5/21　　十人十黒歴史

いい加減我慢の限界なので書いてしまおうと思う（書きたくて堪らないｗ）。

はい、うみ。最新号

･･･来たか！

高2になった娘一号は、ここ最近定期的に僕にある「プリント」を持ってくるようになった。学校のとある授業で配布されているものらしいが、今や僕はそのプリントの虜である。怖い物見たさとでも言おうか…

？？？

最初、僕も何が起きているのかチンプンカンプンだった。いや、本当は何となくこれがどういうものかはわかったけれど・・・まさかという思いで目の前の創作物を眺めていたと言うのが正直なところ。

これ･･･先生が自分で作ってるんだよね？

せや

･･･Q＆A方式になってるけど

強制

え？

このプリント用の質問を毎回強制で書かされるの

･･･ッ‼

さすがに全てを載せるのはかわいそうと言うか、逆に娘の足がついてしまいそうなので控えるが…　お察しの通り、先ほど貼った画像は「〇〇先生への質問コーナー　vol.4」より抜粋したものであるｗｗ

本当はタイトルも非常に痛々しいものがついているのだが…本人の名誉のためにここでは伏せておく。例えるなら“僕のsecret base 〜君がくれたもの〜”みたいな感じで、なんでも好きな歌手の曲名から付けたとか何とか前号（vol.3）で熱く語っていたけれど…

しかし自分語りもここまで来ると圧巻だな…

ねー

っていうか、誰がどの質問したのかわかるの？じゃなきゃ自分で質問自作自演して語りたい内容書いてるだけなんじゃ…

心底どうでもいい

この痛々しさ･･･そうか。前略プロフィールを彷彿とさせるのか…

･･･なんだろう。見ていてむず痒くなってくるというか…陰キャがめっちゃ早口で言ってそうな感じで寒々しい事この上ない。インターネッツは初めてか？力抜けよと、ついつい書き込んでしまいたくなるような痛さである。これはなかなか狙って出せるものではなく、恐れを知らぬ、若いうちにしか出せぬ青臭さあってのものである。

画像の一部隠してあるところは教師の名前が書かれているのだけれど、仮に石橋さんがイッシーと呼ばれるように、彼も自らをそう自称していて…　

　『イッシーに何か質問ある？』

みたいなノリで終始配布物は埋め尽くされている。

もしかして生徒からイッシーイッシーと慕われるような、フレンドリーな先生なのか？

んな事ぁーない

娘曰く、誰もそう呼んでいないらしい＾＾；

そして驚くべきは、このプリントが発行されるたびに『毎回』授業の冒頭で全てを読み上げるのだそうだ･･･

まい･･･かい‥！？

自習の時間と思ってる

このチラシの裏は二年に上がってから既に四度配られているのだが、その場にいたら耐えられそうにないｗ

単に自分語りがしたいだけか、それとも生徒との距離を縮めるために自らを知ってもらおうという意図の元で発行されているものなのか…問題はソコなのだが、後者だとすれば一応狙い通りにはなってはいるかｗ　

とりあえず悪い人ではなさそうだというのは伝わる

聞けば先生はまだ二十代後半、おそらく大卒後まだ数年に満たない教師歴なのだろう。この自分語りも別に害のあるものでもないし、アプローチの仕方の一つとしてはアリなのかもしれないが…　

だからこそ、ピュアな彼のこの後が心配なのである。

若さは時に暴走する。前略プロフィールがそうであったように･･･いんたーねっつを始めたばかりの頃の自分がそうであったように･･･誰しもが似たような経験はあるのではないだろうか。

人はそれを黒歴史と呼ぶ。

彼にとってこのプリントがそれに当たるかはさておき、一応それだけの禍々しさは放っているので心配だ。自分語りは構わないが、しかし･･･もう少し文体をだな（；＾ω＾）

誰かそれとなく指摘してあげる人はいないのだろうか。彼が国語の教師ではないという事が少なからず僕をホッとさせた。