五日目(7/29)
既に二ヶ月も前になっている事が驚きなのだが(^^;)…
この日盛岡で朝を迎えた僕は駐車場の料金の安さ(24Hで900円@駅前)に驚くと共にまずは「宮古」へと向かう。前日、気仙沼→龍泉洞→盛岡と行こうと考えていたところをわんこそばのために進路変更。そのまま引き返すのが面倒くさくなって盛岡へと来てしまったため気仙沼の部分を宮古へと変更した形となったわけです。どちらも震災の被害地。
・盛岡駅周辺 8:30~
│ (国道4号・106号)
・宮古 ~10:40
さて、宮古へ来たのだがここは想像以上に酷かった。写真は街の中心部という事もあり津波の被害をほとんど受けていないようであったが、ちょっと道を逸れると途端に景色が変わる。
先に見た南相馬よりも海に面した作りとなっているせいか、その被害も大きく…それは計らずも僕の故郷を連想させる。とても似ているのだ。だからであろう、南相馬に比べるとそれ以上に何ともいえない心持ちとなる。
街の所々では未だ信号が点いていない場所もちらほら見られた。
さて、沿岸部へと車を進めるとさらに酷い光景が待っていた。未だにそのままの形で残る津波の爪痕。道路はボロボロでガードレールは原型を留めないままありえない形に捻じ曲がっている。この分だとこの湾岸道路が開通したのもつい数日の事なのかもしれない。
おなじみの赤○と解体OK。
こんな「進撃の巨人」に出てきそうな巨大な堤防も役に立たなかったってんだからなぁ…。いよいよもってうちの故郷が心配になる。東海地震、いつ来るんだろ…
・宮古 11:20~
│ (国道4号・45号)
・浄土ヶ浜 ~11:45
さて、一時間ほど見て回った後は気を取り直して観光へ。
実は宮古へ来たのは被災地を見て回るというのもあったが、この浄土ヶ浜という場所にも興味があっての事であった。ぶっちゃけ人に聞いてここへ来る事を決めたのだが、今までこの場所のことは一切聞いた事が無かったというのは自分でも驚きである。宮古市のサイトを見ると浄土ヶ浜の画像が載っているのだが、見たら絶対来たいと一度は考えたはずだもんな。
そうじゃなくても某大型掲示板の観光地スレなどでも見かけた記憶がないのだが、どうしてだろう?相当マイナーなのだろうか?いや、風格的にそんな気がしないのだが、はて?
近づくにつれ、滅茶苦茶霧っぽくなってきます。その様は正しく浄土の名に相応しい…?
で、駐車場に車を止めてそこから30分程歩く事になるのですが…浜なのに入り口は山の中腹からという不思議!
(とうちゃ・・・ く…!?)
(;^ω^)・・・
平時の写真と比べればわかると思いますが、海霧がすごい・・・。逆にこんなの見たことないってぐらいの海霧に覆われたのはレアっちゃレアかもしれないけれど、正直どこか別の海に行った時にやってくれと言わんばかりで…(‘A`)
(・・・こりゃもう浄土っちゅーより三途の川とかそっちの世界だろ)
なぜか昔見た名も知らぬ映画の事が頭に浮かぶ。こんな霧がかった白い砂利山を一人の男がさ迷ってる古い映画。なんてタイトルなんだろう?この日はこの天気と平日という事もあってか、周りに人っ子一人見当たりま・・・と思いきや、突然人影が濃霧の中から現れた時は結構ビビッた。
先の地震、それに伴う津波の影響はやはりここにもあったようで、本来なら通れる遊歩道が通行禁止になってたり(おかげで駐車場から30分歩く羽目になったわけです。 本来なら駐車場→浄土ヶ浜間がもう少し短い時間だそうな)、青の洞窟と呼ばれる八戸穴という洞窟探索ツアーへの小船が出なくなってたりと・・・。
霧と合わせてふんだり蹴ったりや(´;ω;`)ブワッ
↑道中、青の洞窟ツアーを運営している店子の壁へのよせがき。機会があったら今度は洞窟ツアーに行きたいてむ。
何だかんだで結構満足して僕は次なる観光地へと歩を進めます。
・浄土ヶ浜 13:00~
│ (国道45号・455号)
・龍泉洞 ~14:00
ご存知、日本三大鍾乳洞が1つ『龍泉洞』!!
密かに今回の旅行で楽しみにしていた場所のひとつであります。山口県の秋芳洞が未だ忘れられない僕には、同じ三大鍾乳洞に数えられるここ龍泉洞もきっと最高の場所となってくれるハズ!
レッツラゴー!
とりあえず例のごとく中は自分で確認してくださいって事にしておきますが、ざっと感想を述べさせてもらうと龍泉洞の魅力は地底湖にあると感じました!
正直鍾乳洞だけを見たら秋芳洞には遠く及ばないように思えましたが、地底湖にそれを補って余りあるくらいの美しさがあります。これはホンマに一見の価値あり。
それと、龍泉洞に来たら忘れちゃいけないのがこれ(By地元民より)。
なんでもここの水はモンドセレクションで大金賞を三年連続で受賞していたりとかなり良質なものらしい。やはり地底湖の美しさも関係しているのだろうか。サイダーは普段全く飲まないので違いがわからなかったが、うまかった気がしました。まる。
洞内はかなり寒いので服を一枚持っていくといいと思います^^僕は半そでで三十分ほど洞内をウロついてましたが相当ヤバかったです(外は26℃くらいだった)。あと、人が少ないので一人で行くとちょっと怖いです^^
・龍泉洞 14:00~
│ (国道455号・340号)
・八戸 ~15:00
そのまま頑張って八戸まで突っ走って本日終了。
7/29の出費 ・観光代 1000円 (龍泉洞)
・駐車場代 900円
・飲食代 990円
・おみやげ 600円 (龍泉洞)
・宿泊代 2100円 (漫喫)
――――
合計 5590円
旅の総計 47410円
コメント
龍泉洞いぃですょね[E:shine]
私も行った事あります♪
行き帰りの道で迷子になりましたが…
一人で入って崩落
赤丸の一人にならないでよかったDeathね
小さい頃行ったけど地底湖の青さが気持ち悪くて泣いた気がする (ToT)
この前は私の駄文に長レスありが㌧
うれしかったっすよ(´∀`)
龍泉洞は学生の頃、一度行きましたね。
うみさんと同じく地底湖の美しさに感動しました。
何か漫画を集めたいお年頃なんですが「進撃の巨人」面白いですか?
最後に遠出したのは6年前に札幌行ったのが最後かなあ・・・
どうも年々出不精になってる気がします。
龍泉洞地サイダー、美味しそう。
三○矢サイダーと飲み比べてみたいですw
>>舞さん
ちょっwあの一本道で迷子になれるって逆にすごいような(;^ω^)w
音声ガイダンスが届かない奥の方に一人でいると結構怖い場所ですよね…今に龍泉洞殺人事件とかコナンでやりそう><
>>kenjiさん
相変わらず才能ほとばしる文章っすね!
>>デしさん
なるほど、子供ならそういう感覚持っても不思議じゃありませんね。夜の闇のような底知れぬ恐怖みたいのは確かにある。
…が、逆にだからこそ美しいと感じる面もあって。
おお、俺、今なんかかっこいい事言ったかも。
>>ナニカクルガさん
地底湖、ほんと綺麗ですよねー。神秘的というか、非日常感を煽ってくれてなるほど、デートスポットとして人気があるというのも頷けます!
前回の長文につきましては参考にして頂けたなら幸いです^^残念ながら現代の科学ではボーダー理論にすがるしかないのです…シクシク。
>>小島先生
進撃の巨人は正直一巻二巻の衝撃、というか面白さが強すぎてそれ以降が着いてこれてないという感想です。まだまだ先は長そうなのでとりあえず保留しとくのがベストかと。
最近僕が読んだ漫画で面白いなと思ったのは「ロボット残党兵」「悪の華」ですかね。ロボット残党兵はあまり漫画喫茶などでも見かけないので全部読んでませんが、非常に名作な予感です。完結しているようなので僕も集めたい。悪の華はまだ途中です。集めるタイプの漫画じゃなさそうですが、おぬぬめ。
>>椰子さん
You、遠出したいなら全国の競馬場回っちゃいなYO!
ミツヤサイダー飲んだ事ないから違いがわからない男><
が・・・ッ!ダメ・・・!
焼き土下座だな。。。
はじめまして!よくこのブログ見させてもらっています。
この記事には関係ないことなんですが、是非うみさんにみてもらいたい記事発見しました。
逆正弦定理。負ける人は負け続け、勝つ人は勝ち続ける。みてみてください。
鍾乳洞は死ぬまでに行ってみたい場所!
一人でどっか行ってもサクッと見て帰ってきちゃうので、umiさんの満喫ぶりをみると羨ましいですねw
>>( ・ω・)y-~~~~さん
不明白意义(;^ω^)
>>GUさん
初めまして^^記事読ませて頂きました。
「無限に試行できない以上、偏りは存在する」
これは玄人パチプロの皆さんが自然と辿りつく考えだと思うのですが理論として名称があったのですね!!ありがとうございます!面白いものを教えて頂きました!
とは言え、結局この理論も「これから」まで予測できるわけじゃないのでパチンコを完全に辞めない限りは動き方は変えらないぽ('A`)
「これまで」を嘆く事しか出来ない哀れな子羊(´;ω;`)うぅッ
>>uさん
死ぬまでってw場所さえ選ばなければそんな秘境ってわけでも無いでしょう^^;? オススメはやはり山口の秋芳洞!メキシコのクリスタル洞窟なら「死ぬまでに」行ってみたいと言えるなぁ。
umiさんは時間があるだけです(´;ω;`)