8/20  値段と性能差

何気なくドンキをプラプラしていたらテニスのラケットがあった。お値段3560円!

 (これだったのか!)

それというのも娘のラケット選びについて、顧問の先生から最初は3000~4000円ぐらいのでいいと言われていたらしいのだが、スポーツショップを数店回ってもそのようなものは見当たらず、結局諸々含めて3万近いものを買う羽目になってしまった経緯があるのだが… 思えばここらへんのラケットを指していたのだろう。

 (しかし値段で性能ってそんなに変わるものかね?)

左が娘の25000円のYONEXのラケット。右が試しに買ってみたKawasakiとやらのメーカーの3560円のラケット。YONEXはスポーツをやってりゃそれなりに耳にするメーカーだが、Kawasakiは聞いたことがない…なんてググってみたら、なんか潰れてるっぽいw。wikiには「ブランド名は現存」なんて書いてあるし、ラケット部門だけどこかに買収されてるパターンだろうか?

 (まあどうでもいいが(;^ω^))

娘に持たせてみると、まず第一に重さが全然違うという。なるほど、確かにYONEXの方が微妙に軽い…かも!?と言われてみれば思う程度で、それ以外でこれと言った違いは外見上見当たらず、すると打感だとか衝撃吸収性能!?だとか耐久性とか、そういう部分が違うのだろうか。

テニスラケットに限らず、以前からこの手のスポーツ用品の「値段に比例した性能差」というものに疑問を覚えていた。良いものは縫い目だとか材質だとか、細かい部分がハッキリと良いというのは勿論わかるが、それにしても値段が数倍になったからと言って性能も数倍単位で上がるかと言えば…そんな事はあるまい。

 (昔から思うが、学生レベルじゃ何使っても大差ないだろうよ…)
  
僕がこのようにひねくれてしまったのにはもちろんワケがあるw

ハンドボールをやる人間の間でカルト的な人気のある「スカイハンド」というシューズがあるのだが…

今は知らないが、僕の現役時代にはこれが大層流行っていた。とりあえずこれを買っておけば間違いなし!みたいに言われてて、中学校からハンドをやってた組はもちろん、先輩方でさえも7割ぐらいがこれを履いていた。

僕がまだ一年生の頃、当時の三年生が引退した際にエースだったK島先輩からこのスカイハンドを譲り受けることになった。単に僕がK島先輩に可愛がって貰っていたからという理由なのだろうが、周りはそう受け取らなかったらしく、二年の時期エースに渡さなかった事がちょっとした事件にすらなったそうだ。

そんな事とは露知らず、顧問から「我田引水」というキャッチコピーまで頂いた、傍若無人を絵にかいたような僕。

⊂(´・ω・`) (なんだこのクソシューズは!?)
 /   ∪彡
 しー-J ||
    Σf Ε#⊃ / ̄  ペシッ!!

数回履いてみて、あまりにも合わずに僕はそのシューズを他の部員にあげてしまったwサイズとかじゃなく、履き心地が最悪だったのだ。

 「おめえK島さんに貰った靴、人にあげるとかナメてんのか!?」
 「え、アレ履き心地悪くないっすか」
 「ああ゛んっ!?」

すぐさまその件で先輩に「かわいがられる」事となったのだが(理不尽)、あれ以来二度とスカイハンドは履くまいぞと…なんでみんなあんな靴をありがたがってるのか本気でわからなくて目の敵にするようになってしまった(半分は先輩から理不尽にキレられた嫌な思い出とセットだからだろうがw)。

何気にスカイハンドはそこそこ高い。値段と性能が釣り合ってないものの筆頭として僕の頭にスカイハンドがこびりついてしまっている。

 (…何の話だっけw?)

そうだ。値段が性能に直結しないという事を確かめようという事になったんだっけ。

炎天下の中、さっそくテニスをしにいくことに。例によってテニスコートの確保など夢のまた夢なので、近場の河川敷でプレイ。ネット代わりに中央に置いてみたコーンとバーがいかにも工事屋って感じでいいねw

 「どうだ?」
 「え、何が」
 「いや、だからラケット…」
 「うーん、わかんないw」

そもそも二人とも下手すぎてラリーがほとんど続かないのだ。ラケットの性能差などわかるべくもなく…

 「でもこのボール全然跳ねないね」
 「え?そんな違うの?」
 「うん。だってこれ100均で買ったやつだもん」
 「へー」

僕は全然わからなかったが、試しにスポーツ用品店に行って公式の硬式テニスボールを買ってみたら確かに全然跳ね方が違った。

 (値段に比例した性能差がこんなところに…)

25000円と3560円のラケットの差はわからなかったが、100円と350円のボールの差は明らかだった。

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堕落blog録

コメント

  1. ヨシホイ より:

    初めからそれなりのラケットを!とコメした者です
    もう少し練習して球をラケットの芯で捉えられる様になるとラケットの性能差を感じられると思います
    打つ時にはとにかく頭をブレさせずに、打ち終わるまで目線を球から離さないように、(打った球を目で追わない)ラケットはちゃんと最後まで振り切る(アウトを恐れて中途半端に振ると余計吹っ飛ぶ)
    これを反復しましょう!

    助成金は今月から土曜休みを始めたのですね。今月休んだ分も申請出来ますよ申請には休業手当として支払った事実が必要ですので奥様が日割り計算等をする労力はかかるかもです

    最近こんなコメが多いので武器屋さん辺りに「イキリのヨシホイ」とか呼ばれそうで怖いです><

  2. ドニート より:

    地面と水平にラケットもってスイートスポットに上からボール落としたら分かるかもしれんすよ

  3. kenji より:

    耐摩耗性、偏芯性、耐熱性、被破壊安全性
    とかが違うんじゃない?
    だから新品だとわからないのかも?
    ボールは強度と弾力位しか比べれんから、すぐ分かったのかも。

    知らんけど

  4. umi より:

    >>ヨシホイさん
    >打つ時にはとにかく頭をブレさせずに、打ち終わるまで目線を球から離さないように、(打った球を目で追わない)ラケットはちゃんと最後まで振り切る(アウトを恐れて中途半端に振ると余計吹っ飛ぶ)
    これを反復しましょう!

    ありがとう、偉そうにアドバイスしてみますwこういうのって壁打ちでもOKなんですかね?練習するにも球を使うとなると場所の確保がなかなか難しいっす。事務所にネット張ってやるのも限界があるからなぁw

    武器屋さんは無職を満喫しすぎて忙しいのでしょうかw?

    >>ドニートさん
    ヨシホイさんも芯でとらえたら…なんて言ってますが、つまり性能差=反発力にこそ違いがあると!?

    >>kenjiさん
    恐ろしくそれっぽいこと言ってるだけだなw俺じゃなきゃ見逃しちゃうね

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