7/29　　ジョンジョンの呪い

妻によく「詰めが甘い」と言われるのだけど、さすがによく見てるなぁと思う。

気を利かせてやったつもりの事でも、例えば…そうだな。洗濯物を取り込み畳んだとして、それぞれの場所へと服やらタオルやらを分配してあげたとしよう。しかし妻と娘の服がごっちゃになっていたりして後々文句を言われるといった具合。

こんな感じでいつも何か足りない、どこか抜けている。

さて先日、あれだけ息巻いて迎えたアマゾンプライムデー。

欲しい商品をリストアップして颯爽と買い物をするという段取りのよさを披露したつもりではあったが…いざ商品が届いてみればこれだ（；＾ω＾）

　（サイズが…違うだと！！？）

別にアマゾンが間違えて送ったわけじゃない。単に僕が、いや、不思議なのだがどうしてサイズも調べずにポチってしまったのだろうという我ながら理解しがたい行動を当たり前のように行っていて、そもそもこのサンダルは僕の中でプライムデーのメインで買うべきものであったはずなのに何故こんなありえないミスが起こるのだろうかｗ

　（サイズ？サンダルは開放感のためにあるべきだ、28ｃｍなら問題なかろう）

ポチったときの心境ははっきりと思い出せる。このようなガバガバ理論で何の疑いもなくサイズは28ｃｍで注文しているのだが、ちょうどそのとき僕の履いていた『同じサンダル（壊れたので同じものを購入した）』はなんと26.5ｃｍであったｗ

まずそれを確認しろよという話なのだが、全く持ってその通り。なぜそれをせずにこのような結果になったかは誰にもわからない（；＾ω＾）

　（そもそもなぜ俺は26.5ｃｍのサンダルを履いているのだ？）

仕舞いには禅問答のような課題にぶち当たるｗ

既にそこにあるサンダルを否定するかのような問答ではあるが、それというのも僕が普段履いている靴が27.5ｃｍなのだ。なのにどうしてこのサンダルに限り26.5ｃｍなのか？

…これも当時の状況をありありと思い出せた。

そう、あれは確か神奈川に移り住んだばかりの頃。確か柿生に住んでたころ、町田のＡＢＣマートでたまたま見かけたサンダルを試着しそのまま購入したのだ。特に問題なく履けたのでサイズも見ずに購入したが、思えば小学生ぐらいの頃からサンダルにサイズというものがあるという概念を持ってなかった気がする。

しかし思い返すとあれはサンダルというよりジョンジョンで…と、今調べて初めて知ったのだけど、「じょんじょん」って方言だったのね（；＾ω＾）初めて知ったｗ

静岡人はゴムサンダルの事をジョンジョンと呼ぶのだけれど、当時からゴムサンダルって「大・中・小」ぐらいの適当なサイズ分けしかないと思ってて、恥ずかしながら未だにその感覚は変わっていない。そして今履いているのはゴムサンダルではないものの、サンダル自体ほぼ大雑把なフリーサイズみたいなものだと思い込んでいたのだ。
　　

……そのくせ28.0ｃｍというサイズを選ぶ際には何の疑いも持たずにポチるってんだから、感覚云々じゃなく単に何も考えていないってだけなのかもしれない＾＾；
　　

結局プライムデーで定価の20％offで買えたサンダルは、恐らくプライムデー限定の値段だったためか「交換」は出来ないと言われ泣く泣く返品。そして同店にて正確なサイズを買おうと思うもなぜかアマゾン上では在庫が全く見当たらず…結局、先日プライムデーのために購入をぐっと堪えたＡＢＣマートに赴き、返品したものに1000円ほど上乗せされた価格で商品を購入する羽目となったのだ。

そしてこの話には、僕の狂った思考回路話にはまだ続きがあって…

　（あれ？もしかして27.0ｃｍ買った方が良かったんじゃ…（；＾ω＾）？？）

今度こそ何の疑い無しに現役で履いていたものと同じサイズを買ってみたものの、そういえばあれは使い古したおかげで気にならなくなっていたけれど、若干小さいと感じていた部分もあったのだった。ピッタリではあるがピッタリすぎるというか、もう少し余裕があってもいいなと思ってた部分もあって…

古い方をショップで処分してもらいそのまま新品を履いて帰ってきたが、ぶっちゃけ足が痛いｗ

どうして試しに27.0ｃｍを履いてみようという考えに至らないのか。それも、サイズミスをして返品した直後にコレである。

　「だからアンタは詰めが甘いって言われんのよ(´・ω・｀)」

妻が勝ち誇ったように言うが、これは詰めとかそれ以前の問題だよ…