なんだか目が痛えなと思いつつ一週間。充血も治まらずさすがに変だと思って眼科に行ってみると…

あー、こりゃ痛いはずだ。なにか刺さってるわね

えっ!??
なんと小さな鉄片が刺さっていたようで…確かに一週間前ぐらいに照明交換で軽量(鉄骨)をバリバリやりまくったが‥そうか。あそこでやはり刺さってたか。

じゃ、さくっと取っちゃいましょう。ちょっとこの針を目に刺しますからね。怖いけど我慢してね~

はい…って、えええ???目に針を刺す!???え??今から???
すっごく自然に「目に針を刺す」と言われたんだが、おいおいおい。ちょっと待て。コンタクトすら怖くて出来ない俺の目に針を刺すだあ??

では、この目薬差したらそこの台に顎乗せてくださーい☆

え…本当に針刺すんですか?

だってそうしないと鉄片が取れないでしょう。大丈夫、いつもやってるから☆

・・・そういう問題じゃなくて
いちおう先ほど差した目薬が麻酔との事だが・・・なんだろうこのスピード感。心の準備が出来ていない感じは粉瘤のときに近いものがある。
後に調べると目に針を刺すなんて目医者的には至って普通のことらしいが、こちとら目医者など人生で二度目ぐらいの健康優良児である。大丈夫なのかと。痛くないのかと。怖くないのかと・・・不安は絶えず。

あははw痛くはないけど怖いのはどうにもなりませーん☆

一番重要なとこですやん・・・
あれよあれよと準備が進んでいく。念の為もう1回麻酔目薬を差して貰ったが効いているのかもわからないまま本番スタート。
あのときもそうだったが、麻酔と言われても部分麻酔では実感がなく・・・痛みがない事で効いているのを知る事になるのだが、今回は針が目ん玉に突っ込んでくるのを凝視しながらそれを認識しないとならないので正直とても怖い。

あっ…でもライトで照らされてめっちゃ眩しい…。なるほど、こうやって針が近づいてくるのをボヤけさせ・・・ってぎゃあああああああああ
普通に針が目に飛び込んできた。ゼロ距離でそれを認識しながら、あっ痛くないな、と。ちゃんと麻酔が効いているんだという安心と、それがわかっても抗えきれない恐怖心とで針から目が離せない。
痛くはないけどいい気はしないのは間違いない。グリグリっと… 刺さっているのやら触っているのやらわからない動きはわかるのだけど、、、

あら、思ったより浅かったわね
永遠にも思える拷問はその実数秒の出来事であったらしい。割と簡単に異物は取れたらしく不満足げに先生は針を置くと、あっさりと治療は終了と相成った。

え…これで終わり・・・ですか?

終わりよ終わり。あとは抗菌目薬出しておくからちゃんとしてね

あ、はい。ありがとうございました
あまりにも呆気ない幕切れに拍子抜け。なるほど、先生がいつもやってるから☆なんて軽い感じで言った気持ちがわかるというもの。粉瘤のときのような後日談もなく全ては終わり、目って思ってたより繊細なものじゃないのかな、なんて思ったり。

でもまあ怖かったのは間違いないっすw

でも痛みはなかったんでしょ?
その後、老齢の職人さんとなんとなしにこの話になったのだけど、その職人さんは今現在眼圧を下げる治療で目医者に通っているらしい。

おらぁのヤツはマジで痛いぞ?目ん玉の下のところにぶっとい注射差してグリグリグリって…

ぎゃあああああああああああ
想像しただけで無理だ。この歳になると色々と周りの手術体験談を聞かされるけれど、痛そうな話の中では尿管結石と目に注射だけは体験したくないなと切に思ふ(><)。
これからの時期、熱中症には気を付けなければならないけれど…本当に怖いのはその先にある水分不足による尿管結石の発生だ。みなさんもどうぞお気をつけあれ。
コメント