「すいません、写真撮ってもろてもよろしいでしょか?」
「ああ、ええですよ。」
「すいません、んじゃお願いしますわ」
「はい、じゃあ撮りま・・・・って」
「ああ、すいません。ちょっと準備するんで待ってください」
「・・・・・・えっ?」
通行人Aが驚き、そして言葉を失うのも無理はなかった。写真を
撮ってくれ、との要望に対し了承を得た事を確認すると微妙な関
西弁を喋る目の前の青年は、おもむろに自分の履くジーンズの
ベルトを外し始めたのだ。
ゴクリ…
息を呑む通行人A。これから一体何が始まろうというのか、この
雄大な大自然を前にして・・
「はい、じゃあ向こう行くんでサイン出したら撮って下さい」
そう考えてる内に青年はジーパンを脱ぎ終え、一言説明を加え
た後、丘の上へ向かって走り出した。
「・・・・?」
状況が未だ掴めない通行人Aであった。が、しかし、「まったく、
変な奴に捕まっちゃったぞ」と思うのと同時に「何をするんだろ
う?」と言う好奇心が芽生えてる自分も感じていた。
だから無粋とは知りつつも聞いてしまうのだ。
「あの・・ 向こうまで行って何をするんですか?」
本来ならここまで突飛な事を(少なくとも通行人Aの目にはそう
映っていた)する以上、初めに説明があってもよさそうなもので
ある。だが、それをしなかった青年の落ち度を責める事を通行
人Aは考えなかった。そんな瑣末な事など少なくとも今はどうで
もいい、とにかく今から何が始まるのか、それだけが通行人Aの
興味の対象であったからだ。
だから解答にはそれなりのものを期待していたのだが・・・
/ ̄\
| ^o^ | < 遭難 ごっこ です
\_/
_| |_
| |
/ ̄\
| | < ・・・・・
\_/
_| |_
| |
青年が恥ずかしそうに語った解答は「遭難ごっこ」であった。
おいおい、
・・・・・・・・
・・・・・
・・
「パパ、あの人なんでズボン脱いでるん?」
「・・・・ハハハ、えっとだな^^;・・・」
妻から冷たい視線を受け、我が子からの質問に答えあぐねて
いる通行人Aを見てフト思った。
「・・・(家族連れに頼んだのは失敗だったかもしれないな)」
秋芳洞の神秘、秋芳台の雄大さは僕を馬鹿にする。
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コメント
生存の証として、日記とか更新してくださいよ~?w
おじさん心配しちゃうじゃん(;´Д`)
昔、どっかの砂丘でもやってましたな。
その写真10モリタポで買う
(;^ω^)これは・・・
しかし、いつもながらに思う。なんというチャレンジャーw
今回の旅は恐らく一生で一度の大冒険となるだろうね
人は旅に出て本当の自分を見つける事だって多い
自分が今何をしたいか、今度どう生きるかは
旅をする事で発見できるかもしれないしね
どうやら、ずっと一人旅って事じゃなさそうだし
まぁ、折角の機会だし皆に甘えてゆっくりしてくると良いさ
( ・ω・)y-~~~~さん
いやいや、案外ネット環境探すのって大変なんすよww
田舎だとネットカフェすら存在しないって事も多いし。。
なまこさん
今回シーナさんが出来なかったのが残念で仕方ないよ
掟さん
写真は帰ったらまとめてうpするお^^
一枚100ペリカだお
まーくさん
今回は書いてませんが他にも鍾乳洞で「やらないか?」やスパイダーマンやったり、がんばっております。
まだまだ自分を捨て切れてない甘ちゃんでございます
かまさん
一生に一度かはわかりませんがwwww
期間としちゃ今までで一番長いものになりそうです^^
見るもの触れるもの、全てが新しいことだらけで・・
なんというか、今は旅の終わりが少し怖いっす