ピニャータだとさ。知ってる？ピニャータ。

僕のこの名を聞いての第一感は褐色の恋人、スジャータ。それからなぜかポケモンの絵が浮かんだ。そんな名のポケモンなんていないんだけど、なんかいそうな語感じゃん？

冗談はさておき、ピニャータというのはメキシコや中･南米の国の子供のお祭り（誕生日など）に使われる、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉人形の事を指すらしい。悪魔に模したくす玉を子供らが割ることで、魔除けの儀式として向こうでは行われてきた行事らしいが、日本では単に中のお菓子を得るために必死にくす玉を割ろうとする子供らの姿を見て楽しむための帝愛的文化として定着したようだ。

主に誕生会にクリスマスやハロウィーンなんかで行うらしいが…初めて聞いた。

毎年恒例の親族クリスマス会に、今年はこいつを取り入れたいと妻が言う。

　「ふーん。いいんじゃない？お値段はどれどれ・・・げっ、3000円？5000円のもあるし!!高いな」
　「いやいや、そんな高いのじゃなくていいんだよ。要は中にお菓子の入ったものを壊して遊ぶんだから…」

翌日、こんなものを買ってきた。なんでも手作りピニャータというのも流行しているらしく、ピニャータで検索するとそちらのサイトの方がたくさん出てくるくらい。これが日本のスタンダードなのかもしれない。
　　

割ると中からお菓子が！子供たちが喜ぶ手作りゲーム ピニャータの作り方♪ハロウィンやクリスマスパーティで盛り上がるゲームアイデア♪

　＊https://yukimibiyori.net/pinyata/より抜粋

まず100均に売ってるペーパーランタン？（画像のにこちゃんマークの提灯）を利用してクス玉を作るのだそうだ。半分に切って、ランタンとして使うための穴を塞ぎ…　そこにお菓子を詰め込む。

半分に切るのは「割れやすくするため」なので、その後の補強は子供の力に合わせて調整すべし。

ほんで後は各々自由に飾り付けをしていくだけ。ランタンの切り貼りした姿そのままだと結構みすぼらしいので何かしたいところだが、実際球形のものに貼りつける「何か」ってのはなかなかご家庭には無いものだ。画用紙は難易度が高すぎて、新聞紙は結局その上に何かを貼らないと意味がない。ではビニール系のものを巻き付けたらどうかと思うも、それだとピニャータの強度が死ぬほど増してしまい…　現実的なのは下地系のスプレーとかなのか？それだって中々常備しているお宅は無いだろう…

　『ピニャータプ公！こいつは売れる！！！』

ピニャータという存在を知ったときに真っ先に思い浮かんだのがピニャータ版タプ公だったのだが、実際に作ろうと思ってもうまくいかなかったｗ

手作りピニャータはこのペーパーランタンを使う方法以外にももう一つ、新聞紙やﾍﾟｰﾊﾟｰﾀｵﾙを特殊な糊を使い風船に貼り付けていって球形をかたどるというやり方もあるそうだ。

こちらだと予め色を塗る前提で作るためキャラ系を作る場合は融通を利かせる事ができるようなので、次回は是非挑戦したい。ピニャータプ公、売れると思うんだけどなぁ･･･

ペーパーランタンだとこうやってトイレットペーパー巻いてのミイラ男風が関の山かもしれない。…というかどうせ壊す前提のものなのでそこまで凝ったものを作ってもなぁｗ

　「それミイラ？」
　「え？それ以外なんかあるの？」
　「いや、普通そういうミイラって舌べら出てるイメージない？」
　「そうかぁ？」

　（うーん…）

我々パチンカスが真っ先に思い浮かべるミイラといえば、まあコレだろう。

　（あー、言いたいことはわかるな）　
　
舌は出てないが、まあ目以外にももう一アクセント欲しいのかな。俺秘法伝大嫌いだから知ったこっちゃないけど(´・ω・｀)

さて「叩いたら何かが出てくる」という物で、我々男子が思い浮かべなければならないものが一つあると思う。

マリオのはてなブロックじゃい！！！

この中にキノコ型ピニャータを入れてブロックが割れると同時にキノコが飛び出し中にお菓子が！！･･････という壮大な計画を思いついたのだが、技術力が追いつかずｗ

それならいっそコイン（お金）でも入れた方が面白いかなと思ったけれど、これを叩き割る予定の子らはまだお金の価値がわからないのである（；＾ω＾）

娘一号は中学生でもうこんなお遊びには参加しないとお高く止まってるし、二号はまだまだ遊びに参加できる歳でもなし。この子が三歳ぐらいになるまでには完全版ピニャータプ公とマリオブロックを完成させたいと思う次第。

まずは手ごろな親戚のガキ共を使ってデータ収集じゃい♪