激動のGW勤務明けに待っていたのはな、なんと…
社員旅行ですってよ、奥さん!
まさか雀荘で社員旅行に行く日が来るとは思ってもいなかった…。年末年始にすら店を閉めなかったというのに、平日一日店を完全に閉める決断をしたオーナーに拍手。
普通、こういうのって旅行積立金みたいのを毎月給料から徴収していくと思うんですが、今回はオーナー様の粋な計らいで完全に店から全額放出。優待ではなく招待です!!社員だけでなくバイトの方々にも声が掛けられました。うむ、なかなか理解のあるお人のようで。
ぶっちゃけ底辺職と言われる雀荘で社員旅行のある店舗なんて最大手と言われるマー○ャオグループや、今は名前が変わってるけどさ○グループぐらいなんですよ。そう考えるとすごい話だ。
つーか、よくよく考えてみると初めてだな…社員旅行って。
レント・ア・カーを運転して某温泉地へGO!
「東二局親番、点数フラット四順目、下家がリーチ。捨て牌が○×△で…全部手出し…。自分の手牌がこう…」
(・・・(‘A`))
ウチの店は九割が麻雀プロで構成されているお店なので、今回も参加した僕以外のほぼ全て…オーナーとその友人とウエイトレスの女の子以外全てが麻雀プロ。
そのため、行きの車中で早くも「何切る談義」が始まって苦笑い。
長年彼らと付き合っていて思うのですが、それにしてもこいつらよく飽きねえなと(;^ω^)
しまいにゃ旅館に手積み卓があると聞いて借りましょう!と言い出す人までいるんだからその熱意には頭が下がる思いでいっぱいである。
ちょうど今、知り合いに薦められた「聖の青春」という故・村山聖九段の将棋プロとして歩んだ人生を綴った一冊の本を読んでいる最中なのだが、競技こそ違えど正しく「命を賭して」対象にぶつかるプロの精神を少なからず感じずにはいられない。
麻雀と将棋を比べるなどと鼻で笑う人もいるかもしれないが、それは普段から僕が一番鼻で笑っている人間なので気持ちはよくわかる。よくわかるが、たまたま競技が違っただけで、もしもいつか麻雀の社会的地位が向上するような事があったときにこの日の彼らの行動を僕は語り継がれるべきだと少しばかり感じたのだ。
特に、この後酒の席で団体の違う二人がマジ喧嘩を始めるのだが、一般の人がそこまで熱くならないような場面ですげえなと… 理解しがたいが、それでこそ「プロ」のあるべき姿であろうと僕は思わずにはいられない。麻雀プロってどこか遊び半分みたいに思われがちだし、実際そのような人は沢山いる。けれど、こういう人もいるのだ。そして、こういう人たちの熱意がいつも時代を切り開いていくのだろうと…
周りはドン引きだったけど僕はその熱意を買いたい!周りはドン引きだったけどね!
(ふう…)
久々に足を伸ばして入る風呂は格別だった。そして今回泊まった旅館は大きな日本庭園が施設内にあって、自由に散歩できる。
明け方、目の覚めてしまった僕は温泉に入ってからまだ誰もいないその庭園を散歩するのですが…
(思えばこういう時間って久しぶりだなぁ)
一人になる時間はいくらでもあるけれど、一人で何もないところで考える時間ってなかなか無いなと、都会に生きている現実を改めて感じさせられました。
家にいたってPCやら何やらがあるし、公園に行っても必ずしも一人にはなれない。本当の意味で「ただ考えるだけ」の時間と言うのは無かったなーと。木々のゆらめき、小川のせせらぎを聞きながらボーっと過ごすこの一時の贅沢さを噛み締めつつ、気付けば一時間近く庭の中で佇んでいました。
「あ、○○さん、おはようございます」
もう一度温泉へと行くと、某団体のエース様が先に入っています。この人、今は役職が上がったのですが、前の雀荘では店長をしていて僕を採用した罪深い男。
「それにしてもうみもいつの間にか古株だよな」
「ええ、どうしてこんな事になっちゃたんでしょう」
「俺未だに不思議なんだけどさ、どうしておまえ取ったのかなぁ^^;」
「知りませんがなw」
「いやね、俺が紹介じゃなく電話してきたやつを取ったのってK(先輩)とおまえぐらいなんだよ」
「え?そうなんですか?」
「うん、だって飛び込みで来たって絶対死んじゃうもん。ある程度腕の保証ないとさ。そういう意味でおまえって何なの一体w??」
「いや、Kさんだって素人じゃないっすか…」
「いや、でもKは○○(某大手雀荘)で店長経験あったし、これは拾いもんじゃないか?って取ったから。だからおまえは謎なんだよ。今来ても絶対取らねーし・・・あんとき俺に一体何があったんだろうな?七不思議の一つだよ」
「(;^ω^)・・・」
縁という言葉がありますが、何だかんだでもう五年来の付き合いです。前店長が語るように、その瞬間に何か物凄い偶然が色々重なって今こうなっていると思うと感慨深い物がありますね。
いい仲間に恵まれて、一生の友と出会い、たまにトラブルで楽しくなれる。
たれればは意味の無いものだけど、けれど前店長があの時僕を「普通に」取らなかったら… 神の思し召しってわけじゃありませんが、縁って不思議です。
「来年も来ような」
「え、ええ…」
来年も僕はここにいるんだろうか。いたらヤバイだろ。でもいそうな気もする。縁って罪深いものです。
コメント
連休中、お店に3回くらい行った(勝ち→負け→負けでトータル負け)のですが、3回目でうみさんを特定いたしました。すぐ分かりましたわw
そのとき、店長が「5/7は社員旅行でお休みでして…」と他のお客さんに説明しているのを横で聞いていて、「まぁ、そういうことにしつつ、シフト的に無理なので休みを1日入れたのかな」と思っていたら、まさかマジで社員旅行とは!ビックリしましたわ。
雀荘メンバー、(今さらですが)若い頃にやっておくべきだったと思う職業の1つであります。いろいろ抱えるものがあるようになるともう出来ませんし、道楽ならそれはそれでつまらないですし。
30歳正社員の平均年収は450だそうで・・・福利厚生を含めるともっとになるのかな。。。
大丈夫ですか?(;´Д`)ダーマの神殿に行って、家事手伝いから早く桜エビ漁若社長にクラスチェンジしないと!
麻雀を国営ギャンブルに設定して、国が雀荘経営するようになればもう少し麻雀の地位も向上するのかなあ・・・なんて想像してしまいました。
縁は人に限らず色々ありますしね。
競馬やスロに出会えたおかげで毎日何かしらの楽しみがあって人生のいいスパイスになってますw
明後日の縁は一生物か、それとも一瞬の物になるか・・・
享楽的に生きていたら、人生で一番大切な物が周りに有った。運命なんて安っぽい言葉で片付けるのは簡単だけど、それも君の"力"なのかもよ。
宴と縁をかけてるんですね。68点
やはりうみ兄さんには"アンダーグラウンド"みたいな言葉が似合うなぁって思ってしまいます。(いい意味で)
あまり居心地がいいと自分が居たい所といなきゃいけない所との見極めができなくなってしまうのが恐いですね。それがイコールだったら最高ですが・・・
>>マサルさん
ほー。じゃあ僕もマサルさんを見てるって事か。全然検討つかないな^^;
雀荘メンバーってのは麻雀好きなら一度はやってみたいと思う職業なのかもしれませんね。なんたって好きの延長戦上ですし。ただそれゆえ居心地が良すぎて抜けにくい、とw確かに若い頃限定だなぁ。それも、できれば完全期間限定ぐらいで。
>> ( ・ω・)y-~~~~ さん
大丈夫かって?ふふ
>>椰子さん
え・・・国営にすれば地位向上ってのはちょっと的外れすぎやしませんかね(;^ω^)問題はそこじゃないようなw
京王杯がんばってくださいまし!こないだお客さんが噂のJRAの帯封持って来ましたが、ありゃ威厳がありますね。100円で取ったっていってましたがそういうとこは競馬は夢あるよなー
>>naamcoさん
お、おう。どうしたよ?
>>kenjiさん
おお、気付かなかった。
>>ヨシホイさん
「天」の最終話じゃないけどさ、居心地が良すぎたり義理や不義理やらで身動き取れなくなるのが嫌だから常に一線引いてるんだよなー。そういう意味でヨシホイさんの言う見極めってのは常に意識してるんだよ。もちろん雀荘もそう。
結局パチプ的な生き方が一番気楽なんだけどそうも言ってらんないもんね。さて、どうしたものか。
兎にも角にも麻雀でメシが食えるような体制になるといいんですけどね。
国が支援してくれればスポンサーもついて、競馬や競艇のような○○賞みたいな大きな大会も開催できるし外ウマも可能にすれば盛り上がるんだろうなーとか思ったけど流石に現実味がなさすぎるかwww
土曜の相手は馬ではなく人間相手なんでどうなることやら。。馬の方が100倍楽なんですがね・・・。
マジで自分の人生の分岐点となる予感がします(;´А`)
>>椰子さん
ああ、競馬じゃなくて何かお見合い的なものがあるんですね。なおさら頑張ってください。どうなれば椰子さん的にOKなのかは知りませんがw
一ヶ月ぶりにスロッツ行ってアクエリオン試し打ち待ちでバイオ座ってたら、エンディング見れた^^ 設定1としか思えないのだがw
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>>( ・ω・)y-~~~~ さん
マジすかこれ??すげーなw