期間工時代、週末になると街(駅前)に飛び出しパチンコ、風俗、麻雀、そして…ヴィレッジバンガードへ通ってた。
当時「高橋歩」という今でいうユーチューバーの走りみたいな人…と言ったら失礼かw、多分冒険家という言い方がしっくりくると思うのだが、彼の仲間とワイワイやりながら自由にやりたい事を楽しんで生きるというスタイルに憧れを抱き、それらの関係書籍を大々的に取り扱っていたのがヴィレバンだけだったというのも大きかった。
あの頃、まだこれぐらいぶっ飛んだ店というのは中々なくて、アニメイトでさえかわいく見えた。何に使うのか全くわからないような商品の数々に都会を感じていた。入るだけでオシャレになったような気さえした。
駅前に行ったらとりあえず用は無くてもヴィレバンに入るという制約を己に課していたものだ。
…と、これぐらい謳ってみたはいいものの、当時通っていたオシャレな雑貨屋がヴィレッジバンガードかどうかは実は知らないw 店の名前を全く覚えてないのだが、内装的に恐らくそうだろう…と。
さて、時はあれから15年…っておいw そんなに経ってるのか(;^ω^)??
昨今、株主優待券があるので街に出ると用が無くてもヴィレッジバンガードに足を運ぶ事が多い。
相変わらず何に使うかわからないようなものばかりだと、15年前と同じ感想なのに全く正反対の印象を抱きながら店内を回る。あの頃は宝の山に思えた店内の商品の数々も、今はゴミの山にしか映らん。
…つまらん大人になってしまったものだ。
(優待券を使う機会がない^^;)
こうして全く欲しいものがないままいつも店内を出るのだが、この日は違った。
(お、この人の漫画こんなに出てたんだ)
サレンダー橋本さんという、ハイセンスな漫画を読ませる野郎である。
以前「新社会人よ、窓際を目指せ」という作品をこのブログでも紹介したが、この人のヘタウマな絵が妙にツボる。
言葉選びも秀逸で、ギャグ漫画家として天才うすた、鬼才原克玄に匹敵するほどのセンスの持ち主と期待していたのだが…
(あれ?なんか真面目な話だぞ(;^ω^))
買った本は四冊で、「明日クビになりそう1.2」「恥をかくのが死ぬほど怖いんだ」「働かざるものたち」なのだが、その中で一つだけ異彩を放つ作品があった。
(この人のギャグ漫画以外も書けるんだな^^;)
相変わらず得意の「窓際族」を面白おかしく紹介する作品かと思いきや、この「働かざるものたち」は働かない人々にも理由があって、そうなるに至った背景やそれを見て考え方を変えていく主人公…そこには彼らの悲哀と物語が確かに存在するという、現代社会に向けたメッセージ性の強い作品である。
(ええ… 誰が主役やんだよ^^;)
そしてまさかの実写ドラマ化である。そしてそれに伴い作者インタビューなども行われていたようだが…
イベントレポート『働かざる者たち』 に学ぶ働くヒント
ここで作者が色々語っているのだが、イメージと全く違う真面目な受け答えで驚かされる。兼業漫画家らしいというのも初めて知ったが、オモコロにクソみたいな4コマを上げ続けてたのもこれで納得だ。よくもまあ会社勤めをしながらあんな気の狂ったようなギャグを書けるものだと感心してしまうぜ。
(そういえば…)
売れる前から知ってたよ繋がりではないが、昔から見ていたサイトなどの作者が最近売れてたのを見かけたので紹介しておく。
作者は「殆ど死んでいる」という人なのだけど、(恐らく)気に入ったキャラの二次創作漫画をひたすらにサイトにアップしていた人だ。有名なところだと「がんばろーぜん」がまず浮かぶ。
他にもシュタインズゲートやガルパン、最近だと艦これ漫画なども有名かしら?とにかく女の子がかわいいのでそれだけで価値がある。エロは書いてないと思うが、かわいいだけで同人誌もきっと売れてたんじゃないだろうか。
確か僕はハルヒの漫画辺りでこのサイトを知って、以降ずーっと地味に思い出したころに見続けていたのだけれど、ここ数年すっかり忘れてて、先日本屋に見たことのある絵柄があって驚かされたものだ。
(アンタ、ついに表舞台で売れたんだな(´;ω;`)ウッ…)
全くもって余計なお世話だろうがw、なんだかうれしくなったものだ。内容も昨今流行りの異世界転生チートものかと思えば、それを題材にしつつも少し捻ってて面白く読めるし、何よりツンデレちゃんがかわいいし!
そしてもう一人、結構前にブログで紹介したと思うのだが検索しても全く引っかからない。絶対書いたと思うので移転騒ぎで消えた過去日記の一部に埋もれてしまったのか単にコメント欄で誰かに語っただけなのか…
スカラムーシュというサイトに見覚えはないだろうか?サイト主は「アンギャマン」という行脚…つまり歩いてどこへでも行くという方で、その様子を漫画に描いてサイトでUPしている世捨て人風(?)の印象があった人。
2chまとめサイトで見つけたのがきっかけで、「リアル遠足。〇〇まで歩いて行ってみた」みたいなシリーズがたくさんある。僕が出会ったのは「ガチ遍路」シリーズかな。
なんか敢えて利き手じゃない方の手で描いてるだか何だか忘れたけど、当時から画力で勝負していなかった節があったのだが、現在の漫画を見ると味のある個性ある迫力あるタッチに進化している。
(そうか、あなたも表舞台に立ったのですね(´;ω;`)ウッ…)
余計なお世話だろうがw、やっぱり昔から知ってる人の努力が報われるとなんだか嬉しいな。
タプ公が売れたら僕に対して同じように思ってくれる方がきっといるのだろう。長らくサイトをやっていれば、図らずもそれが誰かの思い出の一部となりうるのだ。形に残るものも勿論素晴らしいけれど、心に残るというのはサイト運営者冥利に尽きるだろうぜ。
コメント
私もマンガ好きでumiさんにはよく騙されて購入しています。
あんた口が(紹介が)うますぎだよ。
ザ・ファブルは面白かったです。
うみさん知ってるかもだけどモンハン月下アプリ120円だったのでポチるべし
クイブレ(もちろんレイナですw)リベンジの結果、右下失敗からの当たり!やっぱ右下やね
時短でしたが引き戻して23連!ST中僕はアイキャッチ待ちしてます「クイーンズブレイド!」ってやつ
貯玉作れたけどパチ屋に長居するの悪いことしてるみたいでなぁ
>>2112さん
ファブルは僕じゃなくてもいずれ誰かに勧められてたでしょうってぐらい鉄板なので、僕はマイナー系を推していく方に専念させてもらいますw
…が、サレンダー橋本さんの漫画は当たりはずれ大きいので慎重にどぞw
>>REGさん
120円はお得ですな!ところであのアプリって1G連だかただの青奈奈の一部でアマツ出てくるとか色々実機と異なるという話を耳にするのですが、改善されたんでしょうか?
>>ヨシホイさん
右下失敗しても普通に当たるぐらいの信頼度が素晴らしい存在感ですよね。ST中のアイキャッチ赤以上の強さは僕も大好きです(・∀・)
パチ屋に長居せずに戦うとなるとオスイチを極める他ありませんなw