8/27　　リアルＪＤ

リアル脱出ゲームというものが静岡の片田舎で行われる時代。それも名探偵コナンの人気キャラクター安室さんコラボとあらば…大ファンの娘がスルーするはずもございやせん。

　「ん？おまえ怪盗キッド推しじゃなかったっけ？」
　「時代はアムロさんだよ～。バーボン超かっこいい(ﾟ∀ﾟ)」

そういえば最新作の映画で主役やってたもんなこの人。出自がよくわからんのだけど、ガンダムのアムロの声をやってる人が声優だから安室という名前なのか、それともキャラが安室という名前だからアムロの声優の人が選ばれたのか…

しかし確か「赤井」というライバルキャラもいて、それはシャアの声優さんが声を当てていたはず。となると必然的にガンダムファンの関係者（作者？）のゴリ押しで作られたキャラなのかなこの人らはｗ？

まあどっちでもいいが、ここまで人気になるとは思ってもいなかった。

今回のリアル脱出ゲーム、会場は市の文化会館。文字通り広い空間を使った推理+脱出系のアトラクションものかと思っていたのだが…

　（ん？案内図見るとギャラリーの一室しか使わんのか）

会場に到着すると長蛇の列がとある一室へと続いている。昔この近くに住んでた頃があって、その時にはまだ無かった施設である。入るのはこの日が初めてなのだが、外観から見るにそこまで大きなものでもなさそうだし、中をパテーションで区切っていたとしても「脱出」ゲームをするくらいのスペースがあるとも思えない。

　（なんかこう、富士急ハイランドの戦慄迷宮みたいのを想像していたのだが違うのかな？）

それはともかく、並びの女子率の高さがキャラの人気度を窺わせる。最終的にワンフロア170人ほどが入ったのだが、そのうちの8割は女性であった。

自分は娘と娘の友達を引率してのオッサンであるが、この場にいる男性はほぼほぼ似た様な境遇の方ばかりに見える。

　（だが、それがいい！）

実は今回のゲーム、六人一組で行うチームプレイとなっている。即ち、周りが女子ばかりと言う事は必然・・・!!?

　「よろしくお願いしま～す」
　「こちらこそっ(ﾟ∀ﾟ)」

受付で番号の書かれた札をもらい、係員の指示に従ってその番号に割り振られた場所へと赴くと、六人がけのテーブルには既に三名の・・・女子大生(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ)！!花のＪＤ大回転じゃい！

　「皆さんは・・・お友達、、ですか？」
　「！？」

そして女子大生Ａの第一声に驚いた。僕と娘とその友達を見て言うのであるｗ

これは僕が若く見えるのか、娘達が大人びて見えるのか、はたまたお世辞か皮肉か判断に困るところだが…ｗ

　「いやいや、この子らは娘と、その友達です＾＾」
　「えっ！？じゃあお父さんなんですか～!?お若いので…ｗ」

この隣に座った女子大生Ａが、地味目のヲタ系なのだが男慣れしているというよりむしろ逆で（或いは僕が対象外すぎて安牌に思われてたのかもしれないが）、とにかく無邪気さ全開で終始距離がめっちゃ近く、眼前の娘の目線が痛いぐらいであったｗ

　「ハーレム卓ｷﾀー(ﾟ∀ﾟ)ー！」
　「きもっ…ｗ」　←娘

変なヤツラと組まされたらどうしようという心配は杞憂どころか真逆の最高パティーンでおじさんご満悦。一般2800円2時間コース、相席居酒屋よりコスパええぞこれｗ(ﾟ∀ﾟ)！

ほどなくお馴染みのテーマソングと共に脱出ゲームが始まるのだが、どうやら僕が想像していた『脱出』ゲームではなく、テーブル上で様々な問題を解いていきこの部屋に仕掛けられた爆弾を解除するという設定の『仮想脱出』ゲームのようだ。

…と、色々書いて行きたいところなのだが

　『今回のこの『プロジェクト・ゼロ』ですが、感想は結構ですがネタバレは厳禁ですのでご協力よろしくお願いします！！！』

とのスタッフの再三再四に渡るお願いが入ってたので、内容は書けませんが…とりあえず「脱出」は失敗ｗ

なんでも成功率15％とからしいけど、最後に答えあわせをコナン君に聞かされてもとてもじゃないが制限時間が無限でも解ける気がしなかった。実は隣の女子大生Ａが脱出ゲームマニアらしく、色々なイベントを渡り歩いている猛者だったにも関わらず、全工程の70％程度しか解けずにタイムアップしてしまったぐらいである。

　（個人問題の答えを共有してったりする場面もあって、協力プレイというのが想像以上に大変だったもんなー）

実際この日、僕達の講演回に参加していた29チーム中、2組しかクリア出来なかったようだが、その2組が存在した事すら驚いてしまうぐらい手の込んだ問題の数々。僕はこの人達が他の公演場所で既に内容を知っていたのでは!?と疑っているぐらいであるｗ初見であれを解けたなど信じられない！！…ぐらい難しかった。

それでも終わってみれば大満足で、正直セットなどちゃっちいなと最初思っていたけれど、その感想を覆す面白さであったのも紛れも無い事実！

　「思ったより面白かったな」
　「ねー、他のやつもやってみたい！」
　「あの娘色々周ってるって言ってたしＬＩＮＥ交換しとけばよかったぜぃ」
　「きもっ…」

娘共々別のリアル脱出ゲームなどにも興味が湧いて来ました。それこそアトラクション型などが東京などに常時開設されてたりするそうなので、機会があれば是非行ってみたいなぁ。

…女子大生がセットならなお良し＾＾