8/20　　体は牌でできている

「金なんかじゃない、俺は勝ちたいだけだ。」

さぁ、闘いが始まる・・
行こう、牌の世界へ。

渋谷　「ZOO」　

本日、ここで毎年恒例（？）の夏の麻雀大会が行われた。
参加費1000円、参加者は全部で48人・・らしい。
で、賞金は1位が3万円、2～4位が5千円って感じ。
まっ賞金は大した事ないけど全然構わない。
冒頭で述べたとおり欲しいのは金なんかじゃねぇからな！！

ざっとルールを説明するとこんな感じ。

・勝負は半荘３回の順位ポイント+トータル点数のボーナス点。
・半荘3回終了時のトータルポイント上位４名が決勝卓へ。
・半荘1回毎に抽選をして対戦相手は毎回変わる。

さて、大会麻雀ってのは通常の麻雀と少し異なります。
通常の麻雀は浮く事だけを考えればいいんですが
大会麻雀・・いわゆる総合ポイントを競うタイプの麻雀は

「いかに攻め続けるか」

ここに焦点が絞られると言っても過言ではありません。
結局、いくら浮こうがそれより浮いてる人がいれば負けですしね。
ようするに貪欲に上を目指す姿勢が顕著に求められるのです。
だから通常ダマの場面でのリーチも場合によっては必要となるし
そういった駆け引きも大会麻雀の醍醐味と言えますね！

それと、今回のような超短期決戦では運の要素が高すぎるわけで
その日一番脂の乗ってる人が勝つ可能性が高くなります。

そこで求められるのが『実力以上の何か』

強い人はここぞと言うときに強い故、強い人と呼ばれるのです。
大会麻雀で求められるのはそういう『何か』。
前置きが長くなったけど、勝つべく人は勝つわけだ。

はたして俺はどちらの人間なのだろう・・・
それを確かめるべく闘牌スタート！

～１回戦～

大会麻雀の心得を胸に刻み（上で語ったのは全部俺理論ｗｗ）
ひたすら攻める事にした、もちろんオリるときはオリるさ。

その戦術がツボにハマったのか・・

うみ　　「ふっ、他愛もない(‘A`)」

狙ったような6万点台のデカトップ、最高のスタートです。
次もトップ取ればほぼ決勝は磐石(ﾟ∀ﾟ) !!

・・・もしや俺は勝つべく人間なのだろうか？

～２回戦～

店員　　「キミならイケる、絶対決勝へ行ってくださいね」

どうやら店員同士で誰が決勝へ行くか賭けていたらしい（？）
その対象となったらしい私は店員の熱いエールを受けながら

上家さん　　「ロン、親倍です」

　　　　　　　　/＼＿＿_／ヽ　 　ヽ　　　　　
　　　　　　 ／　::::::::::::::::＼　つ
　　　　. |　　 　,,-‐‐　 　‐‐-､ .:::|　わ
　　　　　|　､_(o)_,:　 _(o)_,:::|ぁぁ
　　　　.　|　　　　　::<　　　 　 .::|あぁ
　　　　　　＼　　 /( [三] )ヽ ::／ああ
　　　　　　　／　｀ー‐–‐‐―´　＼ぁあ　

ってね、幸いにも当たったのは俺じゃない。
しかしながら親倍の横移動で対面さんが一瞬で飛んで終了。
気付けば何もしないで３着になっていた(‘A`) ｵﾜﾀﾖ･･･

～３回戦～

店員　　「次デカトップなら決勝です！マジｶﾞﾝｶﾞｯて(´；ω；`)

　　うみ　　「ふっ、

店員の想いを背負い望んだ最終バトル。
誰もが攻めるしかない状況、必然小競り合いとなり

上家　　「28100点(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ･･･　」

うみ　　「28600点(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ･･･　」

下家　　「28700点(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ･･･　」

対面　　「14600点(‘A`)・・・」

恐ろしいまでの僅差の中、2着目でオーラスを迎える事となる。
気付けば周りはギャラリーの山。

観戦者A　　「こういう闘いを決勝で見たかったなァ」

観戦者魚　　「いっ、息が・・できねぇ」

息をするのも憚られる凄まじい緊張感の中
運命の13巡目、うみさんに渾身のテンパイが入る。
そして・・・

「ツモッ！！」

運命の牌が手繰り寄せられた。

下家　　「4000オールです」

　　　　　∩　　∩
　　　　（･ω･｀| |　　ｽﾞｺｰ
　　　　　│　　　│
　　　　⊂⊂__ノ　＝§

残念ながら和がったのは俺ではなかった。

うみ　　「あらら・・（´・ω・｀）ｼｮﾎﾞｰﾝ」

店員　　「･･･残念でしたな(　´_ゝ｀)ﾁｯ｣

・・・

・・・・・

こうして私の初の大会麻雀は幕を閉じた。
優勝者は女性の方だったらしく無傷の④連勝を飾ったらしいです。
ちなみに魚君やY君M君と、四人で参加したけど決勝進出者は無し。

うん修行不足ですな、まだ器じゃなかったようだ。
まぁ、これからも勝つべく人間になるために日々精進。
残念だったけどいい経験でした、すっごく楽しかったぜ！

こりゃ来年も参加やね∩(・∀・)∩
来年はZOOでオフ会です、大会で会いましょう(‘A`) ﾆｺｯ