1/21　　恩返しがしたい

予想に反し、妻の実家の建て直し計画はスムーズに進んでいるそうで。

最初のプランを白紙に戻しやり直せと言った辺り、相当な波乱の展開を予想していただけに拍子抜けである。なんでも、次に持ってきたプランを見たら最初のプランが良くなったというのだから…（別にセカンドプランも悪くないと思ったんだがね）、ほとほとめんどくさいお施主様でござい（；＾ω＾）

でね、なんか現在もう一件抱えているらしくて、どっちを先にやるかって話になってるそうなんだけど…

フラットな希望だと6月辺りに解体をスタートし、11月の終わりぐらいには新居に入るという流れだったのだが…　同時期に似たような計画を建てている家庭があるらしく、工務店のキャパ的に同時進行は厳しいため、そちらを先に進めるとこちらの着工が7月過ぎまでズレ込む恐れがあるそうな。その場合、最悪新年を新居で迎えられない可能性が出てくるわけで…

…？じゃあ先にやって貰えば？夏場は忙しいから暇な時期に電気工事入れた方が俺はありがたいし（自分ちで宅内電気工事をやる事になっている）

そうしたいのは山々なんだけどね…ほら、おばあちゃんの一周忌を待ってから解体したいってのがあってさ

あ～…

昨年大往生した妻のおばあちゃん。5月の半ばに亡くなったので、一周忌を待ってから解体したいという事だが…　

一周忌って関係あんのか？

以前書いたが、自分は臓器とかは好きにやってくれ～って感じで、死後の事が死ぬほどどうでも良いのでそういう「お気持ち」に疎い。そうでなくても例えば盆に、生前住んでいた家で迎えてあげたいとかならともかく、一周忌ってそういうイベントだったっけ？という気持ちになってしまうのだが薄情なのだろうか。

正直私もどうでもいい派なんだけどね、母が…

え、意外だなぁ。あの人そういうの気にしないと思ってたけん・・・でもまあ、よほど強いこだわりが無いなら別に一周忌は気にしなくてもいいんじゃねーの？？

だね。そう言ってみるかな

本当は妻も義母もそんな事はわかっていたのかもしれないが、或いは薄情で空気の読めない誰かが「そう」言い出してくれるのを待っていたのかもしれないｗ

翌日、あっさりと計画は変更され（笑、結局先行で工事を行う事になり早ければ来月の終わりには解体が始まるようだ。

あー忙し忙し

と言うわけで、実家の片付けも急ピッチで行わねばならなくなった。休日返上でお手伝いせねばならず、これは墓穴を掘ったかもしれないｗ

あ！そういえば「あの石」ってどうなったんだ？

あの石、こと…義父が中国で買ってきた奇石の数々。妻の兄さんのツテで中国美術商の鑑定士とやらに見て貰うという話になったところまでは記憶になるのだが、

え？

だから、２万

ドル？…元？

に・ま・ん・え・ん！！

えぇええええええええええええ‼?

確か総額百万以上との触れ込みだったはずｗ

さすがにまんまその値段ってわけにはいかないだろうが、それでも2～30万くらいはあるのかなーと漠然と思っていただけに、1/50の値段と言うのはびっくらこいた。

いくらなんでも買い叩かれすぎじゃねーの？？

そう思っても素人にはわからない悲しさ。

よっぽど相見積もりじゃないけど、他の鑑定士にも見て貰ったらと思ったのだが、義兄夫妻はそのまま売っぱらってしまったそうだ。知り合いの中国美術商とやらがわざわざ遠方から来ていたからとかそういうのもあるのかもしれないが、なんにせよ釈然としない…　二万円は決して安くはないが、元値を思うと紙屑みたいなものだ。