7/12　　弱さは詰み

それにしても一向に将棋が上達しない…とまではさすがに言わないがｗ

2006年より始まった「合コンで即答できるクリーンな趣味を！」運動にて白羽の矢が立てられたこの遊戯。知れば知るほど面白く、未だに全く飽きが来ないというのだから恐ろしい。もっとも飽きが来るほど熱心にやってなかっただけなのかもしれないが、いずれにしたって13年だ。どの世界でも13年間何かを続けて素人レベルのものがあっていいはずがない。

　「うみくん、これやろうぜｗｗｗ」
　「ああ、ウォーズっすか」

お馴染み、変態の豊島さんという変態が少し前にこんなアプリを薦めてきた。たまに将棋動画を見ているとオススメ動画にこの将棋ウォーズアプリを使った実況解説などがあって気にはなっていたが、いい機会だ、やってみようかな。

僕はずーっと将皇というアプリでＣＯＭ対戦をやってきたのだが、将棋ウォーズは基本的には対人戦である。それこそ一時期ハマっていた天下一将棋会というゲーセン用筐体ゲームをスマホアプリに移したようなものなので、今にして思えばどうしてこれまで手を出さなかったんだろうという感じなのだが、巡り会わせと言うものもある。

　（げ、切れ負けルールなのかこれ）

少しやってみてすぐに嫌になったｗ

と言うのも「切れ負けルール」というのがこのゲームの主流で、これは文字通り「制限時間を使い切ったら即座に負ける」というものである。制限時間は大体10分なので、この10分間を使い切ったら負けとなる。

僕が今までやってた将棋倶楽部24や天下一将棋会には｢猶予時間」というものがあった。これは制限時間を使い切ったらあとは毎手○○秒（大抵一分）以内に指しなさいというもので、これにしたって急かされるのには変わりは無いが、少なくとも短い時間ながらも考えて打つことが出来る。

対して切れ負けだと残り30秒とかになると、もう駒を打つという動作だけで2秒ぐらい使いとてもじゃないが考えた一手など打てるべくもなく…

つまるところ、時間切れ狙い戦法だ。

中盤に劣勢になったらあとはもうひたすら早く打ってモッサリと筋悪でも何でもいいから守って、考えさせて…気付けば相手側が時間を使って負ける…まではいかずとも、考える猶予がなくなり悪手を指させる事のみを狙った打ち方をする戦法である。

これだってルールに則った立派な戦法なのかもしれないし、そもそもそうなるに至った自分にこそ非があるのかもしれないが、なんにしても露骨にそういう事をされると何だかなぁと萎えてしまう。

それに、特に時間切れ狙いをされたわけじゃなくても、こちらの都合で少し携帯から目を離さざるを得ない時…例えばデブにゃんの夜泣き対応とか、急な電話とか、そういった要素で減ってしまった時間は仕方のないものだとしても、最後の最期、これまで接戦を繰り広げてきた勝負がただの猿ゲーになってしまうのはやるせない。せめて10秒でいい、駒を打つという動作ぐらいさせてくれても罰は当たらないだろうに…

こういう詰み確みたいな状況で、打つ動作の途中で時間切れ負けをすると発狂しそうになるのだｗ

現在100勝84敗だけど、そのうちの20敗ぐらいは時間切れ負けである。

　（ゲームで発狂しかけたのはダイジョーブ博士以来だぜぃ･･･(＃＾ω＾)ﾋﾟｷﾋﾟｷ）

そんなわけで僕は将棋ウォーズのルールがあまり好きではないのだが、将棋そのものには罪はない（詰みはあるけどな☆(ゝω・)v）。気軽に対人戦が出来ると言う点では非常に素晴らしいアプリである。興味を持った方は是非やってみてくれくれ。

ちなみに豊島さんが作ったこのゲーム内でのチームがあるのだが、恐らく誰でも参加できる。このブログのオフ会より先にきっとそっちのオフ会が開催されるに違いないので興味のある方はお探しあれｗ