3/8  タプ公筆を選ばず

全体的なスキルの底上げの結果だろうか、巷にはそこそこの「萌え絵」が溢れるようになっている。或いはインターネッツやSNSなどがより身近になったおかげで発表の場が増えたからという事なのかもしれない。漫画なんかが一番その傾向が顕著だと思うが、一昔前に比べると「絵」というものに対するハードルが若干上がっているような気がするわけで…

 「ん?なんだそれ」

家に帰ると娘が何かのキャラクターっぽいものに色を塗っている。吹奏楽部のポスターなんだそうだ。

 「塗るのめんどくさいよぉ><」
 「なんか薄っぺらいなー。もっと立体感というかだな、」
 「そんなに言うならやってみせて貰おう(´・ω・`)」
 「えっ?同じポスターで色塗りを!?」
 「無理なら言わないでよ」

実は小生、その昔に「塗り」の極意みたいのを発見している。これはヘタクソでも何となく上手く見えてしまうという、恐らくどこでも語られてる手法なのかもしれないが…(?)、一応当時自分で発見し今日まで暖めてきた技術である。

ちなみに試すのは初めてだ!だって「塗り」なんてイラストに関心の無い人じゃない限り、大きくなったらなかなか触れることはない分野だろうw

 (塗り…か)

少し話は飛ぶが、有識者であれば「塗り」という単語でまず思い浮かべるのが「石恵」という単語であろう。

 (いしえ(゚∀゚)!)

なんのこっちゃと思われるかもしれないが、わかる人にはわかる。名を知らずとも作品と言うか、表紙を見ればわかる(笑!そんな某ジャンルに措いて一時代を築き上げた偉大なる人物。

僕は今の今まで「いしえ」と読んでいたがw、正確には「いしめぐ」なんですね(;^ω^)

僕は当時どこでも見かけるこの人の作品を見るたびに、絵はアレでも塗りが良ければイケるんだな~と思ったものである(失礼

 (先生、今それを証明してみせます!)

というわけで、どちらが娘でどちらが僕の「塗り」でしょう?そして僕の言う「テク」とは一体どれを差しているのでしょう!?

…勿体ぶればぶるほど発表で恥ずかしくなるのでさらっと発表しますが、上が娘で下が僕です。まずこの時点でどちらが上手いかっていう問題になりそうなレベルですがw

 (塗りって思ったより難しいんだな^^;)

タプ公LINEのときにそれは若干気付いていたが、実際手描きでやってみるとその思いはさらに増すばかり。

ちなみに今回、「コピック」というプロも使う(?)イラスト用マーカーを一部に使用している。娘が一時期イラストに嵌った際にねだられて買ったものだ。

こいつは何が優れてるかと言えば…正直よくわからんのだがw、使ってみた感想としては安定した色を出し続けることのできる水彩筆…という感じ?全体的に水っぽい色合いを出してくれるものの、その割に紙はふやけず、すぐ乾くので何度も重ね塗りする事で立体感を出す事ができる。きっとそれ以外にも利点はたくさんあるのだろうが、今回僕が使って感じたのはソコだった。

検索するとこのコピックを使った上手な塗り方を紹介しているサイトはいくつもあって、ちょっと真似してみたら何だかんだで良い感じに・・・・なった(;^ω^)?

僕の塗った方の肌色はコピックを使っているのだが立体感を出してみようと色を濃く塗った部分は何となくわかると思う。ただ絶望的に技術とセンスがないので上手に見えないだけで、コピック自体はなかなか良い商品だと思った。思ったけど何かが変わるわけじゃないがw

そしてもうお気づきだと思うが、僕の発見した技術というのは「フチの色を濃くする事でなんか上手に見える!?」というものでして、なんか中学校ぐらいのときに女子がこういう塗り方をしていたのを見て感心した記憶がそのまま美化されて今日に至ってしまったわけで…w

勝手に発表して勝手に気恥ずかしくなったので勢いで検索したらこんな記事が出てくるし…親子で愉しむ【ぬり絵】

 (完全に幼児向けの技術じゃねーかww)

娘二号が生まれたらタプ公の絵本を作ってやろうと画策しているが、その時までにもう少しコピックを使いこなせるようにしておこう。

コメント

  1. 三重県人 より:

    自分は「いしめぐみ」でしたw懐かしい。
    ツイッター眺めてると毎日のように色んな人の絵が流れて来ますが周りにはそんな人全然いないのです。

  2. ヨシホイ より:

    い、いしえ!なんかこう髪のキューティクル?ツヤ感?が好き
    やっぱツヤツヤっていいですよね!黒ギャ・・ゲフンゲフン

    ふちというか重なってる部分を太く書くとカッコよくなると会社のデザイナーに聞いてきましたよ!あと目の部分もはっきり濃いめにかくと(アニメ調の絵は)インパクトでるんだとか
    安定した色を出し続ける水彩筆・・なんかワクワクする・・塗りなんてこの先やる事ないだろうけどちょっと欲しい

  3. 愛知のクマ より:

    私は塗るのは苦手で、線からはみ出してしまったりします。子供に教えられるかなぁレベルで苦手です。
    絵を描くと嫁から画伯と呼ばれしまうくらいスケールが凄く?なってしまいますw
    小学生のとき、漫画家になりたいと思いましたか、三日も持ちませんでしたw
    やっぱり、私はクッキングパパになるしかない!

  4. べるこ より:

    良い塗り!マニア受けは厳しくなると思うんだけど、努力!(しかねぇだろ、このジャンルは・・・)
    ごめんなさい、前回コメントで(11月か12月くらい)仮想通貨勧めたりして。(ゴメンなさい。悪気はまったくないんだけど、仮想通貨って言うジャンルを買ってる人間もワケが分からないウチに金が増えてるからアタマがオカシクなるんだw。)

  5. kenji より:

    正解見るまでも無く塗りつぶしと塗りテク()の差はわかりましたよ。色合いは娘ちゃんの方がいいと思いますが薄すぎるかなーと

    スキャンで取ってPC塗り安定かと思います
    グラデーションカラー、艶出し、光、暈し
    それこそ何でもできますし

    しかし、よく女性はほほのトップにチークを乗せますが
    実際はあんなに赤くならないですよね
    葛飾北斎先生のように、実物より大袈裟にしないと伝わらないからでしょうか?

  6. kenji より:

    あ、因みに弘法大師様は筆を選びまくったという話です

  7. umi より:

    >>三重県人さん
    いしめぐみ、そんなのもあるのかw
    言われてみると僕もリアルな知人で絵がべらぼうにうまいって人いないなぁ…昔、僕がシナリオ書いて友人が絵を書いて同人ゲームを作ろうって話になった事があったんですが、あいつどうしてるかなぁ(遠い目

    >>ヨシホイさん
    いしえ先生の真骨頂は肌ですよ旦那!しかし髪の光沢ってのも何時の間にか当然のようになってますけど誰がやりだしたんでしょうね。発明だと思います。それと影の付け方も結構大事だと思うのですが、今度それもデザイナーさんに聞いておいてくださいまし。

    ふちを濃くして強弱つけるってのはやはり歴としたテクだったんですな!一子相伝、娘に伝えようと思います^^

    >>愛知のクマさん
    絵って写実画でもない限り教えるなんてのは正解ないんじゃないでしょうかね?ましてや塗りなんて!スケールのでかい描き手に育て上げてやってください、画伯w

    >>べるこさん
    仰るとおり努力!数をこなせば塗りなら一定の水準までは行くと思ってるんですが甘いですかねぇ^^;そこから先はセンスでしょうけど。

    仮想通貨はこうなるの見え見えだったじゃないですか(;^ω^)と、言えるのもこうなってるからこそ、かw?

    前回コメの時点で既に手遅れかなーと思ってましたし、幸い「見」してそのまま過ぎ去って被害はありませんのでご安心をば。どうせやったとしても投資はあくまで自己責任ですからね、怒ったり謝ったりするのは違いますよ。というかワケのわからんものを薦めるのはよし子さんやでw(;^ω^)

    >>kenjiさん
    僕も色合いは娘の方がいいなと思ってます!PCで塗るのは今回はありえませんけどw、実際タプ公のLINEスタンプ塗ってる時にその難しさは体験しているので僕にはそこまでの技術は無理ですw筆を選ぶ以前の問題だすな。

    女性の頬の赤いのは自分もずっと思っています。血色をよく見せるのが目的で始まったんですよねあれ?(違うかなw?) 

タイトルとURLをコピーしました