1/28　　うみ、整骨通い辞めたってよ

イメージはパズルのピース。凹凸交わる部分を思い浮かべてもらえばわかりやすい。

凹が腰骨で凸が背骨だ。そいつがガッチリはまってるところから若干浮かせ･･･左右前後斜めに思う様捻ってみよう。現実では少し背中を反らせてる状態だろうか。

ｺﾞﾘｺﾞﾘｯ。

　（ううっ(´；ω；`)）

これまで意識してこの動作をやってこなかったから何とも言えないが、少し前からこの動作をするとｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘっと当該箇所が悲鳴を上げるようになっている。ちょうど背骨と骨盤の合流地点と言おうか、それは正しく以前から囁かれている仙腸関節周辺であり･･･

感覚的にはここがピタっとハマっていないと言おうか、とにかく違和感を覚えるわけで。

もっと言えば「骨がズレてんじゃね？」という疑問。関節を動かした際に音が鳴るなんて人間よくある事なのだが、前まで鳴らなかった箇所が…となれば話はちょっと変わってこよう。

大体身体を動かしてポキポキと音が鳴るのは、関節周辺の筋肉のコリだとか歪みが原因だと言われていて、なるほど思い当たる節はある。

　・腰や股関節からポキポキ音がするようになった
　・腰の稼動域が極端に減少した
　・足を上げたり特定の動きに痛みを伴う

これらは全て、調べると「骨盤のズレ」というワードへ行き着く。腰単体で言うならば仙腸関節のズレと断言する人も多い。

　（仙腸関節…やはりどうしてもこのキーワードに行き着くなぁ）

前にも仙腸関節がうんたらかんたらという話は書いたと思うが、実際にその存在を知っていても治療につなげる場所へは未だ行ってはいない。もしかしたら通ってた場所で知らずにやってくれてたのかもしれないが、僕の思う「仙腸関節のズレを直す」という治療を納得いくようにちゃんと説明してくれた先生はいなかった。

この分野の名医というか第一人者が仙台の病院にいるらしいが、さすがにまだそこまで行こうとも思えず…だらだらと時間だけが過ぎている。

最近はもう整骨にも行かなくなった。時間が取れないというのもあるが、何より最終兵器ぐらいに思っていた「アキュスコープ」で満足行く結果が得られなかった事が大きい。確かに初回から数回に渡っては効果の程を実感できたのだが、徐々にその感動も薄れ…思えばあれは深層筋肉などに作用するもので、骨格に与える影響は少なかったのではないのかな。無論凝り固まったインナーマッスルを解しほどく事で関節の動きを滑らかにし、ひいては骨盤の歪みを解消する効果だって見込めたのかもしれないが、三ヶ月以上通って腰痛が回復する気配を見せなかった以上方向性の違いを疑わねばならぬ。

結局妄信しきれず、最後に整骨に行ったのは昨年の七月終わり。そこから半年経ったけど、正直整骨に通っていたときと今の腰の痛みの度合いが大して変わっていない事に苦笑い（；＾ω＾）

いや、毎日の入念なストレッチと腰痛対策で買った椅子の効果でなんとか悪化を防いでいたりするのかな･･･ｗそれにしたって整骨通いが大して効果がなかったと認めるわけだが。。

　「やっぱ宗教じゃん(´・ω・｀)」

屈む事を拒む僕に妻が勝ち誇った顔でそう投げかけて来る。前々から効果の見られない整骨通いに、まるで宗教のようだと揶揄してくれたが、思えばあれほど的を射た発言もなかったわけだ…

　（宗教か…結果を見れば確かにそうかもしれん）

　
認めたところでこの腰の痛みは何一つ解決しないのだ。そしてそれは腰痛持ちにとっては死刑宣告に等しい。

だったら宗教でも何でもいい。狂信者にだってなってやる。とにかく腰の痛みを何とかしたい、そのためだったら民間療法にだって魂を売ろうじゃないか！

歩いた。ほぐした。科学の力でもほぐし尽くした。人体工学に基づいた良い椅子を買った。ストレッチは欠かしていない。痛み止めを飲んでいる（痛みを庇って姿勢を悪くする事を防ぐため）。

他に…僕に出来る事はなんだろう？

　（考えるまでも無い！）

仙腸関節、いよいよこいつと向き合う時が来たのだ！

と、言うわけで最後の希望、骨盤専門のクリニックに行って来ます(´・ω・｀)これで駄目なら痛みを我慢して筋トレしかないが、それは最後の最後の手段に取っておきたい。

　「なんで？」
　「宗教だからな」

あくまでも他力本願、それが信者たる者のあるべき姿なのだ。
解脱の日を夢見て、妻の冷ややかな視線と腰の痛みに耐えませう。