10/27　　贅肉だけが知っている

三十路を過ぎた辺りから急速に時の流れが加速したようで…というより、時間の感覚が希薄化したという方が正確なのかな。密度の薄い一週間はあっという間に過ぎ去りて、いつしか連休を待つだけの消化試合のような日々が続いていった。

いや、現在進行系でそうなのだけど。

もはやその消化試合の日々に歯止めを掛けられるのは子供絡みのイベントばかりで、独り身スロプで40になっていたらと思うとさすがにぞっとしない。

つい先日まで怪胴王など楽しく打っていたかのような感覚にさえ陥る昨今。

こういうのを見るたびに心底驚かされるのだけど、、、逆に、逆にだ。まだこんだけしか経ってなかったの！？という感覚の出来事も極稀にあって…

当人以外は覚えているわけがないだろうが、忘れもしない5年前の餃子の王将の帰り道…　右折違反をした瞬間通りがかった警察により俺のサジタリウスの聖衣は剥ぎ取られたのだ。

　（ほんま長かった(´；ω；｀)…）

と、思って過去のブログを検索していたのだが、

　＞2017/10/2　剥ぎ取りチャンスG

こんなクソコラを作っておくぐらいに勝手にゴールドの更新に合わせた5年の出来事だとばかり思っていたが、そうか。冷静に考えればゴールドの残り期間を消化してからの青色降格だったわけで。

…そうだったのか、5年だと思ったら7年も耐えていたわけなんだな。そりゃ長くも感じるが、2年勘違いしててもわからんのもちょっと問題だ。

ただ、個人的にはそれよか自分が7年間も点数を引かれなかった事のほうがよっぽど驚きである。若かりし日の自分と言えば、捕まるやつは不運と踊っちまったのさと言う感覚で、極論そこに警察がいるかいないかの運ゲーだとさえ思っていた。免許取得後の初運転日に捕まって以来その考え方は変わらないまま、自慢じゃないが免停の経験だってある。

だから前みたいに都内へ引っ越した結果の長期間運転しないで得た似非ゴールドではなく、丸7年間2555日ほぼ毎日ガッツリ運転しまくっての日々を経ての…誇っても良い正真正銘本物のゴールド免許である。

それともう一つ、時の流れというか年齢を実感するイベントが毎年この季節にありまして…

高齢の…恒例の健康診断。ここ数年は要経過観察から要再検査と言われることが増えてきたなと思っていたのだが、今回ついに物々しい一文が書き加えられているではあーりませんか。

いくら時間の流れが希薄になろうとも、結果は現実は…残酷なまでに色濃く答え合わせを突きつける。感覚が希薄であるならいっそ結果も薄まればいいのに…　この存在感たっぷりなボテ腹だけが時の重みを感じさせるとは何たる皮肉か。

いい加減本腰入れて健康に気を使わなきゃならない時期が来たのかもしれないね。