今の現場は割と時間に余裕があるので昼休みはキッチリ取れる。さらには人目に付かない無人施設の軒先を借りることが出来るので、シートを敷いて昼寝をする余裕があるぐらいだ。
だが最近「ヒアリ」のニュースをよく聞いてるうちに、あるわけないとわかっていても身体にちょっと虫が這い寄る感覚がしただけでビビって飛び起きてしまうようになった(昔それで骨折した事があるからねw)。
ただでさえ外で遊ぶ文化が消えつつあるってのに…なんだあいつらは?テロかよ。ヒットマンかよ。毒虫が死ぬほど苦手なので今からもうビビってる。ちなみに僕は昆虫地球外生命体説を根強く信仰しているクチで()、昔から昆虫という存在が怖い。このヒアリにしたっていよいよ大規模な人類掃討作戦が始まったなという印象すら抱いていて・・・()()
なんて、今はまだ笑い話ですむが、こんなのがそこらかしこに出現するようになれば近い将来野宿なんて言葉は消えてしまうのかもしれないね。ほんと、生きづらい世の中になったもんだ。
さて昼寝で思い出したが、昔・・・学生時代、うちの高校は夏になると決まって名古屋の某大学に合宿へと行っていた。朝から晩まで炎天下の中、ひいひい血反吐を吐きながら大学生とハンド三昧。伝説の16時間耐久練習は今も部員達の語り草。その際僕は顧問の怒りを買ってゼロ距離ノック(ブロック練習)をガチで喰らって実際血を吐いていたw体罰なんて認識すらなかったあの頃…
この地獄の合宿でも昼休みは割と長くて、さらに夏休み中の大学構内が開放されていたため昼寝をする場所には事欠かなかった。
風通しの良い屋根のある渡り廊下のような場所で、みんなで大の字になって寝ていた。疲れも相まってそれは至福のひと時。永遠にこの時間が続けばいいと思っていた。そして同時にこう思ったものだ。
(部活の練習の合間なんかじゃなく、ただここで昼寝をするためだけに来てみたい!)
だが卒業後、あれから一度もあの場所には行っていない。別にあの場所でなくたって似たような経験はどこでだって出来る。ただただ風通しのよい日陰で昼寝をするだけだ。しかし今日に至りついにそれだけのために動くという気にはどうしてもなれなかった。なぜだろう。やろうと思えばいつでも出来るのに、いざそれを自由にやれる段になってみると途端に色褪せてしまうこの感覚・・・
限定状況下でのみ感じる魅力というものは確かにある。
例えば今だと何もかも忘れて突然車でどこか遠くへ旅に出るとか・・・。これだって、数年前までの僕ならいつでもどこでも行く事が出来た。だが行かなかった。行ける時はそういう気持ちにならないもので、それが困難になると途端に愛おしい・・・
もっと分かりやすい例でいえば、当時あれだけ酷評されてた北斗の拳SE。あんなのだって、今のこの腐りきった状況では魅力的に映るだろうよ。
いつだって隣の芝生は青く見えて、過去は美化される。これは無いものねだりの本能なのか。
やがて休憩時間が終わり仕事が始まる。昼寝を終えた僕は名残惜しい気持ちと共にシートに乗ってる蟻を払い落とす。こんな事でさえ、いつか出来なくなったら愛おしく思い出すのだろう。ああ、MAXタイプが打ちたい・・・
コメント
牙狼鋼・・・と言いたい所ですがスーパーumiさんのお眼鏡に叶うような調整のMAXはもうどこにもないでしょうねえ。
わかる。合宿で毎年泊まっていた民宿のロケーションが最高で結婚したらここに普通に泊まりに来るんだ・・とフラグ立てたにもかかわらず一度もいってない。ほんの少し足伸ばせば余裕で行けるのに
実際SE出たら神台!サギー!とか上も下も凄いでしょうねw
ふ、FAINALが打ちたいんじゃ・・あと覇者・・
無い物ねだりは人の性ですね
4号機全盛期に戻らないかなぁ
>>。さん
スーパーumiとか懐かしいなwまだ残ってるところは残ってますもんね。設定1上等とスロは打てても、パチの極悪釘のMAXは腰が引けちゃう不思議。鋼よりはファイナル打ちたいかもw
>>ヨシホイさん
いつでも行けるはいつでも行かないと同義ですからね!チョコレート喰う暇あったら民宿連れてってあげなきゃw
SEはともかく、今出たら天覇の章は正直打ってみたいかもw歴代北斗の中でこいつだけクソスペックすぎて触る気が全く起きず消えていったんだよな~^^;
>>kenjiさん
実際今四号機出てもつまらんと思うぞw五号機は良く出来てるって思うもん。
規制やらが何とかなって、よしんば四号機全盛と同等の盛り上がりに戻ってもネットの普及率も戻してくれなきゃあっという間に食い尽くされて終わりだね(‘A`)あの時代の何が良かったって、イベントでも規制でもなく客層のヌルさだったと今ならわかる。