話は少しさかのぼるのだが、11月の初めに行ったキャンプ場の傍の公園にこんなものがあった。
(…せっ!…せっ!…おせっ!…押せっ!!)
どこからかそんな声が聞こえてきそうな鉄骨渡り…否!スラックラインという綱渡りスポーツ。
実はかなり前からこのスポーツに興味を持っていた。「孤高の人」という新田次郎原作の超名作の漫画版がヤングジャンプで掲載されていて、時代背景が変えられていた作品という事もあって作中でこのスラックラインというスポーツが触れられていたのだが…
如何せん実物を試す場がどこにもなくていつしか記憶の中からすっかり抜け落ちていた…ところに、とうとう実物を発見し試すことが叶ったわけだ。
(さあて、どれぐらいの難易度やら(´・ω・`)フッ・・・)
見た目、ある程度たわみがあるベルト状のラインの上を歩く「だけ」なのだが、これがなかなかどうして…楽ではないと思っていたが、自分の運動神経なら何とかなるだろうとも思っていたのをここに白状する。
だが実際にやってみると生まれたての子鹿のように足がガクガクブルブルこんなに震える?ってぐらい勝手に動いて驚く。
(こんな動くもんか?w)
まるで自分の体じゃないような動きに思わず感動。これぐらい難しいなら本腰入れてやってみようかなと思えてきたわけで…
趣味ですか?将棋とスラックラインですがなにか?
・・‣ちとかっこ良すぎるかなw?
というわけで購入。とりあえずはスラックライン界で有名どころのサイト?でオススメされてた、macacoというメーカーの初心者向けのセット。
ラインの長さは15mほど。このスポーツはまずラインを張る場所選びから始めなければならないのだが、これに関してはウチの横にある事務所の駐車場が適任だろうと前々から考えていたが、思ったよりも良い支えが見つからない。
全体重が乗っかり、さらに上級者になるとライン上で跳ねたりもするスポーツである。ラインにかかる負荷もそれなりのもので、するとラインを張る「支え」はかなりしっかりしたものが求められる。
スラックライン公式サイトでは「30cm以上の樹木」が望ましいとされていて、しかしそんなものが都合よく15m間隔で二本生えてる場所なんてそうそうあるまいw運が良くて公園、でなければ林か街路樹くらいしかないだろう。
或いは・・・樹木にこだわらなければそこかしこに生えている人工樹木=すなわち電信柱などがかなり望ましい条件を満たしているように思えるが、これも公道上では不可能に近く、
(しかし私道ならば或いは・・・⁉)
(あったぷ~!)
ここは事務所を移転した際についてきた私道である。
私道とは言っても完全な会社の敷地内。そのままうちの駐車場に直行しているため、まず誰も入ってこない(たまに変なヤツが入り込んでくるがw)。ここにラインを張ったところで文句を言われる事は絶対になかろう。
うまい具合にちょうど対角上に鉄骨の柱があったのでとりあえずここに張ってみる。耐荷重的には大丈夫だと思うが、ダメならダメで高所作業車を持ってきてアウトリガーに張るというプランもあったし、なんなら地面にアンカーを打って支えるという方法もある…が、まずは一番易しい方法からお試し。
(絵面的にブログには向いてない地味なスポーツだなw)
意外なことにデブにゃんが興味を示してくれたのが幸い。気長にやってくつもりだけれど、これはダイエット的にはどうなんだろうなぁ…
コメント
これは体幹が求められるんですかね?
すごく面白そうだなと思います
宴会でやると盛り上がりそうですねw
難しそうではあるが
>>ドニートさん
体幹スポーツです!重心のコツを掴むまで足のガクガクがものすごいようです(まだここw)。面白いかどうかはともかく、ぜひこの未体験感覚をお試しあれ!
>>kenjiさん
なんでシラフでも無理なのに酒飲んでやんだよバーローw
キャンプとは非常に相性が良いだろうね