娘二号がすっかり僕の作るローストビーフにハマったようで、作れ作れと…そう言われるとこちらとしても悪い気はしないじゃない。
考えてみりゃローストビーフともそろそろ十年来の付き合いかぁ…
結婚して初めて覚えた料理と言っても過言ではないローストビーフ。僕が麺類以外の料理の中で人生で一番作った回数が多いものになりそうなのがこの肉の半生焼きだ。そう思えばこそこれも何かの縁ということで、いっちょうもう少し踏み込んでみる事を考えてもいい頃合いだ。
趣味…ですか?将棋とローストビーフですがなにか?
趣味、ローストビーフ…野趣味溢れる感じがいいねぇ。簡単な料理だから男性にも受けが良さそうだ。社交界において将棋とローストビーフの話題はきっとこの先僕の血肉となってくれるはず!!(ここ笑うとこね!
とは言え中途半端な知識ではかえって恥をかくことになってしまうので、ひとまず気になっていた事を確認してみようと思う。
それというのも『湯煎』。いわゆる低温調理の一つ。
前回作った湯煎のローストビーフは確かに美味かったのだが、肉もいつもより良いものだったし仕込みもいつもより手間を掛けていたという側面があった。なので違いがハッキリわかるよう、今回は湯煎とそうじゃないパターンで食べ比べてみたいと思う。
以前にもローリエを入れたカレーと入れないカレーをやはり同じように食べ比べた事があったのだが、あのときは驚くほどハッキリとした違いが感じ取れたものだが、あのぐらい差があるのであれば今後僕は自信を持って湯煎調理を勧められるというものじゃあないか!
うむ。ローストビーフ研究家としての第一歩はここから始めようじゃないか。
基本的な作り方はいつもと同じで、ももブロックに塩こしょうを塗り込んだら適度に寝かし、常温に戻してからにんにくを炒め香り付けしたオリーブオイルで4面こんがりと焼く。
そしてこれまでは焼き上げた後、アルミホイルとタオルでくるんで粗熱にて内部に火を通していたのだが、令和最新版ではそこから湯煎で60度のお湯にて保温。炊飯器でやると楽だ。
こうして作り比べてみた二枚のブロック肉だが、上が湯煎したもので下が粗熱でおいておいたもの。若干…光の当たり加減のような気がしないでもないが、こうしてみてもやはり湯煎版のほうがジューシーな感じはするかな?
さあ‥どうだ!?
審査員は俺、デブにゃん。妻はいつぞや鶏肉でアタって以来生肉アレルギー気味になっているのでこの素晴らしい夫の唯一と言っていい手料理を口にしようとすらしない。
ばうばう!
デブにゃんは僕に似て鉄の胃袋なのか、刺し身も生肉もなんでもござれだ。
肉片をひとつまみして口に運んでやると…!!!!
擦り込んだ胡椒の香りが鼻腔を突き抜け、ギュムギュムという肉肉感が歯に気持ち良い。心地よいではなく気持ち良い。「肉」を噛んでいるという行為に対する幸せ成分、つまり脳内物質が出ているのがはっきり感じ取れる、わけだが???
((そう言えばこれどっちだっけ(;・∀・)?))
うまいのは間違いないが、これは湯煎か粗熱か?どちらにせよ今日はうまさが議題ではないので味の差がわかればよいのだが。
慌ててもう一皿も食べ比べてみると・・・っ!!!??
変わらんというか、ちょっとね…わからんわw
前回感じた湯煎版のジューシーさは、いつもと違う最新の調理法に対するバイアスがかかっていただけだったのかなと言わざるを得なかった。いや、違うか。
後日改めて良い肉で作り直してみて確信したが、湯煎が良かったわけじゃなく単に肉が良かっただけという説が濃厚だなw
もちろん前回がおいしくて今回がマズイというような話でもない。
デブにゃんはどっちがおいしかった?
どっちも!!
だよねぇ…w
身も蓋もない話だが、ローストビーフなんてもんは誰が作ってもそれなりに美味いというのが当局の出した結論です(;´∀`)
少なくともカレーにローリエを入れた程の差は感じられなかったし、正直今この瞬間に皿を隠されてどっちがどっち?と利きローストビーフをされても判断つかない程度には味は変わらないという事で… これにて湯煎が特別優れている説を一旦白紙に戻そうと思う次第。
その湯煎にしてもサイトによっては1時間じっくりと…などと言うところもあってそもそも火を通す段階から調理法が違うという料理研究家もいる。
一口に湯煎を語るにしても僕はまだまだ経験が浅すぎる!
決して湯煎を否定するわけではない。いつの日か、必ず湯煎に戻ってくると約束しよう。
ローストビーフ研究科、始めます。
コメント
男坂、
力強い未完は潔い。
リンかけの後だっけ?
うみさん将棋強そうですね
甥っ子と将棋教室通い始めたんですが、重度の発達障害のせいで長考ができず負けっぱなしです
将棋の世界に50年以上潜っている70〜80歳のおじいちゃんが先生なのですが、誰一人太っておらず姿勢も皆美しいです、将棋は絶対に身体に良い!
パチスロ打ってるとはまだ言い出せないんですが、勝負師ならギャンブルも皆好きだと思うんですよね、でもやっぱり恥ずかしくて言えない…
生なのかレアなのか、良い赤なのかダメな赤なのかよくわからないから苦手です。
>>匿名さん
よくこの画像使うけど男坂読んだことないから知らんすw
>>匿名さん
それが強くないんだなぁ…将棋(´・ω・`)
長考はともかく手拍子で打つと見逃し多くなっちゃいますよね~。小さい子なんかはむしろ直感で打つのが良いとは言いますが、我々オッサンは気をつけましょう。ってか将棋教室行ってるんですね!自分も娘連れて行こうか迷っておりますが、雀荘に入る1000倍恐ろしくてw
将棋指しが太ってないというのは…まあ確かにそういうイメージはありますね。なんでだろ??
パチはともかく将棋指しに麻雀好きな人は多いみたいですね。最近では鈴木大介先生がMリーガーにもなりましたし!
>>のっぽさん
生とレアって同意義では無いんですかい(;・∀・)? さすがに鳥や豚はアカンと思うけど、牛なら表面さえ焼けてればOKという認識ですが