5/7　　社蓄になる方法

3日のＧＷ初日の親族ＢＢＱ、寒い中山奥でボーっと本を読みつつうたた寝をし…その間に義母が孫を抱えたままバランスを崩したらしく、あわや大怪我というアクシデントがあったのにも関わらず僕は一人爆睡していて、、、起きたら娘がわーわー泣いてて、理由もわからず、いや、それどころじゃない。あ、これ風邪引いたな…と独りごちる。

かの有名なスピンオフ漫画「ハンチョウ」でも大槻班長がこう言って自身の身体の不調のサインを敏感に捉える描写があるが、みなそれぞれそう言った感覚はあるのだろう。

　（それにしても「トネガワ」に続き「ハンチョウ」かｗ）

悪乗りしすぎというか、そもそもにして「アカギ」も天のスピンオフだっけな。福本先生の漫画に登場するキャラの濃さが為し得るわざなのか、単に引き伸ばしの技術の一つの到達点なのか…　後者の気がしてならいが、面白ければそれでいい。二十数年続いたアカギもいよいよ最終回だしねー。まだまだしゃぶりつくすぞという貪欲さは見習わねばなるまい＾＾

で、なんだっけ？ああ、そう。風邪をひいたんだ。僕の場合まず喉に来て、そこから発展すると熱が出て…と言った具合。この喉の段階で止めておければ何とかなるのだけれど、どうにも今はＧＷ。せっかくの連休に家で寝込むのもなぁ…と、攻撃的守備の構えを取ったらやっぱり読書に行き着くわけだ。

と言っても小説の方は昨年からずーっと北方謙三の「水滸伝シリーズ」にかかりっきりで、今はまだ楊令伝の8巻。これでも水滸伝19巻を読み終えてからなので全然進んだ方なのだが、まだこの後に「岳飛伝」まで続くらしいから恐らく年内は北方謙三で終わるのだろう。

早いとこ師匠から進められた馳星周の『弥勒世』（みるくゆー）を読みたいところだし、その他にも色々読みたい小説はたくさんあるのに…どうにもシリーズものの途中で他の作品に移る事に抵抗があって…

　「ねー？帝一の國ってマンガおもしろい？」
　「お？」

そんな中、漫画でちょっと箸休め…というのも変な表現だが、小説で疲れた時に漫画に移るのは問題ないだろう。何でも今回は妻が実写映画化された「帝一の國」に興味を持ち是非原作を読んでみたいとの事なので、売れる前から知ってたよと僕は鼻高々で借りてきてやるのだ。

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振り返ると、2013年8月に僕はこの作品を紹介している。狙ってんだか天然だかよくわからないシュールな笑いが絵柄も相まって非常に面白くオススメであるが…まさか今更映画化とは。ただこの画像を見る限りではかなりキャストのイメージはあってるし、元々ギャグ色の強い漫画だったので演技の方は勢いで何とでもなるだろう。案外実写化と相性の良い作品だったりするのかもしれない。

　「どや？」
　「おもしろい！」

妻には原作を全部借りてきてあげたけど、珍しくすらすら読んでいるらしい。

　（む）

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何やら最近よく名を聞くこの漫画。今年のマンガ大賞受賞作らしいが、僕も過去の栄光に捉われず（？）、新たな流行もきちんとチェックしなければと半ば義務心で借りてみたが…

　（う～ん（；＾ω＾））

なんだろ。圧倒的才能を持つ主人公に対して、その才能と向き合う事となった周りの人間の生き様を描いたストーリーという感じの本作は、ややもすると形態を変えた「ワンパンマン」とかそういう主人公無双系の印象さえ受けるが…どうしても副題の「小説家になる方法」が気になってしまう。今のところどうしてこのサブタイトルをつけたのだろう？と思えて仕方が無いが、その意味が今後明らかになっていったらガラっと評価が（自分の中で）変わる気はするし、けれど現段階では面白いんだけど言うほどか…？みたいな感じはある。

ただこの主人公のメガネっ娘、天才型に見られがちな若干アスペにも似た破天荒な描写も多い中で、ちゃんと歳相応の女の子らしい反応も時折見せて、、それがディ・モールトいい！

前にもたまちゃんを例にとって語らせて貰った事があるが、このメガネっ娘のメガネが曇って眼が隠れる描写が凄い好きなんだよおおお！！というのを久々に思い出したぜ(ﾟ∀ﾟ)

とか何とかやってたらあっという間にＧＷ最終日。1.2.6日が仕事だったのもあってか、なんか三連休があったなー程度しか記憶にないのだけれど、これでもう七月まで祝日無しか…　六月の祝日無しというのがＧＷの喜びよりも大きな絶望。