実家で猫を飼い始めたらしい。
(きゃわわ!)
母は犬派で前から柴犬を飼いたいと言っていたのだが、足が悪いので散歩が負担になるのではと心配であった。或いはうちの猫達を見て方針変更したのかもしれないが、ともかく家猫なら一安心というもの。
それにしても、よく実家の環境で猫を譲って貰えたな?
うちの実家はかなり古い細長木造2.5階建てである。昔ながらの長~い玄関土間もあるような、ジブリ映画にでも出そうな作り。窓の数も多いし何より色々ガタが来ていてどこから猫が逃げてもおかしくないと思うのだが、、ウチの時はそれで相当改善を求められただけに、やけにあっさりと猫を飼い始めたのがどうにも腑に落ちなかった。
あー、それは保健所で引き取ってきたからじゃない?
ふーん。保健所ってそんな条件緩いんだ?
逃げられようがあのまま殺処分されるぐらいならウチの環境で勝負してみたっていいだろう…という事なのだろうかw?
どちらが正しいのかはともかくとして、譲渡会の執拗なまでに完全室内飼いを強いてくる方針はいくら理念上とはいえ個人的には異を唱えたいところであったので、保健所の寛容さを好ましく思う。
故意に逃がすのはもちろん無しだが、きゃつらだって(猫だけに)((キャッツだけに))この地球で生まれた生物だ。室内で一生を過ごすのが幸せとはどうしても思えないし、ましてやそれが人間のエゴによるものであれば…許されざることだとすら思えてしまう。
あ、でも年齢上限ってのは結構厳しかったよ。老人の一人暮らしとかだとダメみたいだしね
猫より先に逝ってしまう心配か…
まあウチはタプ公(三男)がいるし、いざとなったらアンタっちで猫たくさん飼ってますからって話したら通ったみたいだけど
俺っちをアテにするなよ…
ちなみに妻にその話をしたら、
えー、超かわいいじゃん。今すぐ引き取りたいくらいだよ!!!
実際実家に来た猫は確かにかわいい。
まだ生後二か月のメスらしいが、非常に人懐っこくウチのサヴァ(三番目のやつ)並みにニャゴニャゴしてくる。なんたってデブニャンが初見で抱けるのだから相当である。
まだ人間の…子供の恐ろしさを知らないだけか。
ところで、気になる名前はと言えば…
デブにゃん、何がいい?
まさかの孫指名!
もともとそのつもりだったらしいが、名前を付けさせることで愛着を湧かせ、今後頻繁に遊びに来させようとするおばあちゃんの陰謀も見え隠れする見事な作戦だ。
こにゃん!
ッ!?
こにゃん!こにゃん!
こいつ、純度100%で俺の子だな
デブニャンの第一感ははたして「こにゃん」であったが、これがどこから由来されているかと言えば…?
冗談だ。無論、こいつではなかろう。
猫→ニャンニャン→ニャンコ→こにゃん
恐らくこれだと思う。いや、本当のところこんなのすっ飛ばして語感だけで選んだ可能性もあるが、とにかく僕もウチの猫の名前に「こにゃん」を候補に考えたことがあっただけに、愛娘の即答には驚かされる。
言ったことなかったよな?
或いは僕が四歳児並みのセンスとも言えるわけだが…w
よーし。こにゃんね!わかったよ
こにゃ~ん☆
こうしてあっさり「こにゃん」という名に決まったかに見えた子ニャンコ。
しかしこの決定に不服を申すデブが一人現れた。タプ公(三男)である。
もう少しマトモな名前だったら良かったのかなw?
かくして実家で言い争いが始まってしまったそうだが、ウチだって黒いのを「シャチ」と呼んでたり「クロ」と呼んでたり色々だ。犬だとそうは思わないんだが、なぜだか猫の名前はいっぱいあってもいいと思う。
猫が浮気性というか、どうしても一途なイメージを持てないからという面もあるのだろうけど、それよりもやはりあの絵本を幼少期に読んだ影響なんだろうな。
コメント
子ニャンじゃないのかね?
まぁ詳細はキャツアイですね
〉この地球で生まれた生物だ。
寄生獣懐かしす。
うちも保護ネコいます主従関係逆転しますよね笑
こんにちは!
僕は3歳の息子がいるのですが、彼は猫のぬいぐるみを「こにゃんこにゃん」って読んでます。まさかのシンパシーに驚きでした(笑)
>>kenjiさん
何言ってるかわからんけど考える気にもニャらんw
>>ゆうきさん
YES.猫様にちゅーるを献上するのじゃー!!!
>>シンチャイさん
こんちゃす!シンクロニシティですね。こにゃんという概念は幼児の、というより人類の遺伝子に刻み込まれているのかもしれません。犬だとコワン!とは言わないもんなぁw