5/25  ジンギスカンで勝ちラーメンで負ける

は~~~るばる来たぜっ!!

古ッ!!

このフレーズ、昭和生まれの人間ならば人生で何度か使わずにはいられない場面があっただろう。しかしその元ネタとなる舞台はあまりに遠く、だからこそ「はるばる」という嫌味にも似た枕詞がしっくり来てしまうのだけど…

と、言うわけで!満を持して…は~るばる来たぜ!!

はこだて!

北海道には若い頃一度来たことがあるのだが、お決まりのクラーク博士の像を見たりハイエナしたりと札幌周辺…おもにすすきのメインの観光であって、函館は初めてである。何だかんだ札幌から電車で四時間弱、飛行機を使うレベルの距離なので他県と言っても過言ではないしね。

ちなみにGW前の話で組合の青年部での旅行である。

去年は万博だったが今年は北海道に二泊三日。やけに金があるなと思われるかもしれないが、時節柄大きめのLED工事の仕事があり、それをみんなでせっせと休日にこなしたお金がわんさかあったのだ。遊びのために仕事をするという方針でやっているのでこれが青年部的正しいお金の使い方なのである。

函館か。こんな事でもないと行かないかもしれん場所だろうからぜひとも満喫せねば!!

北海道旅行というと、みんなはすすきのナイトを楽しみにしていたようだが…僕はむしろ函館のほうが目当てであった。しかし函館って何があるのかと改めて言われると…まず五稜郭が有名か。そして…夜景?あと、何がある?函館ラーメン?ばんえい競馬とかもあったんだっけ?

…ノンノン、通は「ラッキーピエロ」を推すのだとか。

この某某ジャグラーの10枚役みたいなキャラクターは、函館のご当地ファーストフードチェーン「ラッキーピエロ」というお店の顔役である。

売りはからあげバーガー?多くは語らない。美味しいのは当然で、その上で観光客向けではなく地元民を愛し地元民に愛され…という空気に好感を持った。洗練されすぎていない雰囲気が良い。さすが推されるだけのものはあるので、いつか函館に行く機会があったら皆様も是非。

ほー。函館は路面電車あるんだ

路面電車ってなんかいいよね。もはや文化遺産的な感覚を覚える古き良き時代の遺物…と言っちゃあ失礼だが、路面電車の残る町並みというのはどこも空気感が似ていて見ると嬉し懐かしくなる。思えば路面電車のある街を車で走ったことがないかもしれないが、やはり運転には相当気を使うのだろうか?

そして函館と言えばの五稜郭…見てよし、中を散策して良しで入場料を取らないのが寛大だなという印象の大きな公園・・感覚的には城跡や古墳という感じ。ちょうどこの旅行の2日後ぐらいに桜の満開予報が出ていたのだが、桜が咲き誇っている時に来れたら尚更素晴らしかったろうというのは想像に難くない。

函館山から覗く100万ドルの夜景とやらもさすがに謳うだけある。

…しかしおじさんたちは別の夜も楽しみたい。

あんたら…絶対に客引きには着いていかないようにな

え?すすきのではそういうの聞きますけど、、こっちもそんなヤバいんですか?

……忠告はしたかんね

タクシードライバーのおっちゃんがやけに深刻そうに教えてくれた函館の夜遊び事情は…意外や意外、下手をすると昨年の和歌山並に賑わって無くて(笑、、、そもそも駅周辺に遊び場がほとんどなく、なぜか駅から離れた五稜郭周辺が盛り場になっているのも謎である。いくら有名観光地とはいえ、決して交通の便が良いわけでもなく他に何かあるわけでもないのに…なんでだ??

僕らの泊まるホテルは駅前である。地元の居酒屋で飲んだ後では移動は億劫であり、、

うーん。あっちまで行くの面倒っすね。

だな。適当にスナックでも漁るべ

この人らスナック好きだよなぁ…

というわけでいざスナックへ。

我々若者からするとキャバクラともガールズバーとも異なる謎の営業形態。パブが近いのだろうが、そもそもパブの定義もわからん。それでいて一見さんお断り的な常連たちの内輪感と加齢臭漂う超排他的な空間という印象しかないのだが… なぜかオッサンらはスナックを好む。

ええやん。

この日はなぜか客として来ていた常連の女の子らと同席になって飲むという嬉しいハプニングで大層盛り上がったのだが… タイミング的にサクラなのかなぁなどと訝しむ。

というのも、この日は結構混んでいたようで嬢が全然足りず、7人で行ったのにBOX席を嬢一人で対応していた状況だったのだ(そもそもスナックってそういうものなのかもしれないがw)。

そしてワンセットが終わろうという頃に入ってきたこの素人客風の二人組…それも結構かわいいし場慣れしている風。満席だと知り帰ろうとしていたのでこっちへおいでよと誘ってみると本当に来てしまい、、そのまま流れるように我々の相手をするではないか。

う~む。店が呼んだと思うほうが自然だが…?

野暮ったい事言ってんじゃないよ!

訝しむ僕を他所に全力で楽しむおっさんたち。そうなんだよなぁ。これが盛り場のマナーなんだろうが… 真面目に考えるだけ意味がないのはわかってるし、そもそも素人だろうがプロだろうが僕にとっちゃ微塵も関係ないのだとわかっているのだが…うまいやり方だなと感心してしまうw

旦那がパチスロ中毒でー、わたし何にもわからないのに連れてかれるんですよー

う~ん。別れるべきだね

なんかピエロの台ばっか打たされてー

あれ?思ったよりいい旦那かもしれない…

そうかぁ?

これがサクラかガチだったのかは答えを知ることは叶わないが、どちらにせよスナックというものは下手なキャバよりは面白いのかななんて思ったり。なんというか良い意味で「ゆるい」。何となくキャバよりは営業っぽくなくワンチャンありそうに思えてしまい、オッサンらがハマるのも何となくわかるし…これが煮詰まると排他的になって一見さんお断りみたいな雰囲気になっていくのだなというのも想像がつく(笑。

今日まで懐疑的だったスナック文化ではあるが、馴染みの店、推しの嬢みたいのが出来ると途端に楽しくなってくのかもしれないという手応えを感じた一夜であった。

なんやねん手応えって…

翌日、先行組は朝早くに札幌へ発ちエスコンフィールドに野球観戦に行ってしまったが、僕は野球には微塵も興味がないので後発組としてゆっくりプラン。スナックで素人風女の子に教えてもらった地元民が行く「自由市」みたいなところへ行ってみる事に。

 

お刺身などを買ったらフードコートでごはんと味噌汁を買ってオリジナル丼や定食が作れるのが楽しい。そして言うまでもなく安くて美味いが、こういっちゃなんだが地元にも河岸の市みたいな場所はあるので…どちらかと言えばこちらの方が新鮮味が強かったな。

函館といえばコレ!というぐらい有名なやきとり弁当。

やきとり弁当という癖に豚肉なのが謎だが、ネギマがごはんの上に乗っかっているだけで味は見たまんま。どちらかというとおやつ的な感覚が強い地元民馴染みの味って感じかな?なぜこんな人気なのかはよくわからんが、空港の待ち時間でさっと食べるのにちょうどいい。

というわけで札幌へ。県内間を飛行機で移動するんだからさすがスケールがでかいぜ北海道。

札幌といえばジンギスカンだが… 旅行会社の人に「だるま」という店をオススメされていたが予約が取れず、もう一つ有名だよと教えてもらった「松尾ジンギスカン」というお店へ行くも…う~ん。。正直、これは。。

実はここへ来る前に時間があったので別行動組で札幌ビール園に行ってきたのだが、ビールだけ飲むつもりがついついその場のノリでジンギスカンに手を出してしまい…w

ちょっと食べるか

え?夕飯ジンギスカンですけどw?

うるせー知るかwこんなうまそうなもん目の間にあってビールがあって食わないなんて嘘だべ!!

しょうがないですねえ⋯って、…ウマっ!?

うまうまっ!!!!

え・・・ちょっと追加していいっすか?

ちょっとだけのつもりが相当ガッツリ食ってしまう事になったわけだが、結果的には比べようもないぐらいサッポロビール園の方が美味かったわけで、、、あれを食ったあとだけに余計に松尾ジンギスカンというお店が霞んで見えた。

というわけで、向こうで食べた分こっちで食べなかったんだし⋯二万円分経費で落ちませんw?

落ちるわけねーし食いすぎだろーがw

食ったら後は自由行動。皆さん思い思いの店へ⋯ 僕は結婚してからはそういうのは封印しているので行かないが、キャバクラぐらいならという事で若手に付き合ってみるとさすがすすきの、どこもとんでもなくレベルが高い。

コンカフェやガールズバーも含め、見る嬢見る嬢とにかくかわいい。どの店にも吸い込まれそうになる。そしてその規模のでかさたるや⋯ なるほどこれは日本一の歓楽街と言わざるを得ないんじゃないだろうか。夜の街として遊びに来るなら天神よりも歌舞伎町よりも絶対こっちだと僕は思う。

あー、あそこ(松尾ジンギスカン)は観光客向けって感じかなー?だるまには全然行くけど、あっちは地元民は行かないかな。

やっぱそうなんだ?ところでこの近くで地元民おすすめのラーメン屋ってどこかな?

えー。私的には信玄って店がおすすめかな

ほう。近くに「輝風」って店があって行列出来てたけどあっちは?

あれもおいしいよ!!でも地元民としては信玄推しかな

りょ。

というわけで、シメの一杯をおすすめの信玄という店で食べようと思ったが少し遠かったのもあり同行者が渋ったので、泣く泣くホテルにほど近い輝風というお店へ。

普通においしかったが、こうなると信玄という店も気になるなぁ⋯ 翌朝一人で食べに行こうかな、などと思っていたら。。

えぇ⋯

なんとその翌朝に火事になったらしい(;・∀・) 失敗したなぁ⋯こうなるなら余計に食べておきたかった。痛恨の選択ミスだ。

最終日はレンタカーにて小樽観光。

ちょうど桜が満開日を迎えたのがこの日らしく、どうせなら五稜郭で見たかったなと思ったけれど仕方がない。

小樽と言えば「将太の寿司」の舞台であるが、さすがに巴寿司的な地元の名店っぽい場所は大人数で入るには厳しいという事で⋯近くの回転寿司屋で食べたがさすがにうまかった!

東北以北の回転寿司屋は大抵どこも他県と比べようもないぐらいにレベルが高いものだが、中でも「トリトン」という系列が道内では有名らしい。今回の旅行中にそちらにも行ってみたかったのだが、予約が効かずどこもアホみたいに混んでいるので泣く泣く見送った。

トリトン・ラッキーピエロ・信玄・札幌ビール園・だるま。

なにこのメール?

これらの店は「行かねばリスト」に記しておくのでご旅行行く方は参考に。僕自身は次が果たしていつになるかはわからない。さすがに飯食うためだけに行くには遠すぎるし、観光のために行くかと言われるとそこまで見たいものも残ってない。恐らく自分の意思で行くことはこの先ほとんど無いかもしれん(;´∀`)

そう考えると、「旅行の終活」みたいなものもそろそろ意識していく歳になってきているのかも⋯なんて初めて感じた。実感を以て一期一会という言葉が圧し掛かる。

 

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