4/13　　ズレを修正中

新しい現場にも徐々に慣れてきた。まだ技術的な事は難しいが、仕事の流れがわかってくればやるべきことも見えてくる。

　（とりあえず早いとこ一人で行動できるぐらいにはなりたいぜ）

そう思い、新入社員の兄ちゃんと一緒に勉強の日々を送っているのだが…

　　　 ／￣＼
　　　| ^o^ |　 <やっぱ来月から　別の部署ね
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　　　 ＿|　|＿
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　　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　　　　　　|　 　 |　＜　えええ・・・
　　　　　　　　　 ＼＿／
　　　　　　　　　 ＿|　|＿
　　　　　　　　　|　　　　|

これである。一応ぼくは協力会社の人間という扱いなので人手が足りないところに回されるのはしょうがないのだが、しかしこうポンポンたらいまわしにされちゃあ覚えられるものも覚えられないって(´；ω；`)

いや、だから早めに配置換えしたんだろうけど、それにしてもせっかくぽつぽつ話す相手も出来てきて居心地が良くなってきた頃だったので正直だるい。

もう少し今の部署で頑張らせてください！なんて言ったらどうなるんだろう？やる気の表れと取られるものか、てめえの都合なんて知ったこっちゃないんだよと一蹴されるのか…まあ後者だわなｗ

　（しかし…）

よくよく見るとこの会社、若い女性が一人もいない。それこそ玄関前で待ち構えている保険のセールレディのオバサン？が一瞬かわいく見えてしまうぐらいにご年配の婦人しかおらず…

　「あー！あの事務の人が奥さんなんですか！？」
　「あれ？妻を知ってるんですか」
　「ええ、声だけはｗ」

なんて、下手するとウチのも出会いの場さえあればあっさり持ってかれてたのかもしれないぐらいの女日照りの環境ｗ

そういえば既に結婚した身なのでまるで気にしなかったが、社会に出ると出会いの場がないなんて言葉をよく耳にする（した）。まさにココがその地獄の一丁目なのだなと今更ながらに気付かされた。

朝から晩まで働きづめで、休日も週1がほとんどなので積極的に動かないとあっという間に定年だ。最近気付くと朝になってて、次の瞬間また朝になっててと時間がさらに加速しはじめている。冗談抜きに僕が独身でここに来ていたら雀荘かドコモショップくらいでしか女性と話す機会が無いまま40代だったろう。冷静に考えればこれはなかなか恐ろしいものである。

昔、魚君が狂ったように街コンや合コン、果ては婚活パーティに繰り出していた時期があった。思えばあいつだって今の僕と似たような8時-20時ぐらいの労役内で生活していたはずなのに、毎晩遅くまで頑張って時間を都合つけては飲みに繰り出していた。あのバイタリティはただただすごい。

　（よくもまあ俺なんかと遊ぶ元気があったものだ…）

社会に出て思う事はみんな何だかんだで器用にやってんなーという事。今まで思いもしなかった、見る事の無かった視点から眺める風景は新鮮だ。この経験を持ってしてパチプをやればちょっとやそっとじゃヘコたれない勤勉かつタフネスなパチプが出来上がろう。こういう世間ズレしていない感覚は遊び人にとって何気に重要だ。

これからパチプになろうという若者がいたら、一度働いてからの方がいいよと言ってやろうと思う。そうして俺も、次は社会との折り合いをつけた常識ある遊び人に…