた技は数知れず！）

…と、このように今まで人目もはばからず姪っ子などにも散々やってきたこのアゴをタプタプする行為だが、これが流行れば親類に白い目で見られる事も減るだろう。時代がようやく俺に追いついて来たという事だ。ここは素直に喜んでおこうじゃないか。

ただこの道の先駆者として一言だけ言わせて欲しい。これは単なる“アゴ乗せ”で括っていい行為ではないぞ、と…