恒例の「大将、いつもの!」シリーズ。
*僕の「大将!いつもの!」へのあこがれは過去記事を参照してくださいましw
・2007/9/3 いつもの
・2012/3/30 いつもの定義は人それぞれなれど
・2012/6/24 悲願は遠く…
・2014/5/23 自称常連の悲喜交々
・2021/2/13 いつもの数倍のダメージ
久しぶりに行く店だ。車で三十分ぐらいのところにあるうどん屋なのだが、いつの間にかどんどん有名になってしまって最近は何度か店の前まで行っては並びを見て諦めていた。なので食すのは一年ぶりぐらいになるのだろうか。それ以前は二か月に一度ぐらいは行ってたのだけどね。
(ほう、テイクアウトか)
コロナ禍の影響で始めたのだろう。おかげでこの日は並びが気持ちいつもより少ない。
「Aランチの天丼のごはん抜きで」
「え?ごはん抜きですか」
余談になるが、僕は昔炭水化物ダイエットをしていた頃の名残り・・・と言うわけでもないのだが、蕎麦屋やうどん屋でメインに天丼のセットが付くようなときによくこのような頼み方をする。天ぷらだけ食べたいというより、うどんとご飯で炭水化物のダブルを嫌っての注文。
相変わらずめんどくせえ注文しやがって
飲食店で長く働いていた妻は僕にこう言うのだが… 妻は妻で「ごはん少な目で」と注文してあっさり通っている。
「ちょっと聞いてきます」
店員のおばちゃんはそう言って店の奥へと引っ込んでいったが、なにもご飯抜きの分料金を引けと言ってるわけじゃないし、「ごはん少な目」と注文のベクトルは一緒で何が問題なのかわからんのだがなぁ…
そういえば今日はいつものおばちゃんいないね
そう言えばそだね
以前まで通ってた際、この注文方法は通っていたので大丈夫だとは思う。今日の人とは違うおばちゃんがやはり最初こそ「え?ごはん・・・抜きですか?」と聞いてきたのだがw、以降はすんなり通るようになり・・・ そのおばちゃんの姿が今日は見当たらない。たまたま休みなのか…いや、しかし忙しい土曜だ。一年ぶりぐらいだし辞めちゃった可能性もあるのかな?
そんな事を思いながら待っていると、どうやら上からOKが出たようだ。
うむ。相変わらずうまいぜ
というわけで、久しぶりのうどんを堪能していると、そろそろとテーブルに忍び寄る一つの影。
「お久しぶりです。注文の仕方でもしやと思いましたがw」
「え?あ~、あ、お久しぶりですw」
なんと、いつものおばちゃんが奥から出てきたのだ。そして注目すべきはその発言!
「この頼み方をする人はなかなかいないのでw」
ピキーンと、電流が走ったね。
やはり妻の言う通りこの注文の仕方は店側からすると面倒だったんだなとか、もしやこの発言は遠回しな「ぶぶ漬け、いかがどす?」ではないのかとか、そもそもこのおばちゃん、ただのベテラン給仕さんかと思っていたのだが…どうもこの日見た感じだと店主の奥さんなのではないかと今更ながらにとか…そんなことはどうでもよくて!!!
店側が僕の事を一年ぶりぐらいだというのにハッキリ覚えていて、尚且つテーブルにまで挨拶に来てくれたのだ。これはつまりどういう事か!!?
これ…あのおばちゃんなら、次から「いつもの!」で通るんじゃねえか…?
ホンマめんどくせ~なこいつ
ただし、これだと厳密にはおばちゃんを通すので「大将!いつもの」では無くなってしまうのだが…そもそもこの店大将にオーダー通すシステムじゃねえんだよなw
コメント
ついにいつものが来ましたね!後はそれを実行出来るか…ですね
それが通じず「え…?」みたいになったときのSEKAI NO OWARI感はヤバそうwいつものおばちゃんさえ来てくれれば間違いなさそうですが
特徴ある注文を繰り返せばいつものが近づくのかも知れませんね
裏ではプチダイエットバカとか言われそうですがw
>>ヨシホイさん
陽キャなら次辺りに「いつものねw」なんて言えるんでしょうが…、どのタイミングで言っていいのかわかりません>< そもそも天丼のごはん抜きはわかるかもしれないけど、メインのうどんの種類が何かまではまだ把握してないんじゃないかなw
>>kenjiさん
プチダイエットハゲじゃないならヨシ!