6/28  改造が目的まである

夏だ、プールだと言う事で… 市民プールなどに行こうとも考えたのだが、世論的にどうなのだろうという思いもあって仕方がなく庭でビニールプール。

こんな小さなプールではバタ足の練習もできまへん。

 (せめてウォータースライダーでもあったら…)

というわけで、滑り台を作ってみようと思います。

単体で遊ぶも良し、そのままプールに飛び込むスライダーになっても良しの形式にしたいところ。

「DIY 滑り台」などでググるとまあわんさか出てくる。中でも主流なのがコンパネを使った滑り台。コンパネはその名の通りコンクリートパネル=コンクリを流して固めるための型枠用合板なので、固まったコンクリが剝がれやすい鏡面仕上げになっているのが滑り台として流用するのに適しているのだろう。

値段も1枚2000円ちょっとと、これ1枚あればスライダー部分は完結してしまうお手頃値段。

後は補強用に「ツーバイ材」等と呼ばれるそこそこしっかりした材木を数点買って好みの形に組み上げるだけ。

一番簡単な構造だと手すりと滑り面のみでも形にはなる。

うちの場合はウッドデッキがあるので高さを取るための櫓を建てる必要はないが、今回はウォータースライダーとしてプールに直接飛び込めるようにしたいのでもう一工夫必要か。

とりあえず購入した材料は

 ・コンパネ(滑り面) 12×900×1800cm 1枚 1958円
 ・ツーバイ材(手すり部分) 1800cm 2本 1094円
 ・赤松の長いやつ(補強用) 3985cm 1本 459円 

他、接地面を保護するためのスポンジシートや、秘密兵器のシリコンスプレー等で2000円くらいの合計5500円ちょい。  

高っ!普通に家庭用の滑り台買えない?

うっせえ!子供と一緒に作る時間:praicelessじゃい!

前にも書いたが、本来ここからさらにビスやら工具類など揃える必要があるわけで…うちの場合は工事屋なのでそこらへん揃っているからこの値段で済んでいる。電動工具がないとかなり大変だが、揃えるとなると万単位で変わってきてしまう・・・

ほとほと金のかかる趣味だぜ、DIYってやつはよ。

さて、プールに飛び込む用に着地面の高さを変えられるようにしたいと考えているのだが、購入時点では具体的な構想はなし。作りながら何となく見えてくるんじゃないだろうかと相変わらずの見切り発車であるが、僕はいつもこうやって成功したし失敗もしてきた。

というか、失敗した方が学ぶことが多いまであるのでこういう失敗してもいいときに色々失敗して経験にしたいと思っているぐらいだ。

 (・・・ほら、さっそくw)

とりあえず家のウッドデッキの高さを見て大雑把に1200cmと、購入したホームセンターで木材をカットして貰ったのは良かったが、考えてみると滑り台は斜めなのだから、手すり部分と滑り面の長さにどうしてもズレが生じる。

地面に沿うよう手すりを斜めにカットする必要があるのだなと今更気付いた。これをしないと恰好悪いし、コンパネ部分が浮いてしまうので危険である。

 (ん…ストレートだと勢い余って怪我をする恐れがあるかな?少し勢いを殺す滑走路があった方がいいかな?)

やはり実物を見ていると段々と想像がついてくる。職人はこの想像が初めから出来ているので効率の良い作業が出来るのだ。素人はそこに金を出す。金を出さないのであれば時間を使うほかない。

試行錯誤しながら何とか形になってきたので一度試走。

このシリコーンスプレーというやつが滑りをよくする秘密兵器らしく、実際これがないと滑り台として機能しないぐらいであった。

というか、これがないとダメなら別にコンパネじゃなくても良かった説もある。

本当はこんなシャレオツな感じにしたかったのだが後の祭りだなw
 

パパ、ここ痛いよー?

ん?なるほど。

いざ試走してみると意外なところに落とし穴。

乗り口・・・とでも言おうか、単純にウッドデッキに立てかける形になっているためどうしても滑り台の上部が少しはみ出てしまう。構造上、はみ出るぐらいじゃないと安定を保てないのだが、このはみ出る部分がちょっとばかし角ばっていて乗る際少し痛い様だ。

実のところ、この時点ではもうこれでいいかなと思っていたのだが、やはりまだまだか。

というわけで追加工事。

着地部分に台座を設ける事でプールに飛び込む際高さ調節をしようと考えているのだが、そうなると滑り台の角度が変わるわけで…

となるとここは可動式の方が良いかな?

こうやって思い立った際にキリやボルトがほいほい出てくるのがこの家のいいところだな。

裏面はこんな感じ。補強はウッドデッキに干渉しないように適当にwしかしまあ、これが重いのなんのって…

というわけで、4時間ぐらいかかってようやく初号機が完成!

乗り口が可動するので、滑走路下に台座を置けば着地面が浮く構造。プールの高さに合わせればウォータースライダー形式になるという塩梅だ。

天気が悪くて肌寒かったのもありまだプール飛び込みは試していないが…多分実際やってみると思ったようにいかないんだろう(;^ω^)

敢えて初号機と書いたのは、このあと2号機3号機を想定しているからである。

さてさてどんな問題が出てくるか… 実はそこが楽しみだったりする。

コメント

  1. kenji より:

    子供用プールが900の板が入るのか

    コンパネでビニールプールが切れないのか

    接合部の角の隙間で怪我しないのか

    そもそもどこにこれを保管するのか

  2. ドニート より:

    プール側が破れないかがやはり心配ですねぇ

  3. 三重県人 より:

    日曜大工パパしてる!人工芝のいい感じのスペースですね。
    他にも庭なるスペースはあるんですか?
    最後の娘ちゃんの笑顔priceless

  4. umi より:

    >>kenjiさん
    誰が横幅900のままと言った・・・⁉600じゃい!
    板はプールに入れないよ、浮かせてビニールに触れないようにするつもりだけど…実際重み等で傾くかもしれないね。晴れ間がこないと試せない><

    角はやすりで削りまくってるから一応気を使ってます。保管は基本的にはウッドデッキに常設しておくので大丈夫だけど、置く場所は腐るほどあるから気にしないよ。

    >>ドニートさん
    触れるであろう部分はクッション性のものを張り付けておこうかな。
    シリコンスプレー吹きかけると、滑りはよくなるんだけど油っぽくなるのが難点です><

    >>三重県人さん
    庭と呼べるスペースはここだけですよん。
    まあ裏に広大な会社の駐車場があるのでそこが第二の庭ですけどねw