8/19  究極と至高

つい先日の記事で、漫画を読むのが億劫になったと書いた直後にこんな事言うのもナンなのですが、偶然見つけた漫画がすごく面白くて語らずにはいられない。

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 『帝一の國』 古屋兎丸(著)

なんか将棋漫画っぽいなと、たまたま漫画喫茶で表紙を見て手に取ってみたら…!!!そもそも表紙が見えるように横置きされてる時点でそこそこ知られた作品なのかもしれないのですが、僕は初めて聞いた。とりあえず一巻を読んでみて欲しい。究極のギャグってやっぱりシリアスな展開の中にこそ潜む物なのかなと思わされる。

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絵柄が余計にシュールさを醸し出しててもうね、最高。これが「このマンガが凄い!」にランクインされてないってんだから驚きですよ。っつーか「ブラックジャック創作秘話」ってマンガが昨年度このマンガが~大将に選ばれていたらしいんですが、全然知らなかったな。たまたまブックオフで見つけて買ってたんだけど、大賞に選ばれるほどこのマンガが凄いか?って。手塚先生が凄いだけじゃ… 

それと、どこの漫画喫茶に行っても不思議と置いてなくて、ずーっと探してたのがようやく見つかったので大人買いしてしまった作品。

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 『我妻さんは俺のヨメ』 倉石ユウ(作)

現在少年マガジンで連載中の、これまた(?)ギャグ漫画。内容は特筆すべき点もないような平凡なものだが、この漫画を僕が好きな理由はなんと言っても「掛け合い」の面白さ。

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まーこんな感じで毎回色んなネタをパロってて、テンポがいいので元ネタを知ってても知らなくてもクスリと来てしまう小気味よさが売りです。毒にも薬にもならない娯楽って感じがまたいいんですよ。

この作品、ある日突然少年マガジンに移籍してきて、それまでは月間マガジンかどこかにいたんでしょう。コミックスでいうところの三巻ぐらいから読むことになったので初期を知りたいなーとずっと探してたんですが、なぜか今まで五件ぐらい漫画喫茶を回って一度も置いてあるところを見た事がありませんでした。

検索機能のない漫画喫茶などでは、

 「すいません、我妻さんは俺のヨメって漫画って・・・」
 「え?なんですか?もう一度タイトルを」
 「我妻さんは俺のヨメ…」
  「え?誰の嫁ですか?」
  「><」

こんな恥ずかしいやり取りもあったので感無量。でもこっちはメッセージ性が皆無というか、先の「帝一の國」だって別にメッセージ性なんてありゃしないんでしょうが、人に薦めたい漫画と一人でほくそ笑んでいたい漫画ってのは確かにあると思います。

違いは一体どこにあるのでしょうね。

コメント

  1. kenji より:

    DX団おもしろいよね( ´ ▽ ` )ノ

  2. 椰子 より:

    際どいタイトル名を声出して店員に聞くとか罰ゲームか何かですかw
    人に薦めたいもの=万人受けしそうなもの
    一人でほくそ笑むもの=クセがあってどう考えても万人受けしそうにないもの
    って感じになるのかな?
    古屋兎丸懐かしい。ヤングサンデー好きで読んでた時を思い出しました。

  3. 一男太郎 より:

    うみ氏が言ってたように、福満しげゆき氏の漫画ってだんだん絵柄が崩れてきているのがちょっと残念ですね 小規模な生活1,2の頃とかは好きだったんですが。「小規模な失敗」は殿堂入りです。
    あと「最強伝説・黒沢」が復活しましたね。

  4. umi より:

    >>kenjiさん
    俺、あれずーっとデラックス団って読んでたわw土橋君の未来とか、結構驚きの設定あって驚いたぜよ。
    >>椰子さん
    いかにもな意見に聞こえますけど、今回のもそうですが、逆に当たり障りの無いモノの方が紹介しずらいと自分は思ってしまいますがどうなんでしょう?我妻さんがそっちで、帝一の方は超クセありますしね^^;
    作者の古屋さんは有名な方のようですね、自分は知りません…って思ったら「彼女を守る~」って漫画は見た事ありました。へー、全然毛色が違うなぁ
    >>一男太郎さん
    崩れてるっつーか、ふとましくなったというかw売れてくにつれてふてぶてしさが絵にも表れてきたんでしょうかねと邪推してしまいますよw全部集めてましたけどさすがに「うちの妻って~」とかまで買ってもなぁ、私生活の切り売りってどうしてもワンパターンになりがちだし、西村賢太にも同様の事が言えますね><
    最強伝説は… 見なくても全然問題なさそうですが見かけたら読んでみます。。福本先生、あんた他にやる事あるでしょうに><

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