4/30　　娘、部活辞めたってよ

　（もうこんな遠いとこまで送迎しなくていいのか…）

四月某日、早すぎる娘の引退試合。その試合内容の酷さに苦笑いしつつ振り返る。思えば長いようで短いテニス人生であったｗ

　（これならドンキの3000円のラケットで良かったなｗ）

やめる理由は勉強に集中したいから。なんでも二年になる際、進学コースという一般コースよりハイレベルな授業をするクラスへの移行を希望していた我が娘。しかしこのクラスへの移行は一年の期末テストの成績がモロに関係してくるわけで、（本人曰く）紙一重で落選してしまったらしい。

　「進学クラス行けなかったから塾行く(´；ω；`)ｳｯ…」
　「ええ…塾行く時間なんてあんのかよ」
　「部活辞める！」
　「…時間作るならそれしかないわな」

と、まあこのような至ってシンプルな理由で辞めたわけだが、二年の新しいクラスはテニス部員が全員一緒という謎の構成。辞めて気まずくなったりしないのかが心配だったが…

　「全然みんな普通だよ。今日も一緒にご飯食べてきたし」
　「へー、女子ってそういうもんなのかな」

超がつく体育会系で育ってきた僕からすると、部活を辞めた＝逃げ出したみたいな感覚がどうしてもあって、勿論理由が理由ならそんな事もないのだが（現にフレンチレストランをやってる友人は健康上の理由で辞めたが以後も仲良くやってるし）、周りが良くても自身が皆に対して気後れしてしまわないかが気になるところ。

　「え、なんで？なんとも思わないけど」

　（て、鉄メンタル･･･）

どうやら杞憂であったようだ。

しかし娘が部活を辞めるとこっちの時間的にも非常に楽になる。なんせ平日、週に何度かある学校外の遠方のテニスコートまでの送迎がなくなるし、休日の試合の度に謎に遠い片道一時間半くらいかかる高校への送迎も無くなる。愚痴を聞かされる事も無くなるし…　

　（けどそういう愚痴がイコール青春の思い出だからなぁ(´･ω･`)）

やはり体育会系畑で育ってきた父としては若干寂しくあるものの、あくまで大学進学こそが高校の価値だと思っている娘にしてみれば当然の選択なのだろう。退く、媚びる、省みぬが娘のモットーなのだｗ

ちなみに娘一号、今現在行きたい学部が既に決まっていて、これがなかなか専門で取り扱っている場所が少なく…調べると有力候補になりそうなのが「滋賀」の方の大学だとか何とか･･･

過去に何度か「通った」ことがあるが、本当に琵琶湖の周りを走っていた記憶しかないぐらい何も印象に残っていない…が、今思えば確か「甲賀」を推した看板がそこらにあって、バジリスクだな～と思った記憶があったな。まさかその後、これほどまでにパチ業界にしゃぶり尽くされる事になるとはこの頃はまだ知らず…ｗ

しかしなんだな。改めて滋賀という県に対しての知識が全くないので軽くググってみたのだが、
　　　

滋賀県の気に入っているところランキング ベスト10（複数回答可最大3つまで）

第1位 　のんびりしている　38.8%（160票）
第2位 　交通の便が良く、関西、東海地方に出やすい　36.7%（151票）
第3位 　琵琶湖がある　32.3%（133票）
第4位 　景色がきれい　26.7%（110票）
第5位 　気候が良い　22.1%（91票）
第6位 　水に困らない　18.7%（77票）
第7位 　物価が安い　8.7%（36票）
第8位 　日本三大和牛の一つである近江牛がある　8.7%（36票）
第9位 　家賃が安い　6.3%（26票）
第10位 　びわ湖花火大会がある　6.3%（26票）

近隣地区を神奈川や愛知に変えて、琵琶湖の部分を富士山に変えればこのランキングは静岡でも山梨でも違和感がない…つまり大都市以外はそんなものなのだろうｗ

六月くらいにオープンキャンバスがあるそうなので付き添いで行くかもしれないが、この状況だとリモート（動画配信）になるかもしれないそうな。考えてみれば娘世代の青春のイベントのほとんどがコロナで様々な変更を余儀なくされている。修学旅行先も然り、選択する学部にしても現在は旅行や海外を相手にする系の仕事がほとんど手にならず、代わりに内へ内へと人気学部が偏っているそうだ。

　「私の行きたい学部、これから倍率超高くなるかもだって(´；ω；`)ｳｯ…」
　「…なんというヒキ弱（；＾ω＾）」

娘が大学受験の頃にはコロナは一体どうなってるんだろう。青春の愚痴も言えてる内が華と言う事か。