この間、地元に戻った際に友人達と居酒屋に出かけた時の事である。リアディゾンが少し太ったような女性が我々のテーブルを担当する事になったのだが、おやおや・・・このディゾン、メガネっ娘ではあるまいか。いいね、いいよ。
クイックイッ。
しかしながら、このディゾン・・・ 上目遣いで注文を取り、その都度下がったのかわざと下げてるのかは知らないが、メガネのヨロイ(前枠両サイドの角部、わからなかったらレンズの端っこと思って頂ければおk)の辺りに中指をピンとおっ立ててクイックイッ。
←こんな感じ。
(・・・この野郎)
これがウザいの何のって。私に訪れた一期眼鏡に対する感謝の気持ちは、この浅はかな行動により急速に萎えていきました。いや、萎えるばかりではありません。注文が生ビールからカルピスサワーに移る頃には
(´・ω・`) ぶち殺すぞ・・・
これぐらいの気持ちでいた事をここに白状致します。
メガネっ娘好きに許せないもの三つありけり。
一つ、メガネをわざとズラす者
一つ、ファッションとしてメガネをする者
一つ、時東ぁみという者
罪深き者達よ、卑しき心でメガネに触る事無かれ!
そもそもディゾンはあの行動、かわいいと思ってやってるのだろうか、彼女の心中がわからない。周りに誰か止めてくれる人はいないのか?少し考えればどうなるかわかりそうなものなのに・・・
クイックイッ。
しかしどうしたものだろう・・・
「ぷっwwまた来たよあの店員。見てろ・・・ほらっwwクイックイッw」
「絶対あれかわいいと思ってやってるよww」
「クwイwッwwwwクwwイwッwww」
やはり同席者達も同じ事を感じていたのだろう。彼らの陰口が耳に入る。僕は・・・、先程まで心中でそうは思っていたものの、メガネに対する礼儀として、また、それもある意味で避けては通れないメガネの活用法の一つであると悟っているが故、そう思っていてもけして口には出さなかった。
陰口というのは、いつ聞いてもあまり気持ちのいいものとは思えない。自然と僕の心の中には先程までと全く逆の感情が沸き起こっていた。
(この娘だって・・・ 頑張っているんだぞ!・・・かわいくなりたいと思って最後に頼ったツールがメガネだったんだぞ!)
どういう事だ・・・?先程まで敵だったディゾンが、今では愛しい。
同情心がそうさせたのか、天邪鬼な性格がそうさせたのか。悪いところを見て嫌悪感を抱いていたのに、まずいい所を探そうと思って見てみれば違った感情が湧いてくる。
(・・・はっ!)
僕はここで知った。これは僕の悪い癖の一部だ。一面を見て全てを判断しようとしてしまう僕の悪い癖。いくら行動がムカついても、その裏を考えればこうまで印象が変わるのだ!例えソレが思い込みでも、真実とは違っても、精神衛生上とてもヨロシイ。まずいい所から探してみる、か・・・。
ありがとうディゾン。これは人生においてとても大切な事のような気がするよ。僕は君から貴重な事を教わった。
「カルピスサワーお待ちどうさまです」
全ては自分の心の中の出来事だというのに、程なく注文の品を持って訪れたディゾンさんに僕はお礼が言いたい気にさえなっていた。
クイックイッ。
ディゾンがメガネをズラして直した。
(´・ω・`) ムカッ
さすがに瞬間の感情まではまだコントロールできないや。
コメント
俺っちは、似合わないレイバンをかけて得意げに走っているハーレー親父がイラっとくるぜ!
スロットの設定が見えるメガネと服が透けるメガネ、どっちにしようかな~
ククク・・・とヨダレをたらしながら妄想していたのですが、
スロットはシマ全台1!
気になるあの子の裸を見たらタレチチデカ乳輪!
みたいな悲しい結末を迎えそうっすね。
ベナオさん
僕、あの手のオヤジ見ると素晴らしい老後だなぁ・・って羨ましくなりますよ^^
ところで、「○○っち」って方言、静岡でも使うのですが意味合いが違うんですね。僕らの「○○っち」は誰かの「家」という意味か、集団を指す場合に使います。一人称で○○っちって使うのはどこの方言なのだろう?
一男太郎さん
服が透ける眼鏡はまあ当然として・・
>スロットの設定が見えるメガネ
これってスロ打つ人ならぜっっっったい誰しもが一度は考えますよねwww僕はそのメガネがあったら打たずに情報売って儲けようと昔から考えています。服の透けるメガネは正直、そこまで欲しいとは思いません。好きな子の裸は罪悪感で見たくないし、見たくない人の裸は見たくないし、美人の裸見ても悶々とするだけだしw
エロリストのオッキーさんのために、色々お宅語見てみたけどこれ以上はよくわからないや(;´Д`)
オタク語ってか2chでわりとよく使われてる言葉だけですよ僕が使うのは(;^ω^) ドラマの電車男レベルになると、さすがのアタシもたじたじですたい。