7/8  変わりゆくもの

それにしても暑い、いや、熱すぎる。

毎年この季節を狙ったかのように発注される工事があって、炎天下の中ケンシロウの初登場のような日々を送っている。

水筒を三本持って行っても全然足りない。道中ペットボトルをプラス2本、それだけ飲んでも別にトイレに行きたくならないのだから恐ろしい。

にしても暑すぎない??

二年ぐらい前からちょっと異常だ。それ以前…子供の頃にこんな暑かったかと言われると絶対違うと言いたいとこだが、実際のところいつぐらいからこんな風になってたんだろう。

少なくとも学生時代、部活動をやってた時にこの暑さだったら倒れてる。地獄の夏合宿でもここまで酷くはなかったはず…今の子らは大丈夫なのだろうか?

あ・・でも地面が熱すぎて手が灼けた事はあったな

久々に思い出してしまったが、夏合宿では愛知県の某大学に毎年行っていたんだけど、そこの部の名物に「アザラシ」というものがあって…

文字通り「アザラシ」のポーズ。これで地面を這う…いや、這わされる拷問があった。もちろん練習としてではなく、ミスに対する懲罰的なものであったが…これを炎天下で焼けた砂のグラウンドでやらされるのだ(ハンド部だけど練習はグラウンドでやってた)。

時に何周も何往復も… 掌は当然ボロボロで、暑さで皮膚が灼けて破ける事もある。一体なんのためにこんな事をさせられているんだと思いながら、そもそもこれはアザラシではなくアシカではないか、オットセイではないのかと、段々と考える事も嫌になり…

あれは足の使い方が肝だったよなw

表面は熱いから砂の中に手を突っ込むのが俺流だったわw

未だに部活仲間との間での鉄板ネタになっているわけだが、果たして現代の真夏のグランドであれをやったらどうなってしまうのか…

先日、アース棒(銅の棒)を地面に置いておいたらものの数分で激アツ状態になっていて、触ったら皮膚が灼けてしまった。ちょっとした火傷である。

携帯も撮影用のカメラもタブレットも、熱で動作を停止してしまう事がしばしば。もはや人類は夏場に外で活動してはいけない段階に入ってはいないだろうか。

職業に貴賤は無いとはいうものの、「こういう」仕事をしなくて済むならそれにこした事は無いと思う。肉体を酷使するか精神を酷使するかという違いはあるのかもしれないが、隣の芝が青く見えているだけなんだろうか。

夏と冬は殊更にその思いが強まるわけで…

次男坊が転職を決めたそうだ。

何気に次男は電気設備系の工事会社の勤務だったのである意味同業のようなもので、だからこそその過酷な状況も想像に難くはない。

昨年新居を建てたばかりなのに、ようやく子供が一歳を迎えたばかりなのに、それでも転職を選んだのだから相当だったんだろう。少し前に三度目のワクチンを打って酷く体調を崩していたらしいが、今にして思えばどうもワクチンだけのせいでも無かったようで…

でも弟ちゃんの事だから今より条件いいとこ移っただけなんでしょ?

それがなんと、よくわからんベンチャー系で安定とは無縁っぽいのよ… 

えっ意外。お給料がいいのかな?

聞いた感じだとそうでもなさそうで、面白さを優先して選んだとかなんとか…

だ、大丈夫?…そういうのってあんたの領分だと思ってたけど、やっぱり兄弟なのね

少しばかり心配してたものの、弟の嫁さんは帰りが早くなるなら嬉しいと言っていたし大丈夫なんだろう。毎日6時出の21時過ぎの帰りでお互いもう限界だったらしい。

ビットコインの暴落もヤツの精神を蝕んだのだろうw

 

あー…

人間万事塞翁が馬。この選択がどうなのかは今際の際になってみないとわからんだろうが、選択支があるうちが華だ。

とは言え、何だかんだで弟の嫁さんは地方公務員のため足腰はしっかりしている。これまでが年収一千万パワーズだったので少しぐらい冒険しても何とでもなるのだろう。弟もそう思い、現状を変えるべくチャレンジする事にしたのかもしれない。

冒険…か

長らく忘れていた言葉のような気がする。もはや自分には無縁の言葉のような気さえしている。

思えば妻の実家の会社に寄生して早六年余り。もはや止まれぬという思いを胸に、特に不満も疑問も抱かず日々を過ごしているのだけれど、そんな人生に疑問符を投げかけるような弟の選択であった。

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堕落blog録

コメント

  1. kenji より:

    疑問感じたらアカンでw

    若い頃ヤンチャしてて、そこに収まって
    また出てくってリアルカイジ

    空調服の17V?みたいなの出たようなのでポチりました。暑すぎて10年後は夏は長期休暇やな

  2. 三重県人 より:

    弟さんの選択が幸せに繋がるといいですな

    私は先程ランチを食べるためにたまに行く店に行ったところ混んでいたので他の空いている居酒屋でランチ頼んだら人生初めての殆ど残してお金だけ払って出るという行為をしました。

    唐揚げ定食を頼んだのですがカピカピのご飯に冷え冷えの味噌汁とにわかに信じ難い物を提供されどうしても耐えきれずに出て来てしまいました。
    夏場にカピカピご飯って昨日の残りものだろうし衛生面も期待出来ないし今から腹壊さないかビビってます。
    この歳にして居酒屋でランチなんて頼むべきではないと学びました。

  3. 三重県人 より:

    腹壊さず済んだw
    あ、一応補足しておくと場所は駅前の商店街での話です。

  4. のっぽさん より:

    ここまでの暑さだと昼も夜もエアコンつけっぱなしになってくるので、家の性能や仕組みが大事になってきますね。

  5. umi より:

    >>kenjiさん
    重いしかさばるしで空調服がどうしても好きになれんぜ。最新版はどこまで進化してるのか。超小型の自動追尾型冷風吐出ドローンとか出ないだかねw?

    >>三重県人さん
    うーん、その一軒で居酒屋ランチ全てを否定するのはどうかと思いますが災難でしたねぇ(;^ω^) 食中毒にならず良かったです。かく言う自分も居酒屋ランチって食べた事ないんですけど、さすがにこれはレアケースだと思いたいなぁ。

    >>のっぽさん
    家は猫がいるので昼間はつけっぱにしておく日が増えてますが、夜はエアコンなしでやっておりますよ。どうもエアコンで冷えすぎると体調崩しやすいようで… 扇風機最強や!!!家の構造もきっといいのだろう、多分w

    やはり風が通る作りはいいですね。

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