もはや耳にしない日はないというぐらい日本全国に蔓延っている新型肺炎。一部の学校では卒業式や入学式もやらないそうで(結局学校行くなら意味ない気がするがw)、体調が悪かったらとにかく休んで様子を見ろとのお達しも出ている。当然欠席ではなく出席停止扱い、医師の診断書もいらない(というか現状出ない)ので自分が学生だったら不謹慎ながらこの状況を利用しまくっていたかもしれないな^^;
連日どこそこで感染者が出たという後追いの情報ばかりで既に感染封じ込めに関しての手遅れ感もあるが、しかしまだまだみんなどこか他人事のように見ている部分もあると思う。
例えば都内なんかだと電車という移動手段が主になるため、もしかしたら…と危機感を募らせるかもしれないが、車移動が主な僕らのような田舎者だと人の多いところにいかなきゃまだしばらくは大丈夫だろうなどという考えも確かにあって、それは新型肺炎に罹っても健康体なら重篤化しないなんて話も一役買っていると思う。
…も、件数が増えるにつれて徐々に若い世代の重篤化患者も出てきて信ぴょう性のほどは謎だ。とは言えそれでもまさか自分がという思いが誰しもにあるようで、まだまだマスクが全く入荷されない状況にようやく毛の先ほどの危機感を覚えるぐらい………のハズだったのだが、、
意外なところでコロナの影響が我が家に訪れた。
なんとトイレやら食洗器やら一部の壁紙やら、中国で作られている建築部材が全く流通していないというのだ。結果、新築で建てている我が家の様々な部材が入荷されず… 担当者が蒼い顔でこう告げてくる。
「在庫のある商品に変更するか、入荷を待つかです…すみません」
「まあ仕方ないですが、食洗器って確かサイズが(;^ω^)」
「ええ、完全にそれに合わせて棚を造作していますね…」
「どうしようもないじゃないですか^^;」
もともと昨年末辺りからオリンピック関係で建築部材の高騰・品薄が予想されてはいたのだが、これは全くの想定外だ。まだまだまだまだ新型肺炎の終息の兆しは見えないどころか、日本はこれからが感染拡大の本番のような気もする。
(俺らもたまらんが、建築業界の人々はもっとたまらんだろうなぁ)
いや、建築業界だけではないだろうな。製造業の大半が今や何かしら中国頼みの現状。僕らが思っているよりずっと、僕らが知らされている表向きの情報以上にこの新型肺炎は世界を蝕み始めているのかもしれない。
(この期に及んで未だ「かもしれない」なんて認識が既に平和ボケしすぎているのかもしれんが…)
漫画や映画などでも、それを知らない人の視点や認識なんてこんなものだ。終わりはいつだって突然やってくるように見えるだけで、その裏では着実に事態は進んでいて…
そして悲しいかな、本当に世界の終わりが始まってたとしても、それでも「まだこの状況では休めず」に満員電車に乗って仕事に出かけなければならない人がほとんどである現状。都内の雀荘で働く師匠など気が気ではなさそうだ。
(ウチにしたって、どのタイミングで自宅待機にすればいいのか全くわからんしなぁ)
一応創業者一族の者として、経営側の観点で最近よく仕事を考えるのだが、例えば今、この状況で仕事を休みにしろと言われても…そりゃあ無理な話だ。休業保障でも出ない限りここで─まだ被害の出ていない状況で─仕事を止める事などできるわけがない。
あるのは国が、県が強制的に休業命令を出した時だけだろう。或いは社内から感染者が出たときか。どちらにせよその時はもう、仕事を止める意味がないぐらいそこらかしこで感染者だらけになっていて、新居の心配どころじゃなくなっているだろう。
(もしかして既に運ゲーの状況だったりしないか(;^ω^)?)
案外今、歴史に残る未曽有の危機に直面しているのかもしれない。後年の歴史家達がこの瞬間の僕らの能天気さに言葉を失うのかもしれないが、そう考えるとこの日常は狂気そのものだ。
コメント
我が県は1人感染報告があってから以後の感染者報告はないですけどどうなるやら。
この状態がオリンピックまで続いたらというかいつ終わるか全く検討つかんのがヤバいですね。
見えないからどうしようもないし、薬出来ても最初のほうは変な副作用が怖いし究極引き篭もるしかない(;ω;)
静岡も例のクルーズ船の乗客が一人下船して…という話ですが、一応まだ報告は無いにしても、実際潜伏やら検査を受けてないだけの感染者やらは絶対いますよね…
引きこもってたところで家族がいる以上、学校・保育園・職場・買い物どこでも感染リスクはあるウイルスですし、もう罹る前提で考えていかなきゃアカン状況ですよね…
というか、罹らずとも色んなイベント事が中止で、それが仕事にも影響を及ぼしてきていてウイルスよりも経済面でのダメージが想像以上に大きいようでそっちの方が心配です(;^ω^)