5/10　　おもひでポンポン

人によっちゃあまだ旅行なんてとんでもないと思われるかもしれないだろうが、僕の（我が家の）感覚ではギリギリ許される…かな（；＾ω＾）

というわけで、今年はようやく緊急事態宣言もまん延防止重点措置等も出ないままGWを迎えられたため、二年ぶりぐらいに魚くんと飲みに行こうと東京へ。

MAPPY打ちとしてしぶとく生き延びているスロ狂いくんも誘って集まる事になったのですが、さすがに早い時間から三人で麻雀をしてもなぁ…ということで、ちょっと捻ってレトロスロゲーセンに赴くことに。東京は上野の「殿堂」でござい。

なんて会話をしつつ、13時ごろに集合して店へ入ると…

なんと店内はほぼ満席。1Fと2Fで170台ほど設置されているのだが、そのほとんどが埋まっているではないか！？？

僕自身この店に来るのは四度目ぐらいなのだがさすがにこの光景は初めてで…　毎回大型連休に来ていたから今年のGWが何か特別というわけでもないと思うんだが、、、レトロ台マニアのオフ会とかでもあったんだろうか？

個人的にはハードボイルドかＤＭＣ３か鬼浜が打ちたかったんだが、ハドボは予約台になっていて1200ハマリぐらいしてる中、おっさんが怠そうに打ち続けている。設定はもちろん6のはずだが…ｗ

ＤＭＣ3と鬼浜も回転数的に朝からずっと打ち続けられてる様子。どちらも空く気配がない（；＾ω＾）

というか、店内ほとんどの台がそんな様子。

みんなスロットルが好きだけど今の台は無理…という面々ばかりなのかもしれないな。わたしもその一人、ええ、回顧厨です。

とりあえず空いてる台に適当に座る事にするが、

昔は確か1000円125枚くらいだったような記憶があるが、先に来てた知り合いなどから大花のBIGフラグ等を譲って貰うズルをして遊んでいたものだ（；＾ω＾）

しかし、今はシステムが変わったらしく、基本的には1000円で一時間遊び放題か3000円で終日遊び放題かになっているらしい。

この日はガッツり打つつもりもなかったし、何より空き台があまりなかったのもあって一時間コースを選択。とりあえず目の前の百景に座ったスロ狂いくん…、なんとなく見てると1ゲーム目に3連UFO？？？からの～　リーチ目。

僕はどうしても鬼浜かハドボが打ちたかったため、とりあえず間に挟まれたエノカナ（シンドバッドアドベンチャー）を190ｹﾞｰﾑから打ち始め…　800ゲームまでＣＺを一回スカっただけで何事もなく時間だけが過ぎていく(´；ω；`)ｳｯ…　久々すぎて忘れてたけどこの台の天井って1827ゲームなのなｗ　設定6のはずだからそこまで行くのはかなり薄いはずだけど、そもそも6で800なんて簡単にハマったっけか？

最悪このままだと一度も当たらないままタイムアップという事で、結局空かなかったハドボと鬼浜に後ろ髪を引かれながら（後頭部はハゲてない）…おい！！よく見たらDMC3の客変わっとるやんけ！！！！

アホみたいな話だが、空き台がほとんど無いため裏物の大花火をちょろっと触って当たらないままタイムアップｗ

…この後飲みに行って奢りを賭けたゲームで2戦2敗。3人麻雀をやって一人負けでとんでもなく金を使った事は内緒だｗ

翌日はブヤの古巣で飲み会だが、昼間まるまる1日スケジュールが空いたのでいい機会だと色々昔住んでた街を周ってみる事に。

まずは登戸、独身最後に住んでいた町。

超びっくらこいたんだけど、有名な登戸駅前の「JAM」がGW明けで閉店らしい。この店には散々お世話になっていて、ぶっちゃけここ目当てで当時は登戸を引っ越し先に選んだくらいだったのでその衝撃たるや…　

鬼浜リセ漁りの日々に化物語の日陰稼働、それからモンハン初打ちで万枚出たのもそうだったし古くは登戸に移り住む前、上京したての頃から通っていたある意味で東京のおふくろのような…ここ、神奈川だけど（；＾ω＾）

このブログの名物コメンテーターkenji先生との出会いの舞台でもある。思えばあれから14年…今際の際にふらっと立ち寄る事が出来たのも何か運命めいたものを感じる。ありがとよ、楽しかったぜ！

気を取り直して当時住んでたアパートに行ってみる。

jamを少し行った先で懐かしの床屋を見つけてほっこり…したまではいいのだが、そこから先がなんだか思っていた風景と違ってて、周囲を散々うろうろしてようやく見つける。記憶の中だと大通りに面していたのだが、記憶から除外されている小道があってびつくり。

しかしいざ来てしまえば建物は懐かしい。ちょうど一階の角部屋に住んでいたのだが、変な勧誘の兄ちゃんが怒って壁ドンしてったのがちょうどここらへんだなｗ

お次は溝の口、柿生と寄って茅ヶ崎へ。茅ヶ崎とか渋谷から電車で一時間半かかるんだけど、よくあんな場所から渋谷まで通勤してたな（；＾ω＾）正直面倒な思いもあるのだけれど、この機を逃すとなかなか東京まで来て一日暇って場面がなさそうで…下手すりゃ定年までそんな日は来ないかもしれないな、なんて。当時の僕が聞いたら卒倒するような想いを抱きながらの電車旅も乙なもんだ。

思えば遠くへ…本当に遠くへ来たもんだ(´；ω；`)ｳｯ…

ミゾと柿生はあまり感慨深いものもなかったので省略するが、さすがに我が青春の町茅ヶ崎は外せない。画像は当時魚君としょっちゅう行ってた居酒屋で、未だ当時のまま健在だったのは嬉しいが、場所が場所だけになかなか来る機会がないのが辛い所。

今回も実はここで飲み会をやりたかったんだが、いちいちここに来るために全員一時間以上かけるのもなぁ…と。しかし次に来れるのは一体いつなんだろうかという思いもある。

そして当然ながら当時ルームシェアしてたアパートに行ってみる事にするのだが、道すがら、とても個性的な美容院があったのを見て自らの記憶というものがいかに頼りないかという事を痛感した。

珍百景に出ててもおかしくないこんなバリバリに目立つ建築物さえ覚えてなかったってんだから…当然ながらアパートの位置も記憶と違うよねｗ

やはり僕はアパートを広い通りに面した場所にあるのだと勘違いしていたのだが、大体ここらへんかなぁ？という場所には大きなコインパーキング。これは絶対に当時無かったはずで、そしてアパートもない…って事はつまり！？？

駄目元で聞いてみたらたまたま妻が当時の住所を覚えていたので、地図で辿ってみると、ナビされた場所には真新しい保育園のようなものが…

保育士さんに聞いてみるとアパートが既に無いという事を知る…も、なにか腑に落ちなかったので近くにあった古いおうちの庭にいたおじさんに聞いてみると、思いもしなかった道からアパートへの通路が開かれた。

実際は大通りから路地を一本、二本…と曲がる必要があったわけだが…全く記憶に無いぞ。

アパートは健在で、見れば当時のままだという事がわかるのだが…道は完全に記憶になかったのだというのだから驚きだ。先の登戸の家もそうだったが、なんなのだ。何百回と通った道のりをこうも簡単に忘れるものか？どれだけ何も考えずに歩いていたかという事がわかるのだけど、さすがにちょっと自分の記憶力を疑うぜ。

こうなるとピン東風の打ち方を覚えているかも怪しいが、せっかくなので行ってみますか懐かしの竜宮城へｗ道元坂を昇った先、百軒店のそばにあるシャア専用の赤い店。

数年ぶりのピン東はバカヅキ乙太郎。そのまま気分よく2年ぶりぐらいになる久々の師匠、それといつの間にか出戻りしていたカラオケの上手すぎる先輩と懐かしの居酒屋へ。当時は仕事終わりによく来ていた店だが、この3人がここで会うのは前の店が摘発されて以来の事だｗ

かつてのメンバーにお客さんにと、昔話に花が咲く。

やはりというか5年も経つとメンバーは総とっかえに等しく、それ以上に客もめまぐるしく変わる。そもそもにしてメンバーすら死ぬ（飛ぶ）店で客が長らく通って生きながらえるには相当の力が必要なのだ。

加えて昨今、麻雀にお熱を上げようと言う若者も少ないらしく、先輩が出戻ったのも慢性的な人手不足が原因というところもあるそうだ。ましてや責任者である師匠の負担は想像に難くないわけで…

こんなご時世だから雀荘でも何でもいいから働きたいって人が多いのかと思っていたが、求人を募集しても全く来ないらしい。やはりSNS等の台頭によって当時の僕のように何も知らず迷い込んでくるアホはもういないのかもしれない＾＾；

それでもっ！！というチャレンジャーはコメントくださいｗ紹介します。

かくして近年で最も満足度の高い小旅行となったわけだが、コロナ禍により数年ぶりに会う人々ばかりだったというのもあるが、やはり最後のバカヅキ麻雀…　あれが効いたな＾＾　

いい思い出のまま数年寝かせておくべきだと思うが、ご存じの通り記憶力には自信がなくてね…ｗ