12/3　　たがない

たた、たと、たま、たた、たと…

暗号と言うわけではないが、これが何を意味しているか･･･わかるわけないわな（；＾ω＾）

画像は僕のスマホのメモ帳のスクショなのだが、これらは各列に平仮名の「と」と一文字だけ打とうとした結果である。ただ、勘違いしないで貰いたいが「と」を各列に打つことが目的なわけじゃなくて、「と」を打とうとするとこうなってしまう現状を分かってもらうために敢えてこうしたのであって・・・
　

つまるところ、フリック入力の「た行」が壊れたのだ(´；ω；`)

フリック入力とは、今更説明する必要があるかわからないが従来のあ→い→う→え→お、とボタンを押す事によって選択文字を変更していったいわゆる「ケータイ入力」方法を進化させたもので、画面上で指をスライドさせる方向によってあ→おの一発ワープを実現させる事が可能になったとんでも便利ツール。

先ほどの画像がまさしくそれなのだが、「あ」の左右上下に「い」「う」「え」「お」が控えているのがわかると思う。従来はこの「あ」行をポチポチ押す事によって「い」や「う」を選んでいたが、今は「い」を選びたい場合は「あ」行を押して左に「フリック」。フリックとは素早く動かす、弾くという意味で、文字通り画面上で打ちたい文字の方向へ指を弾けばいいのだ。このような調子で「あ」から「お」までの大幅な時間短縮に成功した結果、今やフリック入力は生き馬の目を抜く現代社会を生きる若者達の間では欠かせないものとなり、若年層のキーボード離れを招いているとまで言われる次世代の入力方式である。…ある？

まあここらへんはやればすぐわかると思うのでこれぐらいにしておこう。

さて、「た」行が壊れたということだが、フリック入力の要であるセンサーがイカれてしまったのか？文字を弾くと連打扱いになったり反応しなかったりで、思うように選択できなくなってしまったのだ。

その結果が「たた」であり「たと」であり「たま」である。これらは全て「と」の方向へ指を滑らせた断末魔であり僕の呻きでもある･･･

これがまた、想像以上にイライラするわけで(´・ω・｀)…

よくこの手の故障に対してはセンサーの感度を落とす、再起動するなどが挙げられるがそれらはもう試した。何度やっても結果は同じで、なぜか「た」行だけがセンサー異常を起こしているらしく、仕舞いにはケータイ入力でボタン押下方式に戻しても過剰連打で思うように「た」行が使えない事が判明した。

失って初めて気付く恒例のアレだが、「た」行のロスは深刻な問題だ。「タプ公」をはじめちいさい「っ｣など、た行には日常生活で使わなければ会話が成り立たない重要なキーワードが驚くほど多い。

予測変換を駆使しようにも、そもそも文頭が「た行」で始まる事も多く、初手からつまづきイライライライラ･･･

　（知らなかった…「た」行が使えないとこんなに不便だとは(´；ω；`)）

それこそここ最近、喋り言葉はともかく文章を書く上で「た」行が最も使用頻度が高いのではないのか？などとさえ感じるぐらい、それぐらい不便だ。

今日のこのブログだって、一行たりとも「た」行を使っていない箇所がない。・・・まあ確認したわけじゃないので適当だが（；＾ω＾）探した人はお疲れ！

この「お“つ”かれ」と打つのにもスマホでは6回た行を打ち直しする現状である。図らずも携帯を触る頻度が減っているが、これって案外スマホ依存症対策などにいいんじゃないか？そういうアプリが出たら面白いね。技術力があったらやったのになぁ・・・