5/10  体育会系最強説

先日たまさか入ったラーメン屋の店主が部活の後輩だったという事があったが、宣伝をすべく久々に部活仲間に連絡を入れていると、その流れでGWに飲もうという事になった。

どうせなら全員に声を掛けようという話になったのだが、そのような音頭が取られるのはかれこれ十数年振りだ・・・というか、高校を卒業してからだと二回目の試みとなる。

僕の所属していたハンド部は同級生の部員数13名+マネージャー1名。別段仲が悪かったわけではないが、どうしてか卒業後はみんなバラバラになって定期的に集まるという事もなく、例えば僕は嫁が鬼のY君などとは定期的に会ったりしているが、他はと言えば・・ そういう繋がりが他でも数組あるだけで、全く誰とも連絡を取って無いと言うヤツもいるし、連絡は取れるが頑なに会おうとしないヤツもいる。そもそも部活仲間を着信拒否にしているやつもいるw

第1回目の全員に声を掛けた飲み会も、結局集まったのは2/3にも満たなかったはずである。

 (もしかして俺が思ってるよりみんな仲良く無かったのかなw?)

そういえば結婚式を挙げるヤツがいても呼んだり呼ばなかったりだ。呼ばれたって名前を間違えられてたりもする

うちの上の代の人や下の代の人らは仲が良くてしょっちゅう飲み会をしているらしい。そのまま教職や指導者の道を目指した人も多く、OB会みたいのにも顔を出しているそうだが・・・うちの代からは誰一人そういうのがおらず、思うにみんなハンドがあまり好きじゃない・・・・・・というレベルを超えて、ハンドが嫌い、若しくはトラウマになっている連中ばかりなんだと思うw

 (だから嫌な思い出に直結する部活仲間とは距離を置くのだろうか(;^ω^)?)

トラウマと言う程ではないが、僕も今でも夢に見る。夏休みの合宿で顔がパンパンに腫れるまでシュートブロックをさせられた事、朝の六時から夜の十時まで練習した思い出、先輩によるかわいがり・・・ 朝起きて自分が高校生じゃない事に心の底から安堵するのだ。

この話を飲み会でするとみんな頷いてくれるw
 

・・・さりとて想い出に罪は無し。思い立ったが吉日、悪い思い出だろうが久々に昔話に華を咲かせたいところであるためさっそくみんなに声を掛けてみる事に・・・

 「ところでおまえ、○○とか××の連絡先知ってる?」
 「え?知らないの?」 

今回幹事を務めるのは高校時代身長が高いというだけでエースにされた男。彼ほど自分の身長を憎んだ男を僕は知らないが、そんなエースは携帯の度重なる紛失により既に昔のアドレス帳を失っているという。

 「っていうか、みんな番号変わってたりするだろうし全員は連絡取れないかもな」
 「番号変わったことさえ報告しない仲なのか、俺らは・・・」

ちなみに僕は高校時代から電話番号は変わっていない。メールアドレスさえ変わっていない。周りを見渡せばさすがにそういう人は珍しいようだが、社会との接点の無さがモロに出ているようで、だがそれがいい!

おかげで当時のままのあだ名で高校時代の友達のアドレスが残っているので、ダメ元でみんなに掛けてみる・・・と、

 「あの・・・どちら様ですか?」
 「おいおいご挨拶だなwwwオレだよオレオレwwww」
 「・・・うみ?」
 「せwwいwwかwwいw」

一応繋がるのだが、ほとんどが僕のデータが消えて(消して??)るようで第一声が「どちら様でしょうか?」であったのはワロタ・・・ワロタ(´;ω;`)

ただ怪我の功名というか、普段僕らからの連絡を一切返さない男が仕事先の人と思ったのか律儀にかけ直してきたりもした。こいつは多分単に面倒だからかけ返さないだけで、特に避けているというわけではないと思うのでここぞとばかりにGETしてやれたのだが、

 ・・・プルルルル、ガチャ!

 「お、つながっ──ブチッ」

─ツー、ツー、ツー・・・

 「・・・(;^ω^)」

一人、僕らを完全に避けている野朗がいて、そいつはガチャ切りであった。そいつに電話をかける事自体が10年ぶりとかなんだけど、さすがに着信拒否はリセットされていたようだが以降繋がる事はなかった・・・

ちなみになぜこんな反応をされるのか正直謎である。僕らが苛めてたとか邪推する人がいるかもしれないがそのような事実は一切なく・・・恐らくだが、彼は部活が厳しすぎてついていけず、最後は男子マネージャーとして残っていたのだが、やはりそれら一切忘れたい過去なんだろうと思う。引退後は誰一人として彼と連絡を取れた人はいない。

 「マネさんはどうする?」
 「来たらロマンスが始まりそうなので自重しよう」
 「お、おお・・・まだそのネタ続いてるのか^^;」

というわけでw、結局集まったのは7人のみ。とは言え忖度とガチャ切りがあったとは言え男子部員13人全員に一応声をかける事が出来たのは思わぬ快挙であった。不参加者も用事や仕事で来れなかっただけなので次回があれば今度は完璧に集まるだろう。

↑後輩(オーナーシェフ)を無理やり呼び出して、当時自分たちがどう思われてたかを聞き出す罰ゲームの図w

  

 「どう?仕事。相変わらずパチプロ?」
 「馬鹿言え、妻の実家で次期専務だわいw」
 「なにそれw?」

我々もそろそろ髪や内臓脂肪の心配なぞをする歳である。久々に会って話すのは当然仕事や家庭の事になってしまうのだが、みんな驚くほどマトモに生きている。ちなみに僕の去年の年収がフィンガーフレアボムズ弱だったのだけど、普通に圧倒的最下位で驚かされる。

 「俺、最近古着屋始めたんだけど知ってる?街中の」
 「はあ!??」

一人とんでもないのがいて、整体をやって成功していると聞いていたがいつの間にか古着屋などもやっていて、年収が三本を超えたとか何とか・・・ 
 
 「うち?大和で3800万だったよ」
 「おれっちはセキスイで4500」
 「はあああああ????」

既に家を建てているというヤツにどこでどれぐらいで建てたか聞いてみたら次元が違った。なぜって彼らは土地持ちで、自宅の敷地内に新たに家を建てた組である。上モノだけで3800だの4500とか、この田舎町でどれだけの豪邸が出来るのやら・・・

 「おまえら実はすげえんだな」
 「いやいやwあれだけ遊び倒しておいて何とかなってるおまえが一番すげえわw」

何だかんだで集まればそれなりに盛り上がるのだ。決して仲が悪いわけじゃない。だけど次に集まるのが誰かの葬式とか、そんな気がしてならないのは何故だろうw

コメント

  1. 愛知のクマ より:

    実家のG県も土地が安い、若しくは親から貰ったやつらが多くて、自宅だけで3500〜5000万購入したやつらもいて、ビックリー!
    嫁のお腹に2号がいることもあり、ついに我が家もマイホを検討することに。
    嫁の働き次第で、自宅購入投資金が変わりそうです。
    自宅購入に期待値がはたしてあるのかわかりませんが、わたしも少しずつ頑張ります

  2. umi より:

    東京で同じ値段の新築見ると、田舎暮らしこそ人が人らしく生きられる理想って気はしますねwそして2号さん来ましたか、ご懐妊おめでとうございます(゚∀゚)新たな家族に新居にと・・・ますます忙しくなりますね!がんばれお父さん!

    自宅購入は文字通り子供達の帰る場所という面もありますし、メリットデメリットばかりでは計り得ないものは確実にあると思います!それにしたって家賃を払い続けるよりは・・・みたいな確実な期待値もありますし、まあいまさら僕がいう事でもないと思うのでよく相談して奥さんが動けるうちになるべく決められるといいですね♪うちはこだわりすぎてるせいもありますが、かなりメーカー探しで疲労困憊状態ですのでw

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